採れたて!トレセン情報

第430回&第431回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●東京GI5週連続の最終戦・安田記念 その1●

今週から4歳馬のクラス編成が行われて、また新馬戦が始まり暦の上では夏競馬が開幕。ダービーの余韻も冷めやらぬ中、今週は春のマイル王決定戦が行われる。
そのダービーで2頭出し、皐月賞・ダービーの2冠を制したドゥラメンテ、ダービー3着のサトノクラウンを管理する堀厩舎は今週もリアルインパクト、そしてモーリスの2頭出し。
今年で7歳となるリアルインパクトは3歳時に安田記念を制して、また今年初戦となった豪州でのGⅠ制覇は記憶に新しい。いまだ衰えることなく、その粘り強さはさらに増しているほど。
一方のモーリスは関西から転厩してきて素質が開花。3連勝でGⅢを制して、そのままの勢いで一気に頂点を狙う。
全国リーディング1位の堀厩舎だが、素晴らしいのは勝利数だけではなく、その中身が群を抜いている。
先週までの時点で26勝、うち特別戦が13勝、重賞はすでに6勝。連対率は3割7分と驚異的な数字で、これが3着以内率となれば4割3分近くまで跳ね上がる。
多くのトップステーブルの馬房が20後半から30近くまである中、堀厩舎は22馬房。
いかに質が高く、また取りこぼしが少ないかが分かるだろう。

人気を集めるであろうモーリスは戸崎騎手から川田騎手へと乗り替わり。
これは戸崎騎手がフィエロを選択したからで、さらに言えばそのフィエロの主戦だった福永騎手がヴァンセンヌを選択したから。繋がっていないようではあるが、多くのことはこのように繋がっているもの。
ただ、厳密に言えばフィエロを選択したというよりは、先約がフィエロであって、つまり、モーリスがここまでのレベルだとは思っていなかっただろうし、だから確実に出走できるフィエロでマイラーズCと安田記念をセットで依頼を受けたとのこと。
また、冒頭に書いたように4歳であるモーリスはクラス編成の対象なので出走馬決定賞金が半額になり、一時外国馬が5頭予定していた段階では除外候補だった。
ただ、そこはやはり「持っている」厩舎と馬。5頭すべてが辞退したため、すんなりとボーダーラインをクリア。
万が一、安田記念を除外になった場合は来週行われるエプソムCで戸崎騎手が騎乗する予定だったらしい。
フィエロに騎乗する戸崎騎手にとって最大のライバルはやはりモーリスということになるだろう。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●条件的には格下ですが…●

『競馬の祭典』日本ダービーが終わり、お祭りの後の様な今週だが、日曜日には波乱要素十分のGI安田記念、そして土曜日より「来年のダービー」を目指した2歳新馬戦もスタート。新たな1年が始まった。

そんな今週は、2歳新馬戦のスタートとともに、4歳馬のクラス再編成で降級馬の存在もあり、まさに先週とは全く違う雰囲気だ。

土曜日の重賞、鳴尾記念に出走する唯一の4歳馬アズマシャトルも、このクラス再編成により収得賞金が半分になり、オープンから準オープンに降級した身。しかしながら、その自己条件は登録だけはしたものの果敢に重賞へ出走してきた。

条件的には格下なのだが、元より、以前にもお伝えしている通り、デビュー時から厩舎ではクラシックを意識していた素質馬、2歳時のラジオNIKKEI杯ではワンアンドオンリーの2着など、クラシックロードも歩んできたほど。そして秋の朝日CCでも好メンバー相手にコンマ2秒差の4着と、重賞でも十分勝負になる下地はある。

年明け3戦、2戦目の白富士Sこそ快勝したものの、京都金杯と新潟大賞典ではよもやの2桁大敗を喫してしまった。これは、時計の速い決着、また上がりの速い勝負は得意とせず、洋芝の札幌や、阪神コースで実績があるように、どちらかと言えば少し時計の掛かる馬場が得意なタイプ。ましてや前走は休み明けだった事も影響した様だ。

今回の舞台は、開幕馬場とは言え時計の掛かる阪神コース、そして降雨の影響もあり、より時計の掛かる決着となるだろう。

アズマシャトルの馬そのものの状態も、休み明けを使われ、普段はゴトゴトして硬いところを見せるこの馬が、そういう面を見せず柔らか味が出てきた。さらに、いつもなら追い切りでややモタれる面を見せるのだが、今週の追い切りではまっすぐ伸びて3頭併せの最先着。使ったことの上積みは相当あると言って良いだろう。

重賞とは言え、バリバリのオープン馬と言えるのは2・3頭、条件的には格下とは言え、その遜色無い能力と使った上積みを考えれば、馬券対象内に飛び込んできても不思議は無い。そして今後も注目の1頭になりそうだ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●安田記念で初GI?●

日本ダービーが終わり春のGIシーズンも終盤、今週は5週連続東京GIの締めとなる安田記念が行われる。お祭りの後ではあるが、能力比較の難しい混戦メンバーで馬券的には非常に面白くなった。

まず、前哨戦のマイラーズCと京王杯SCを少し比較してみよう。ともにスローのヨーイドンで上がり勝負のレースになったが、マイラーズCは前半の3Fが35秒3、そして上がりの半マイル(4F)が44秒9。対して京王杯SCは、前半の3Fが36秒0、上がり半マイルは45秒6、コースや距離、馬場の違いはあるが、この比較からするとマイラーズC組の方が中味は優秀だろう。

そのマイラーズCを勝ったレッドアリオンは、前走時にも当コーナーで取り上げたが、そもそも昨秋のマイルCSでも期待されていた。ただ直線で内ラチに押し込められバランスを崩すところがあり大敗を喫してしまった。

年明けの洛陽Sでは、好スタートから好位を進み直線力強く抜け出し快勝。そして前走のマイラーズCでも同じ様に好スタートから好位で折り合い、直線は鋭く抜け出し重賞初勝利を挙げた。この2戦で手綱を取っていたのは、3歳時にはフローラルウォーク賞からコンビを組み、ニュージーランドTでは僅差2着、GIの舞台NHKマイルCでも戦った仲の川須騎手。一時は小牧騎手が主戦になりつつあったが、洛陽Sのワンチャンスをモノにして重賞を勝ち、再び東京のGIの舞台に挑む事になった。

本人としても、その3歳時の思いもあり喜びも大きいだろう。そして、再び訪れたビッグチャンスに気合も入るところ。

今年で6年目を迎える川須騎手、2年目には90勝以上を挙げブレイクしたが、その後は毎年勝ち星を減らし、今年もまだ11勝で昨年を下回るペース、ただキッカケを掴めばすぐにチャンスは回ってくるところにはおり、ここらで大きいタイトルを獲って存在をアピールしたいところでもある。

今年のGIは、フェブラリーSの武豊騎手に始まり、Zパートン・岩田・ミルコ・横山典・戸崎・浜中と、GIを幾つも勝っているジョッキーが勝ち続けているが、そろそろ「初GI制覇」があってもいい頃、レッドアリオンと川須騎手のコンビには注目してみたい。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●東京GI5週連続の最終戦・安田記念 その2●

今週から4歳馬のクラス編成が行われて、また新馬戦が始まり暦の上では夏競馬が開幕。ダービーの余韻も冷めやらぬ中、今週は春のマイル王決定戦が行われる。

昨日は堀厩舎について触れたが、その他ではカレンブレックヒルは主戦の秋山騎手が落馬負傷のため武豊騎手へ、ブレイズアトレイルは田中勝騎手で予定していたが、ルメール騎手が騎乗予定だったロゴタイプが先週の時点で取り消したため、あっさりと田中勝騎手からルメール騎手へと乗り替わり。

そんな中、自力でチャンスを掴んだのがサトノギャラントに騎乗する柴山騎手。

直近1年間で賞金を加算していなかったサトノギャラントにとって前走の谷川岳Sでの勝利はかなり大きく、勝ったことで安田記念出走と柴山騎手からすれば北村宏騎手から主戦の座を奪い取ることに成功。

新興勢力が台頭してきたマイル路線。マイル王の座に就くのは、果たして?!


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