採れたて!トレセン情報

第436回&第437回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●グランプリ御用達●

今週は上半期の総決算と言えるグランプリ宝塚記念が行われる。焦点はやはり、JRA史上初となる平地GI3連覇の懸かるゴールドシップに注がれている。前走の天皇賞・春でゲート再審査の制裁を受けたため、この中間はいつもより栗東トレセンにいる期間が長く、その分しっかりと乗り込め、調教時計も動きも良く、前走とは中味も違うようだ。とにかくデキはもの凄く良さそうで、しかも阪神は力のいる芝、さらに週末の雨予報と、負けようが無いくらいのお膳立てが整いそうだ。

そんな宝塚記念だが、宝塚記念と言えばドリームジャーニーで制した2009年を皮切りに、2011年には5頭出しをするなど6年連続して管理馬を出走させている、グランプリ御用達厩舎とも言える池江泰寿厩舎が、今年も管理馬を3頭出走させてきた。

その3頭の中でエース格と言えば、今年になって重賞3勝と本格化してきたラブリーデイ。今年5戦して3勝、負けた2戦の勝ち馬は奇しくもゴールドシップなのだが、元々ラブリーデイはハミに敏感で折り合いが少し難しいタイプ、「ゴールドシップに負けた」と言うよりは「距離で負けた」とも受け取れる。ゆえにまだ勝負付けは済んでいない。今回は自らの得意距離の舞台、逆転の可能性もあるのでは無いだろうか。状態も「パンパンの良馬場なら自信が持てる」というほどデキも良い。

但し、その「パンパンの良馬場なら」というのがミソで、勝って来たレースの時計が速い様に、テキの池江師も「馬場が悪くなると…」とその馬場は懸念していた。ただひとつ言えることは、今まで道悪での競馬は経験が無く、本当に苦手かどうかは未知。同じキンカメ産駒でパワーのある道悪巧者もおり、一概に「ダメ」とは言えないだろう。実際、雨が降っていた一昨年の小倉記念ではやや重の馬場で2着した実績もあり、パフォーマンスを下げない可能性はある。

6年連続出走の御用達厩舎だが、出走させるだけでなくその6年で2勝2着1回の好成績、今年もエース格のこの馬を馬券対象内に飛び込ませるか注目したい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●大物食いの可能性はある!●

今週は上半期の総決算と言えるグランプリ宝塚記念が行われる。土曜版でもお伝えしている通り焦点はやはり、JRA史上初となる平地GI3連覇の懸かるゴールドシップに注がれている。そのゴールドシップ、やはり土曜版でお伝えしている通りゲート再審査明け、ゆえにゲート入りは一番最初に行われる。そうなると、ゲートの中で長い時間待たされるため「恐らく出遅れるのでは」と言われている。それでも、状態も良く得意馬場、3連覇に向けて障害になるほどでは無いだろう。違いがあるとすれば相手関係、過去2年の宝塚記念では、ある程度ゲートはスムーズに出て1コーナーでは先団に取り付き好位からの競馬、そのまま流れ込む競馬で2・3着も前付けしていた馬を残していた。今年は前述の通り出遅れる様ならば、1コーナーは恐らく後方で回り、向こう正面か3コーナー過ぎで捲る競馬になるだろう。この形態でゴールドシップが勝つ場合は、得てして前は潰され後方待機の差し馬が台頭してくる。そんな展開にドンピシャ嵌るのがディアデラマドレだ。

昨秋のエリザベス女王杯ではラキシス・ヌーヴォレコルトの後塵を拝し、今年の2戦も掲示板にも載れない敗戦を喫している事で評価は下がっているこの馬。しかし、その昨秋のエリザベス女王杯は、当時内が伸びる馬場だった京都コース、上位2頭は内を回ってのもので、外をまくり気味に進出したディアデラマドレは3着とは言え五分以上の評価をしていい内容。今年の2戦に関しても、前々走のマイラーズCはやはりイン有利の馬場で超スローの最後方、結果7着も上がり3F31秒9の鬼脚は使った。前走は逆にテンが流れ過ぎ脚が溜まらず敗退、どのレースも敗因はある。少なくとも、エリザベス女王杯の上位2頭が人気になるのなら、馬券的には断然この馬の方が面白い存在だろう。

また、昨秋の愛知杯で極悪馬場でも豪快に差し切っている様に、道悪自体は苦にしない馬、ましてや外差しが決まっている今の阪神芝コースなら、大物食いの可能性まであるだろう。鞍上はその一発の騎乗が出来る藤岡康太騎手、先日のマーメイドSでも同じ阪神芝内回りコースで大外を豪快に追い込み優勝、いいイメージでレースが出来るはずだ。GI馬のラキシスやヌーヴォレコルトに先着するだけでなく、ゴールドシップをも差し切ってしまうシーンも意外とあるかもしれない!


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●グランプリレースの裏で騎乗するわけは…●

エピファネイア、ヴァンセンヌの回避によって宝塚記念は今年のGⅠでは何度目かのフルゲート割れ。

実は2週間前に行われる特別登録以前にはもっと多くの出走予定馬がいたが、アクシデント等によって回避をした馬が多くいた。

その影響を受けたのが関東リーディング上位の戸崎騎手、田辺騎手、内田騎手の3名。

まず戸崎騎手だが、騎乗を予定していた馬は今年春の香港競馬に遠征したステファノス。

ただ、遠征の難しいところのひとつに挙げられる、帰国後のダメージが大きく、つまりは回復に時間がかかってしまい間に合わなかったとのこと。

出走してくれば人気を集めただけに残念ではあるが体調さえ戻ればということなので、秋には復帰してくるはず。田辺騎手は天皇賞・春でもコンビを組んで出走したクリールカイザーで予定していたが、特別登録の近くになった段階で足元がモヤモヤしたとのことで、大事を取っての回避となったようだ。

すでに次の目標として得意の中山でオールカマーから、となっているようなのでステファノス同様に復帰が楽しみだ。

内田騎手はというと、ラブリーデイに騎乗する予定だったらしいが、川田騎手が騎乗予定だったエアソミュールが宝塚記念ではなく函館記念へと目標を変えたため、川田騎手の予定が空いたなら川田騎手へ、というオーナーサイドの希望でキャンセルされることになってしまったようだ。

3騎手3様の理由ではあるが、急きょ東京へ予定を切り替えることになっても、3騎手ともに多くの騎乗馬はもちろん、実力・人気馬に乗っているあたりはさすがというところ。

特に内田騎手は昨年末か年始にかけて多くの関係者が「もう終わったのでは」と辛口なジャッジをしていたが、春先から一気に勝ちだしたことで手のひらを返す、とはまさにこのことだというほど、評価は一変して「さすが」となり騎乗依頼が一気に増加。当然、馬の質も向上したことでいい相乗効果が生まれて好循環。

どのスポーツにしても、やはり一時代を築いたレジェンドたちは年齢による衰えがあったとしても、それを補うだけの知恵と腕と諦めない気持ちがあるということだろう。

勢いの衰えない戸崎騎手に田辺騎手、勢いを取り戻した内田騎手。グランプリレース宝塚記念の裏での熱い戦いにも注目してもらいたい。


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