採れたて!トレセン情報

第452回&第453回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●サマーシリーズ真っ只中ですが…!?●

夏のサマーシリーズ真っ只中、今週は小倉でサマースプリントシリーズ第4戦の北九州記念、そして札幌ではサマー2000シリーズ第4戦の札幌記念が行われる。

スプリントはシリーズ中レース数の最も多い6戦で争われるため、ここで優勝が決まる事はまだ無いが、現時点で同点トップの3頭のうち、ここへ出走するベルカントは、ここは是が非でも勝っておきたいところだろう。と言うのも、この後のスプリントシリーズ残り2戦、来週のキーンランドCへの出走は事実上可能性は無く、出走できる可能性があるとすれば3週後の阪神で行われるセントウルS。その阪神コースで勝った実績はあるものの、前走のアイビスSDで久し振りの勝利を挙げたように、やはりスピードを最大限に活かせる平坦コースがベスト。ゆえに得点を加算するチャンスがより大きいのは、平坦小倉で行われるここという事になる。鞍上はデビュー時からそのほとんどで手綱を取る武豊騎手、マヤノリュウジンでいったんは決まりかけていたが、お手馬が使うとなってこちらにスイッチしたそうだ。

夏の重賞とあって、そのサマーシリーズが注目にはなるが、そのシリーズとは全く関係の無い存在ながら、そのベルカント以上に注目とも言える馬が出走している。そう、事実上デビューから5連勝中のビッグアーサーだ。デビューは遅く3歳春、しかも裏開催の福島とあって当時はまだ地味な存在、夏の小倉は取り消し立て直した2戦目は年明け、しかもまた裏開催の小倉でまだ地味な存在だった。しかし、その2戦を見ている者なら「コレは相当な器では」と感じる圧巻のレース振りだった。

全国デビューとなったのは3戦目、舞台は裏開催の中京だったが、GI高松宮記念当日の特別戦とあって、その強さを目の当たりにしたファンは多かったはずだ。まだ1000万条件とは言え、後の重賞勝ち馬ティーハーフを並ぶ間もなく差し切ったそのレースは、3着以下も大きく引き離しており、まさに格の違いを見せ付ける内容。「来年の高松宮記念を勝つのでは?」とも思ってしまうほどの豪快なパフォーマンスだった。

その後、クラス再編成を挟み準オープンも連勝、今回は晴れて重賞挑戦となる。

鞍上には引き続き藤岡康太騎手、北海道シリーズを主戦場にしているが再びこの馬のために小倉へ参戦。管理する厩舎は父親の藤岡健一師、さらに今週の追い切りで跨ったのは兄の藤岡佑介騎手、まさに親子兄弟で挑む一戦だ。因みに、兄の佑介騎手は父の厩舎で重賞勝ちはあるものの、弟康太騎手は重賞を13勝もしていながら未だ父の厩舎では勝っていない。そういう意味も踏まえてここは力の入るところ、そして勝てば秋の大舞台スプリンターズSへの参戦も見えてくる。サマーシリーズとは無縁のこの馬だが、それ以上に注目の存在と言えるだろう。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●西へ東へ●

北海道シリーズの総決算とでも言うべき、伝統のGⅡ札幌記念。

特に近年は多くのGⅠホースたちが秋へのステップレースのために、中でも凱旋門賞へのステップとして選ばれるほどの大事なレース。

今年も結果次第では凱旋門賞へと狙いを定めていた3歳牝馬のルージュバックが出走を予定していたが、先週熱発したため回避を表明。

主戦の戸崎騎手は美浦でかなり落ち込んでいたが、「熱発なら一時的なものなので残念ですが大事に至らなかっただけ良かった」とすでに気持ちを切り替えているようだった。

ここで普通ならお目当てとなる、メインレースの騎乗馬が一週前の段階で回避となれば多くの騎手は予定を変更するものだが、戸崎騎手はそのまま札幌遠征へ。

他に多くの依頼を受けていたのでそちらを優先したい、とのことで日曜日は計5頭に騎乗。

しかも、ルージュバックが回避したことで札幌記念への騎乗馬はいない状況だったにもかかわらず、出走を迷っていたサクラアルディートを確保してしまうあたり、転んでもただでは起きないあたりは、やはり「持っている男」だ。


一方、予定を変更したのが現在新潟リーディングトップのデムーロ騎手。

どういうことかというと、もともと今週の日曜日デムーロ騎手は札幌記念でエアソミュールに騎乗する予定だった。ところが、エアソミュールがレース2週間前に回避を発表したため、早々に新潟へと予定を切り替えた。

一旦は札幌となっていたためすぐに騎乗馬の依頼はなかったようだが、そこは人気騎手。

新潟での騎乗が知られてからは一気に集まり日曜日は10頭に騎乗。

当然、有力馬が多くリーディング独走への準備は整っているようだ。

このように、いつもどおり新潟で騎乗しているように見えてもそうではなかったり、遠征していてもお目当ては違ったりと、多くの動きがあってレースは成立しているのだ。これが馬券の狙いに役立てばうれしい限りだ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●注目のサマーシリーズ●

今年の夏は主戦場を新潟としている岩田騎手、しかし先週の日曜日は重賞エルムSに騎乗するため札幌へ遠征、そして見事勝利しJRA重賞騎乗機会5連勝を成し遂げた。今週も土曜日は新潟で乗るものの、日曜日は札幌記念に騎乗するために遠征する。お手馬は函館記念を勝ったダービーフィズ、武豊騎手が記録を持つJRA重賞騎乗機会6連勝に挑む。

話題的には、その岩田騎手にばかり注がれるが、実はダービーフィズ自身、サマー2000シリーズの優勝が懸かる一戦。七夕賞を勝ったグランデッツァが秋のマイルCSに向けてローテーションを思案中、小倉記念を勝ったアズマシャトルも、秋の天皇賞へ向けたローテーションの予定、ゆえに優勝圏内にはダービーフィズを始めステラウインド、ハギノハイブリッド、そしてヤマカツエース辺りがこの札幌記念の結果次第で有力になる。特にダービーフィズは、勝てば12ポイント獲得で最終戦の新潟記念を待たずして優勝が確定する。そんな意味で注目の1頭であることに間違いないが、前走の函館記念は乗れている岩田騎手の好騎乗と、やはりメンバーが手薄だったことも確か。今回はGⅡであることはもちろん、夏の重賞では最も大きなレースで、ハープスター・ゴールドシップで決まった昨年ほどではなくともメンバーは揃い簡単には勝てないだろう。

その好メンバーの中で、GI馬では無いものの、GIで再三好勝負を演じているラストインパクトには注目してみたい。何より、管理する松田博資師のラスト札幌記念、鞍上にも厩舎の勝負ジョッキーとも言える川田騎手を小倉から呼び寄せて、昨年のハープスターに続く連覇に挑む。

今春は天皇賞・春を意識して長距離戦を使って来たが、重賞を3勝している様に本来は2000m前後の中距離がベスト。また小回り実績もあり、この2戦に比べれば今回の舞台は断然条件は良い。サマー2000シリーズの優勝にはさすがに厳しい(勝てばダービーフィズの着順と新潟記念の結果次第で可能性はある)かも知れないが秋の飛躍へ向けてここは是非欲しいタイトル。そして鞍上の川田騎手、サマージョッキーズシリーズで現在第3位につけており、勝てばグッと優勝チャンスが近づいてくるここは力の入る一戦になるだろう。岩田騎手=ダービーフィズのコンビも注目だが、このラストインパクト=川田騎手のコンビにも注目してみたい。


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