採れたて!トレセン情報

第476回&第477回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●最もラッキーだったのは!?●

先週の天皇賞ではラブリーデイが横綱競馬で快勝し、新たなスターホースの出現を感じさせ、秋のGIシーズンも佳境に入る。その前に今週は、毎年恒例ではあるがひと息入るGI狭間の週末、ただそれでも土日で重賞が4鞍も行われる豪華な1週間だ。

土曜日は東西で暮れの大舞台を睨む2歳重賞が行われるが、ここはジョッキーの「異動」が非常に面白い。まず目に入るのは、先週ラブリーデイを川田騎手の代打騎乗ながら見事勝利に導いた浜中騎手の動向。前走で上がり33.0の決め手を繰り出し快勝したメイショウスイヅキを勝たせていながら、また京王杯2歳Sにも新馬戦を追うところなく圧勝したボールライトニングがいながら、東京へも行かず京都のファンタジーSでタガノヴィアーレに騎乗する。ここが初騎乗なので違和感を憶えるのは当然だろう。

その理由は、実は新馬戦で手綱を取ったボールライトニングには相当なインパクトを憶えたらしく「次も乗りたい」という事になった。そのボールライトニングはデイリー杯2歳Sを予定したため、同じタイミングで騎乗依頼があったタガノヴィアーレを受けた形。ところが、オーナーサイドの意向でボールライトニングが京王杯2歳Sに参戦する事になり、先約優先で乗れなくなってしまった経緯。その翌週の競馬でメイショウスイヅキが圧勝、もちろん乗る事は出来ず、メイショウさんが懇意にしている武豊騎手に落ち着いた。こういうところでチャンスある馬が回ってくる辺りが「さすが持っている男」と言うところだろう。

しかし、このレースに関しては「もっと持っている、ヒキの強い男」が存在する。

このレースには、出走表には載っていない馬で出走予定をしていた馬がいる。ウインミレーユとシンハライトだ。

ともに前走池添騎手で勝った馬、もちろんともに騎乗依頼があったが最終的にはシンハライトを選んでいた。しかしシンハライトは出走回避、ウインミレーユは松山騎手で決まっていたので乗り馬は無い状況だった。しかし、先週日曜日にミルコ・デムーロ騎手が騎乗停止の制裁を課せられ、そのミルコが乗る予定だったワントゥワンの鞍上が空席となりお鉢が回って来た。しかも、ウインミレーユは今週の調教時に坂路で転倒してしまい大事を取って回避、まさに驚異的な「ヒキ」で有力馬の騎乗をGETした池添騎手。ここまで最もラッキーなのは間違いなく彼だろう。これで結果勝つようなことまであれば相当な幸運だが、今までを見てもそういう「運」を持っているジョッキー、注目してみたくなる。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●今年も波乱模様の2歳短距離●

GⅠシリーズの谷間となる今週は4つの重賞が行われる。

土曜日の東京で行われる京王杯2歳Sで注目したいのはボールライトニング。

新馬戦では馬なりでメンバー最速の上がりを計時。着差以上に強い内容で衝撃を与えた。

浜中騎手が京都で先約があったため、福永騎手に乗り替わる予定だったが、その福永騎手が落馬負傷で鞍上が空白に。癖があるので追い切りに乗れる関西で鞍上を探していたが、上位陣には予定が入っておりキャンセルができないということで関東で探すことに。

関東の上位陣で追い切りに乗りに来れる騎手、という狭い選択肢の中、なんと鞍上は蛯名騎手に決定。

どうやらタイミングが良かったらしく、京王杯2歳Sで予定していた馬が直前でキャンセル。追い切りの都合はつくということで無事に収まったという経緯。

追い切りの感触はというと、やればやるだけ動けるし福永騎手が乗りに来ようとしただけはある、と高評価とのこと。キャリアが浅い馬が多いだけに毎年混戦模様。

ここで勝ち上がった馬が朝日杯FSでの上位を形成することになる大事な一戦。一歩リードするのは?!


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●騒がれていませんが…●

ルメール・ミルコが日本を主戦場として騎乗を始めた今年、さらに短期免許を取得して来日してくるジョッキーも含め、外国人が騎乗しているのは日常茶飯事となった昨今、今週からまた新たな外国人騎手が短期免許を取得し年末まで日本で騎乗する。ミルコやクリスチャンと同じイタリア人で主戦場はイギリスのアンドレア・アッゼニ騎手。イギリスのジョッキーと言えば、次週から来日予定のライアン・ムーア騎手、そして鳴り物入りで来日したウィリアム・ビュイック騎手が目立つところ。その二人に比べ全く騒がれてはおらず、ましてや初日の活躍も今ひとつで注目はされていない様子。しかし実はなかなかの若手ジョッキーだ。

3年くらい前から頭角を現しブレイクし始め、まだ24歳ながらここまで重賞40勝、内GI11勝という実績を残している。今年は昨年ほどの勝ち鞍は挙げていないものの、カタールと専属契約しさらに上のステージが見えてきている。

今回の初来日に関して、やはり最初からいい馬が巡ってくるとは思っておらず、とにかく目の前の騎乗馬を精一杯乗る事、そして少しでも良い結果を出しアピールしていきたいという姿勢。すぐに結果は出ないかも知れないが、近い内に日本でもブレイクする可能性があり、早くから注目しておきたい。

日曜日の重賞みやこステークスではマイネルクロップに騎乗。今回は平安ステークス以来となるこの馬だが、2ヵ月ぶりだった前走は放牧明けで戻ってからも追い切りが今ひとつ、状態としては微妙なところもあった様だ。その後は再度放牧に出され立て直し、帰って来てから2週ほどだが、今回は前回とは行きっぷりが全然違い掛かって行くくらいになった。このレース、順調に使われてつつ好走しているのはダノンリバティくらいで、他は一長一短あるメンバー構成、そんな中なら、立て直したマイネルクロップなら勝負になって良いはずだ。ムーアやビュイックと違い騒がれてはいないが、注目していいジョッキーである事には間違い無い。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●外国人騎手のブームは終わらない、のか・・・●

アルゼンチン共和国杯の勝ち馬はジャパンカップ、または有馬記念で伏兵的な存在として扱われることが多い。今年も難解な長距離ハンデ重賞にふさわしいメンバーが集結。

注目したいのは約1年4か月振りの復帰戦で見事に勝利を挙げたプロモントーリオ。

鞍上は前走に引き続きM・デムーロ騎手を予定していたが先週騎乗停止処分を受けてしまった。

馬柱にあるように最終的には弟のC・デムーロ騎手に収まったわけだが、そこに至るまでには色々とあったようだ。関東の上位陣では横山典、北村宏騎手が空いていたがオーナーの希望は外国人騎手が第一希望。

この時点でC・デムーロ騎手が予定していた馬は補欠1番の格下・準オープンの馬。

アルゼンチン共和国杯の予定馬に回避が出ない限り、補欠1番が繰り上がることはないので、プロモントーリオは直前まで待つことに。そして、結果はオーナーの希望どおり外国人であるC・デムーロ騎手へ。

兄から弟への乗り替わりとなったというわけだ。

外国人騎手以上に上手い日本人騎手もいれば、日本人騎手よりも劣る外国人騎手も多くいる。

なんでも外国人騎手というのはあまりに浅はかだと思うが、ただ、彼らの多くが結果を出していることも事実。

C・デムーロ騎手に恨みがあるわけではないが、ここはなんとなく他の陣営を応援してみたい気がする。


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