採れたて!トレセン情報

第491回&第492回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●「持っている」男はだれなのか●

60回目という節目を迎える有馬記念。

それぞれの馬にドラマがあるが、ここで注目したいのはダービーフィズとゴールドアクターの2頭。

まず、ダービーフィズと田辺騎手。

すでにご存知の方も多いと思うが、一応お伝えしておきたい。

先週の競馬が終わる前までダービーフィズは有馬記念の出走順番が16番目でぴったりと出れる予定だった。

ところが、トーセンレーヴが先週の日曜日のメインレース、ディセンバーSを制したことで状況が一変。

有馬記念補欠候補だったトーセンレーヴが賞金を加算したことによって、有馬記念に出走する場合ダービーフィズの賞金を上回るため、ダービーフィズが補欠1番手に繰り下がってしまったのだ。

今週の月曜日の時点では出否未定だったが、火曜日にゴーサイン。

ダービーフィズは補欠1番手となってしまったのだ。

ところが、水曜日になってショウナンパンドラが出走回避を表明。

上位に回避が出たため、補欠1番手から繰り上がって、再度出走が決定。

「出れる」→「出れない」→「出れる」となったわけだ。

ゴールドアクターの主戦を務める吉田隼は約1か月前に骨折してしまい今週からの復帰。

骨折直後の診断は全治1か月以上で有馬記念に間に合わない公算が大きかった。

ところがそこは若さと有馬記念に騎乗したいという強い気持ちで、なんとか復帰にこぎつけた。

実際のところ、まだ脚の痛みはあるようだが、騎乗できないというほどではないらしい。

それだけ他の騎手の手にゴールドアクターを譲りたくないということだろう。

伏兵的な存在のダービーフィズとゴールドアクター。

本当に「持っている」なら、世間を驚かすシーンがあるかも、しれない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●有馬記念以上!●

中央競馬の本年最終日、中山では2年後にはGIに格上げされるというホープフルSに、なんと言っても今年を締めくくるグランプリ有馬記念が行われる。しかし、今年の中央競馬は有馬記念で終わるわけではない。その後に中山最終レース・ハッピーエンドCが、そして阪神最終レース・ファイナルSが行われる。特に、発走時間が16時25分のファイナルSは、正真正銘の今年の中央競馬最終レース、ある意味で有馬記念以上に、今年の収支を大きく左右する重要なレースだ。

ところで、中央競馬最終日のこの日、競馬を知らない人でも参加するという有馬記念に、馬券を買わない人でもこのジョッキーの名前は知っているという、武豊騎手が参戦しないのは残念な限り。騎乗予定だったラキシスが回避し引退となり、仕方なくこの日は阪神での騎乗に切り替えた。今年は6年振りに年間100勝を達成し、国内重賞10勝の大活躍、先々週には香港Cを見事な騎乗で制覇し、全盛期を彷彿させる勢いもあり、有馬記念での騎乗ぶりは是非見たかった。しかし、そんなジョッキーなゆえに唯では終わらないはずだ。

先ほどもお伝えした、ある意味で有馬記念以上に重要なレース、今年最後の中央競馬最終レース・ファイナルSではグレイスフルリープに騎乗する。実はこの馬の手綱を取るまでには複雑な経緯があり、ここでも「持っている男」っぷりを発揮している。もちろん、最終的に勝利を掴んでこそ「本当に持っている男」になる。有馬記念への参戦は叶わなかったが、それ以上に重要で、しかもスポットライトの当たる、今年の中央競馬最終レース・ファイナルS、唯では終わらない「持っている男」の騎乗ぶりはとにかく注目だ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●実はギリギリでの出走です!●

いよいよ今年の中央競馬も最終週、メインは第60回有馬記念。週中水曜日にジャパンCを勝ったショウナンパンドラの回避が発表されたのは残念だったが、ドリームレースに相応しい現役屈指のメンバーが揃った。

ところで、そのショウナンパンドラの回避により、一時は除外候補となっていたダービーフィズが繰り上がりで出走枠に滑り込み話題となっているが、実はギリギリ出走枠に滑り込んだのは、実際のところ獲得賞金順ではダービーフィズよりも下だった馬、そうサウンズオブアースの方だ。そもそもこの馬、菊花賞2着などがあるもののまだ2勝しかしていない。ゆえに獲得賞金は少なく、ここでも普通の状況なら除外候補だった。しかも、ファン投票上位10頭までに優先出走権が与えられる有馬記念特有のシステムでも、一時は11位という対象外だったため「有馬記念でミルコの乗る馬がいなくなるのでは…」とも囁かれていた。しかし、ご存知の通りラキシスが引退となったため、ファン投票10位に繰り上がり、結果的にギリギリで出走枠に滑り込んだ。

この2頭、ともに社台ファームの生産馬。社台ファームと言えば1992年のオークス(アドラーブル)以来20年以上、生産馬がJRAGIを毎年勝ってきたのだが、なんと今年はいまだ未勝利、大きなチャンスだった先週のエアスピネルが惜しくも2着に敗れ、いよいよ今週の有馬記念がラストチャンスとなってしまっている。そんな状況下での、このギリギリでの出走、何か感じぜずにはいられないだろう。最後の最後、土壇場での快走、可能性はありそうだ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●朝日杯FS対ホープフルS●

先週、阪神で行われたGⅠ朝日杯FSは1勝馬のリオンディーズが圧勝。

一躍クラシック戦線のトップに立ち7000万円を手にした。

一方、今週の日曜日、中山で行われるホープフルS。

こちらはGⅡという位置づけで格としては朝日杯FSよりも当然、下になる。

ただ、優勝賞金は6500万円もあり、朝日杯FSとの差はわずか500万円だけ。

これはどうしてかというと、ホープフルSは再来年、GⅡからGⅠへと格が上がるため。

ホープフルSが行われる中山2000mは皐月賞と同じ舞台。

一方の朝日杯FSは1600mで行われるため、クラシックに直結するかと言われればNO。

つまり、JRAの方針として、朝日杯FSはマイル路線。ホープフルSはクラシック路線。

このようにカテゴリーを分けていきたいということ。

2週続けて2歳のGⅠが必要なのか、という問題はさておいてホープフルSの情報をお教えしたい。

人気を集めるのはロードクエスト、バティスティーニ、ブレイブスマッシュあたりだろう。

気になっているのは1勝馬のハートレー。

実はハートレー、騎乗停止になっていなければムーア騎手が騎乗する予定だった。

新馬戦を制したあと、「次に出走するレースでも乗せてほしい。大きいところで勝負になる馬」と絶賛したとのこと。その言葉どおり、より出走が確実な2勝馬からの依頼がきても断っていたというのだから、その期待の大きさは相当なものだったのだろう。

先週に続いて、1勝馬が素質だけで凌駕してしまうのか。キャリアを積み重ねてきた馬たちが実力を示すのか。

そして、最優秀2歳牡馬に選ばれるのはリオンディーズか、ホープフルSを制した馬なのか。

来年に向けて目が離せない。


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