採れたて!トレセン情報

第493回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●開幕重賞はこの馬と人!●

新年、明けましておめでとうございます。2016年の中央競馬が開幕します。

雪が降りコースの閉鎖もあった昨年に比べれば、暖かく平穏な正月を迎えた今年の栗東トレセン、昨年の全国リーディングジョッキーは130勝をマークした関東の戸崎騎手が獲ったが、関東の2位は87勝の蛯名騎手、以下内田博騎手の80勝、田辺騎手の77勝、北村宏騎手の76勝と続く様に戸崎騎手だけが突き抜けている。片や関西は、全国2位の福永騎手の121勝を筆頭に6人が100勝以上を挙げ、7位の浜中騎手でも98勝と関西はやはり層が厚い。この上位の中でも、武豊騎手が6年振りに100勝以上をマークしたのはトレセン関係者にとっても大きな出来事。重賞も10勝、平地GIのコンプリートは惜しくも成し得なかったものの、香港Cを制するなど、再び存在をアピールした年になった。

当然今年も、さらなる活躍を周りも期待しているし本人もそのつもりだろう。

開幕重賞の京都金杯で騎乗するのはトーセンスターダム。デビュー戦から乗り続け、クラシックも共に戦ったお手馬。昨秋は騎乗していないのだが、実はカシオペアSのあとはジャパンCか昨年に続くチャレンジCへの出走が本線で、もちろんその時は武豊騎手騎乗の可能性もあった。そしてその時点で武豊騎手はマイルCSでの騎乗馬が決まっていなかったためダイワマッジョーレの依頼を受けた形。しかし、急遽トーセンスターダムがマイルCSを使うことになり、先約を断るわけにはいかず泣く泣く手放した。しかし、ここで他のジョッキーに手渡してしまうと、再び自分のお手馬に戻し難くなるため、弟の幸四郎を起用してもらった様だ。ある意味で、「次は乗ります」の意思表示とも言えるだろう。

初めてのマイル戦、しかもGIの舞台とあって結果は出なかったが、見せ場は十分で収穫あるレース、やはり京都の外回りは合うようだ。

京都金杯は同じ外回りマイルの舞台、そして鞍上には真打ちの武豊騎手、前回乗れなかった分と、何より自らの存在をアピールする絶好の舞台、昨年以上の活躍、あわよくばリーディング奪回まで視野に入れるならば、是が非でも結果を出したいところ。またそういう時に結果を出すジョッキーでもある。開幕重賞はトーセンスターダム=武豊から目が離せない!


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●今年を占う金杯●

2016年の幕開けを告げる中山金杯&京都金杯。

中山金杯はフルゲート割れという寂しいスタートとなったが、そのわりには好メンバーが集結。

またルメール騎手、デムーロ騎手、年明けの外国人騎手でお馴染のF・ベリー騎手がそれぞれに東西の有力馬に騎乗しており、馬も騎手も昨年に劣らない好勝負となりそうな予感。

その中でも注目したいのがブライトエンブレムのルメール騎手と、バロンドゥフォールの横山典騎手。

この2頭の共通点とはなにか。

それは主戦がともに田辺騎手ということ。

その田辺騎手は昨年の最終週で腰を痛めて土曜日の途中から騎乗を取りやめ。

翌日の日曜日、有馬記念も含めてすべてをキャンセル。

その後は腰の状態と相談していたようだが、無理をしても仕方ないということで今週の騎乗もストップ。

ここでブライトエンブレムとバロンドゥフォールの話に戻ろう。

腰を痛めなければ田辺騎手は中山金杯でどちらに騎乗していたのか。

それはバロンドゥフォール。

では、なぜ実績上位のブライトエンブレムではなくてバロンドゥフォールなのか。

それは簡単な答えで、バロンドゥフォールが先約だから。

田辺騎手のスタイルとして、まず先約が最優先。

もちろん、多くの騎手が先約を優先していることは間違いないはずだが、優先ばかりしていると、より勝てるチャンスの大きい馬を手放す、もしくは断る機会が多くなってしまい、その結果勝ち星が減る、いい馬の依頼が減るという悪循環に陥る可能性がある。

逆に先約を優先せずに断ってばかりいると、当然騎乗依頼が減っていく可能性も大きいので、そのバランスはすごく難しいところ。

ただ、田辺騎手はだいたいが先約を優先という、義理堅いスタイル。

その結果がバロンドゥフォールに騎乗予定だったということ。

田辺騎手に断られたブライトエンブレムはすぐにルメール騎手を確保。

今や、社台ファームだけではなく、ノーザンファームからの依頼もかなり多いルメール騎手。

今週も勝ち負けになりそうな馬に数多く騎乗。ブライトエンブレムの新しい一面を引き出せるのか。楽しみだ。

一方のバロンドゥフォールは田辺騎手が騎乗不可となってしまい後手後手ではあるが鞍上を確保。

ぽっかりと空いていた関東の名手、横山典騎手なら田辺騎手の代打として十分すぎるほど。

今年の金杯は荒れるのか平穏なのか。みなさまがいいスタートを切れますように。


結果的にはどちらも乗ることができなかった田辺騎手だが、来週の3日間連続開催には復帰予定とのことだ。


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