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第523回&第524回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●三強の一角を崩す穴馬は?②●

昨日も触れたが、三強と言われた先週の桜花賞、しかし終わってみれば三強の一角、しかも単勝1.5倍に推された圧倒的1番人気メジャーエンブレムが崩れ、6番人気アットザシーサイドが飛び込み3連単は200倍を超える決着となった。「三強レースは三強で決まらない」とも良く囁かれているが、その通りの決着となった。

今週の皐月賞も三強と言われているが果たして…!?

その三強の一角サトノダイヤモンド、管理するのは、この皐月賞はオルフェーヴルで制し、ワールドエース、トゥザワールドで2着もある池江泰寿厩舎だが、この厩舎からはもう1頭プロフェットも出走させている。

この2頭、どちらが上という明言はしていないが、そのニュアンスからはやはり主力はサトノダイヤモンド、世間の評価・人気も断然。ただ、意外にもプロフェットも侮れない存在となっている。この馬は京成杯の時にもお伝えした馬だが、当時も触れた通り、4戦中で唯一凡走している萩Sは、確かに5頭立ての5着で最下位の敗戦だが、差は僅かコンマ3秒。そして体もマイナス12キロと大きく減らしており決して本調子とは言えない状態に加え、札幌の洋芝で競馬をしてきたこの馬にとって、いきなりの硬い馬場、しかも瞬発力勝負の競馬で仕方のないところもあった。

その後は放牧に出しリフレッシュ、前走の京成杯前には馬体も回復し負荷をかけた調教こなしていた。結果、その甲斐あって重賞制覇、萩Sが力負けでは無いことを証明してみせた。また、ここでクラシック出走に問題ない賞金を加算出来た事は、カイバ食いの余り良くないこの馬によって何より大きかった。おかげで間隔を空けて皐月賞一本で仕上げられ、今回も負荷をかけた調教をこなす事が出来た。敗因がはっきりしている萩S以外は崩れておらず、まだまだ底は見せていない。また、鞍上には昨年のリーディングジョッキーであり、中山コースを良く知る関東NO1ジョッキーの戸崎騎手、紛れのあるコースでもあり陣営としても一発の期待を持っている。この馬もまた、三強の一角に食い込む可能性はある!


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●牡馬クラシック第一弾・皐月賞●

日本中の競馬ファンが悲鳴を上げた桜花賞。

単勝1.5倍という断然の支持を集めたメジャーエンブレムが敗戦。しかも、馬券圏内である3着を外す4着となったことで、多くの馬券が紙くずとなったことはいうまでもない。

いつもの競馬ができなかったのか、それともしなかったのか。なんにせよ、周りもより勝ちを意識しているので、やはりGⅠの舞台では楽な競馬はさせてもらえないということだろう。

3強と言われている皐月賞はどうなるのか。

実績を残している3強以外で注目していきたい。

昨日のプロフェットに続き、もう1頭はウムブルフと柴山騎手のコンビも注目。

実は柴山騎手と堀厩舎のコンビはかなりの久々。

どれぐらい振りかというと、2011年11月以来で実に約4年半振りのコンビ。

それまでの間、なにがあったかはそれこそ大人の事情だろうが、GⅠの舞台となれば関係改善にはもってこい。

1勝馬ということを考えれば当然、人気はないはずで、そこで勝てないまでも好結果を残せれば、今後の関係性もいい方向へと変わってくるはず。ということは、ここは柴山騎手とすれば頑張りどころなのは言うまでもないこと。どれだけ印象に残る競馬ができるかがポイント。

いろいろとあるこの2頭、3強の一角崩しの穴候補として、是非一考してみてはどうだろうか。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●三強の一角を崩す穴馬は?①●

三強と言われた先週の桜花賞、しかし終わってみれば三強の一角、しかも単勝1.5倍に推された圧倒的1番人気メジャーエンブレムが崩れ、6番人気アットザシーサイドが飛び込み3連単は200倍を超える決着となった。「三強レースは三強で決まらない」とも良く囁かれているが、その通りの決着となった。

今週の皐月賞も三強と言われているが果たして…!?

その一角を崩す可能性のある馬を探ってみたい。

前哨戦で2着、しかも鞍上はここが初騎乗とあって人気は無いナムラシングン。

デビューは昨秋の京都だが、実は6月には入厩しデビューに向けて調整されていた。ただ当時は体質面の弱さと、少し乗り難しいところがあり、先々へ向けての課題となっていた。

さまざまな試行錯誤もあり、昨年末にサトノダイヤモンドと対決した頃はまさにその最中だった。そしてこの春、ハミを換えたり馬具を工夫してきた結果、ひとつの成果は出た。

昔は折り合いに苦労し、GOサインを出すと一気に行ってしまうところがあったが、今はある程度我慢できる様になり、器用に脚が使える様にもなってきた。

またこの厩舎は、しっかりカイバを食わせ込み、負荷の掛かる調教を施しパワーアップさせていくスタイル、この馬も同じ様に調整され、この春は目覚しい成長も見せてきた。前走でも、結果的に2着ではあったものの、追い出しのタイミングが早過ぎただけで勝ちに等しい内容。またそれ以上に、操作性を確認できた事は大きな収穫でもあった。

今回の鞍上は田辺騎手、奇しくも池添騎手が乗るロードクエストの重賞タイトルを獲らせた張本人、本来であればそのロードクエストの鞍上に収まっていて然るべきなのだが、これも勝負のアヤなのかこの2戦池添騎手が手綱を取っていたナムラシングンのお鉢が回ってきた。これもまた、因縁めいたものを感じるところ。

とにかく厩舎サイドも、相手が強いことは認めながらも「勝つつもりで調教している」と、全く望みは捨てていない。三強の一角を崩す可能性を秘める1頭だ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●牡馬クラシック第一弾・皐月賞●

日本中の競馬ファンが悲鳴を上げた桜花賞。

単勝1.5倍という断然の支持を集めたメジャーエンブレムが敗戦。しかも、馬券圏内である3着を外す4着となったことで、多くの馬券が紙くずとなったことはいうまでもない。

いつもの競馬ができなかったのか、それともしなかったのか。なんにせよ、周りもより勝ちを意識しているので、やはりGⅠの舞台では楽な競馬はさせてもらえないということだろう。

3強と言われている皐月賞はどうなるのか。

実績を残している3強以外で注目していきたい。

まずは、プロフェット。

当初の予定では鞍上は北村宏騎手だったが、その北村宏騎手は膝の故障から復帰して順調に勝ち星を伸ばしていた矢先に、再度膝を痛めてしまい戦線離脱。

離脱を発表したのが、先週の競馬が終わって今週の月曜日。その後、すぐに空いていたリーディングトップの戸崎騎手に決まったわけだが、なぜ戸崎騎手が空いていたのかというところがポイント。

もともと、戸崎騎手は昨年のホープフルSを制したハートレーとのコンビで皐月賞とダービーへ向かう予定だった。ところが、ハートレーも足元に不安を発症。

ダービーへの出走は現時点では未定だが、とりあえず皐月賞回避を表明。

ハートレー回避直後から、戸崎騎手には以前騎乗していたリスペクトアースを始め、2勝馬のミライヘノツバサ、多くの1勝馬から依頼の声が掛かっていたが、すべての依頼を断っていたとのこと。

では、なぜ断っていたのか。

それは今回のプロフェットのような事態があった場合にすぐに対応できるようにするため。

もっと簡単に厳しい言葉で言えば、500万を勝ち上がっただけの2勝馬や、それこそ1勝馬に騎乗しても勝負にならない。それなら依頼を受けずに予定を空けて待っていれば、例えば3強の鞍上の誰かが騎乗停止や怪我などによって騎乗不可となった場合に、勝ち負けのチャンスがある馬に騎乗できるから。

仮に、プロフェットがそのまま北村宏騎手が騎乗した場合は、そのまますべての依頼を断って皐月賞には騎乗せずに予定を空けて待機。

皐月賞直前までになにか起こることを期待、もちろん怪我することを期待するわけではなく、不測の事態に備えるという意味で、待ちの姿勢を貫くつもりだったようだ。

そこへ重賞勝ちに実績があるプロフェットなら、という判断で依頼を受けたとのこと。

他陣営には悪いかもしれないが、プロフェットの実績を考えれば我慢して待って正解だったというわけだ。

このあたりの余裕はやはり2年連続でのリーディング獲得、これまでの積み上げてきた実績があってこそ。

「持っている」戸崎騎手とのコンビとなると怖い1頭になりそうだ。


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