採れたて!トレセン情報

第600回&第601回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●今年も出世レースとなるのか●

5年前にはジェンティルドンナ、3年前にはミッキーアイル、昨年は2着にジュエラーと大物を輩出している出世レース、シンザン記念。

人気の中心は池江厩舎の管理馬ペルシアンナイトとアルアインだろう。

ペルシアンナイトはそつのないレース運びで3戦2勝。速い上がりにも対応できるセンスがある。

アルアインはディープ産駒らしい瞬発力と不良馬場をこなす馬力を兼備。

同門で人気を分ける形になりそうだ。

他にも素質を感じさせる好素材が多くいる中で注目したいのが、関東馬コウソクストレートだ。

ハイレベルの京王杯2歳Sで僅差の4着。

京王杯2歳Sの勝ち馬モンドキャンノは次走のGⅠ朝日杯FSで2着。

3着のディバインコードは5日に行われたジュニアCで2着、7着のタイムトリップは3着とともに強い内容でのもの。これを踏まえるとコウソクストレートの価値はさらに上がる。

そして、コウソクストレートの生産牧場はレイクヴィラファームだが、トレセン在厩以外は基本的に天栄ファーム、つまりノーザンファームの前線基地で調整を行われている。

だから、デビュー戦から続けて戸崎騎手が騎乗しているし、今回もルメール騎手を配置できた経緯がある。

昨年のリーディング1位から2位へバトンをつなげる豪華なリレー。

ノーザンファームの全面的なバックアップとルメール騎手の腕、それに馬の能力を合わせれば侮れない存在になるはず。伏兵以上として注意は必要だ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●重賞では無いものの●

今週日曜日は東西で3歳重賞が行われる。シンザン記念には関東から柴田大騎手がトラストに騎乗する為に遠征しているが、中山フェアリーSには関西ジョッキーの遠征は無い。これは、関西馬が少ない事もあるが、そもそもほとんどが1勝馬同士で抽選待ち、その抽選も決して確率の良いものでは無いため、除外のリスクを負ってまで遠征をしたくないと言うところもある。そう、先日もお伝えした通りローカル開催の無い2場開催の場合、主戦場では無い遠征競馬では他のレースでの騎乗馬もなかなか集まらない。(もしメインが除外される様だと、最悪の場合騎乗馬無しという事まで考えられる)

そんな状況の中、メインレースに騎乗予定馬が居ないにも関わらず関西から中山へ遠征して来ているジョッキーがいる。

藤岡佑介騎手と加藤祥太騎手だ。藤岡佑介騎手は10Rのマルヨバクシンがメインだったものの残念ながら僅か2頭の除外の憂き目にあってしまった。それでも3鞍の騎乗馬を確保できたのは、復帰初戦、しかも今年の関西圏第1Rを勝ったジョッキーである様に、彼の人柄の良さだろう。

対して加藤祥太騎手は2鞍に騎乗、メインは9Rのショートストーリーだ。

芝でデビューしたこの馬、その後ダートに路線変更し変わり身を見せ、3歳9月のラストチャンス・スーパー未勝利戦で勝ち上がり、昇級戦となった前走もアッサリ連勝して見せた。

今回はまた昇級戦、しかも休み明けとはなるものの、その鞍上の動きからも「手放したくない」という気持ちが汲み取れる。その証として、実は京都の五条坂特別にも特別登録があった様に、京都で使う可能性も少なからずあった。しかし加藤祥太は、中山でも京都でも、どちらでも対応できる様に準備していた。まだデビュー2年目の若手で選べる立場に無いことは確かだが、昨年でも35勝を挙げ関西20位以内の中堅、乗り鞍を優先しても良い立場ではある。それを、重賞でもメインレースでも無い、1000万条件馬のために優先している辺りに、この馬の能力の高さも窺えるというもの。中山コースは昨年末の12月24日に続くまだ2日目と、そのトリッキーな中山コースへの慣れに懸念はあるが、そこを差っ引いても注目してみたい存在だ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●タレント揃い!●

金杯が終わり通常開催に突入する今週末、重賞は東西で3歳重賞が行われる。特に京都シンザン記念は、近年スーパーホースを輩出している出世レース、今年も注目できる好素質馬が揃った。中でも注目は、何と言っても層の厚い池江寿厩舎の2頭。

中山金杯で2番人気に推されたストロングタイタンこそ敗れたものの、有馬記念を勝ったサトノダイヤモンドを筆頭にタレント揃い、今年の3歳世代もとにかく粒揃いだ。

そのシンザン記念に出走する2頭、当初からここ予定していたのはペルシアンナイトの方で、鞍上にもシュミノー騎手で決まっていた。しかし、アルアインが年末の千両賞で、余裕のある体ながら快勝したことでシンザン記念出走が決まり、勝たせたシュミノー騎手がそのままアルアインの手綱を取ることになった。ではペルシアンナイトの鞍上は…

そう、こういうタイミングで何故か騎乗馬が無く空いているところがミルコの凄いところ、たまたま空いていたミルコにすんなりと決まった。

このペルシアンナイト、前走手綱を取った秋山騎手も「間違いなくクラシックに出ている馬」と、高い評価をしている好素材、そんな馬を直前でGETし、しかも内枠有利と言われる正月京都で3枠5番をGET、「持っている」と言われるのも本当に頷ける。

唯一、切れ味勝負な面があり、週末の雨予報がどこまで馬場を悪くさせるかの懸念はあるものの、間違いなく注目の1頭だろう。

タレント揃いの池江寿厩舎、3歳牡馬戦線にまたクラシック候補を送り出しそうだ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●トラスト=信頼●

昨年、自身のキャリアハイとなる56勝を挙げた柴田大騎手。

2011年以降はコンスタントに40勝前後の勝ち星を挙げており、すっかりマイネル軍団の主戦へと上り詰めて信頼を勝ち得た。昨年末にはマイネルハニーでGⅢチャレンジCを制覇し、5日に行われた京都金杯もマイネルハニーで遠征。強敵が揃った中で5着に健闘しており今後のさらなる活躍を期待させる内容だった。

その柴田大騎手はシンザン記念もマイネル軍団のトラストで京都へ遠征。

昨年の札幌2歳Sを地方馬所属で制覇して暮れに中央へ移籍。

東京スポーツ杯、朝日杯FSともに5着だったが、力のあるところは十分に示した。

朝日杯FS後の予定はまったくの未定だったらしいが、管理する中村調教師の強い希望で急きょシンザン記念へ出走となったとのこと。

もともと、この日は中山でフェアリーSを始めマイネル軍団の馬を中心に騎乗予定があった柴田大騎手は、それらすべてをキャンセルして京都へ。

マイネルの馬の依頼が中心で、マイネルのために京都へ行くわけだからキャンセル自体はスムーズ。

柴田大騎手が良く口にする「岡田繁幸さんに恩返しがしたい」という気持ちだけで、北へ西へと駆けつける漢気溢れる人柄なのだ。

年明けのGⅢとしては好メンバーが揃った今年のシンザン記念。メンバー中、唯一の重賞勝ち馬としての意地を見せることができるのかどうか。NHKマイルCへの道のりはまだ始まったばかりだ。


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