採れたて!トレセン情報

第629回&第630回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●お得なのは?●

今週は牡馬クラシック一冠目の皐月賞、しかし3戦全勝の牝馬ファンディーナが参戦とあって週中の話題の中心となっている。

今年の世代の牡馬戦線は混沌として見えること、そして距離も考慮してここへ挑戦して来たようだが、予想通り前売りは1番人気に推されている。

確かに、新馬からの3戦のレース振りは圧巻で、モノの違いを見せている。ただ前走のフラワーCにしても、前日のスプリングSよりもコンマ3秒遅い勝ち時計であることもまた事実。まだ底を見せていないが、どこまで強いのかも見えていない。大物の可能性はあるものの、まだ判断できる裏付けは無い。

実際、今週のトレセンでも同じ様な事が囁かれていた。


「牡馬相手に揉まれるとどうなのか?」

「経験の浅さを露呈する事もある」


と、この世界に何十年も居るトレセンの関係者の間ではそう囁かれている。それは、過去に今回と同じ様なケースを何度も見てきているからだろう。

そんな皐月賞、見方を変えればやはり注目は素質馬の宝庫、池江泰寿厩舎。今年も2頭を出走させてきた。ペルシアンナイトはアーリントンCから直行、片やアルアインは皐月賞への最終切符と言われる毎日杯で勝利を挙げ滑り込んできた。

この厩舎の今年の世代の一番馬は、毎日杯で敗れてしまったもののサトノアーサーで間違い無い。この馬はこの後ダービー直行となった。そのサトノアーサーを負かしたアルアイン、ここに来て評価も上がって来ている。と言うのも、その前走が一番馬を負かしたという事だけでなく、内容が秀逸だったからだ。

テイエムヒッタマゲが離し気味に逃げる展開を2番手追走、しかし外からクリアザトラックに早めに来られ、仕方なく早く動く事になる厳しい展開。直線は、その相手2頭が早々脱落し、併せる相手も無く1頭だけで先頭に立ち完全に目標になってしまった。それを凌いで1分46秒5の好時計勝ち、内容はかなり評価できるものだった。

4戦中、唯一敗れたシンザン記念は道悪と直線で致命的な不利もあり度外視できるレース、この1戦を除けば3戦3勝のパーフェクトな成績。仮にその成績で出走してきていれば、幾ら毎日杯勝ちとはいえ恐らく上位人気に推されている事だろう。ファンディーナが勝てないとは言わないが、人気を考えたらアルアインの方がお得感を感じるというものだろう。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●ベテラン、福島へ●

皐月賞の裏の福島開催のメインレースはオープン特別の福島民報杯。

GⅠの裏となるローカル開催で注目度は低いかもしれないが、関東からベテラン3騎手が遠征。

内田騎手はサンデーウィザード、蛯名騎手はトルークマクト、柴山騎手はアジュールローズにそれぞれ騎乗予定。

ここまで多くのクラシックトライアルレースを消化してきて皐月賞のお手馬が決まらなかったベテラン勢。

それぞれの思惑があるだろう、皐月賞での騎乗馬がいないなら勝ち星と賞金を稼ぎやすいところで乗りたいというのが、福島遠征のもっとも本音に近いところではないだろうか。

12レース中、障害競走が2レースと若手限定戦が1レースあるので、実質的には9レースで全レース。

その中で内田騎手は7鞍、蛯名騎手は6鞍、柴山騎手は8鞍と多くに騎乗予定。

どのベテランがもっとも勝ち星を挙げてもっとも稼ぐことができるのか。

GⅠの裏でも熱い戦いは行われている。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●まさに腕の見せ所!●

今週はいよいよ牡馬クラシックの一冠目、皐月賞が行われる。混戦ムードの3歳牡馬戦線に3戦全勝の牝馬の参戦もあり、今年はいろいろな意味で盛り上がりを見せている。

そんな中山競馬場、土曜日にもGI2勝を含む5連勝中のオジュウチョウサンが出走するジャンプのGI中山グランドJが行われる。今週の中山は土曜日から盛り上がりそうだ。

その土曜日、準メインの10R下総Sにチョッと興味深い馬が出走している。

厩舎的にも恐らく人気は無いと思うが、五十嵐厩舎のナムラケイトだ。

年末以来の休み明けだった前走、昇級戦でもあり7着と敗れたのもある程度は仕方のないところ。しかし、この馬で500万・1000万を勝たせている、内田博騎手は少し見方が違った。

彼曰く、「難しい馬。あの形では仕方が無い」という。どうやら休み明けや昇級戦という事が直接の敗因では無いというのだ。

スタートしてハナを主張し一旦は隊列が落ち着きかけたところで、外から一気にハナを奪われてリズムが乱れた。結果的にハナを切った馬が勝ったワケで、そういう事なのだろう。

今回は、その内田博騎手が手綱を取る。500万・1000万を連勝させた張本人だが、その鞍上の感触からも「準オープンでも勝負になる」という手応えは持っている様子。ここはまさに腕の見せ所、どんな競馬をしてくれるのか、馬券的にも注目してみたい!


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●もっとも速い馬はどの馬なのか●

単勝1倍台のソウルスターリングが敗れて波乱となった桜花賞から1週間。

今週は紅一点ファンディーナの取捨がポイントとなりそうな皐月賞。

この手のタイプの馬は単勝の支持を集めやすいので1番人気が予想されており、2番手以下が団子状態。

フルゲート18頭の中で関西馬は12頭、関東馬は6頭と偏っているが、少ないながらも侮れない馬は多い。

この6頭の中で注目したいのがアウトライアーズとコマノインパルス。

2頭ともにこれまでのすべてのレースで田辺騎手が主戦を務めてきたが、ここで田辺騎手はアウトライアーズを選択。

このあたりの経緯を関係者の取材からまとめると、弥生賞の敗戦でコマノインパルスについて「一線級とは差がある」的なコメントをしており、一方のアウトライアーズについては「本質的にはマイラーだが、乗り方ひとつで距離はこなせるしスプリングSもどうにかできていた」とコメントしているとのこと。

つまり、コマノインパルスは弥生賞で見限っており、この時点ですでにアウトライアーズで内心は決まっていたということだろう。

2頭ともに伏兵の域はでないかもしれないが、片方は中山での実績が抜群で、もう片方は「勝てる騎手」が選択したもの。

皐月賞も春の嵐が吹くのかどうか。もしくは69年ぶりの快挙を目にするのか。楽しみは尽きない。


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