採れたて!トレセン情報

第637回&第638回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●ミッキーの強敵は…!?●

春の東京連続GI、今週は上半期の古馬女王決定戦のヴィクトリアマイル、GI馬7頭を数えた昨年ほどではなくとも現時点で考えられる古馬牝馬のトップが揃い見応えある一戦となった。

今年の出走メンバーの中で実績NO1と言えば、GI2勝、国内最高峰レース有馬記念でも5着しているミッキークイーン。本来であれば充実期である4歳の昨年は、結局1回も勝つことが出来ずに終わってしまったが、今年の始動戦となった前走の阪神牝馬Sでは、完全復活を感じさせる完勝、秋華賞以来1年半ぶりの勝利を挙げた。その昨年、一時は靭帯を痛めた影響もあったが、今年はその不安が無くなりしっかり乗り込める様になったようで、今回もきっちり乗り込み不安は全くない。昨年以上の走りを見せてくれそうだ。

一方、クラシック出走経験は無く、重賞勝ちも無く、前走が初めての重賞挑戦だったジュールポレールは、その実績的には一枚も二枚も見劣る存在。しかし、その実績とは裏腹に一発の可能性を秘めている。

前走の阪神牝馬S、ミッキークイーンの決め手に屈し3着に敗れたものの、初めての一線級相手の競馬、まして直線で一旦は堂々と先頭に立ち、そのまま押し切るかに見えたほど見せ場十分の、本番へ向けて手応えを掴める内容だった。

そもそも、同じ西園厩舎の管理馬でGI勝ちのあるサダムパテックの半妹、父がフジキセキからディープインパクトに替わり、当然期待も高かった。デビューが同世代の桜花賞の翌々週と遅かったたものの、その期待に応え1年余りでGIの舞台まで上がってきた。前走は道悪が味方した様にも見えるのだが、陣営曰く「前走は道悪でノメっていた。良馬場ならもっと際どかった」というジャッジ、ゆえに決め手勝負になりやすい東京コースも歓迎の舞台。ミッキークイーンとは実績にも人気にも差があるが、その差を埋めるどころか逆転までしてしまう可能性は十分あるだろう。

余談だが、西園厩舎と言えば、サダムパテック、エーシンフォワード、そしてタムロチェリーと3頭のGI馬を輩出しているが、その3頭のGI勝ちは全て芝マイル戦。今回もその芝マイル戦のGI、ますます可能性を感じてしまう。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●春の女王決定戦●

フルゲート割れとなった今年のヴィクトリアマイル。

関東からは5頭が出走するが、そのうちの1頭オートクレールは格下の準オープン馬。

オートクレールの主戦を務める黛騎手は新潟での騎乗を予定していたが、特別登録で出走が可能ということが分かると、新潟での予定をすべてキャンセルして東京へ。

今はフリーの黛騎手だが、以前所属していたのはオートクレールを管理する中野栄厩舎。

岡田牧雄オーナーの馬にも数多く騎乗しており、縁のあるコンビということになる。

常識的に考えて準オープン馬のGⅠ勝ちは現実的ではないが、勝負に挑む気持ちは他の陣営に勝るとも劣らないはずだ。

美浦トレセンの中で話題になっているのは、GⅠ級と期待されながらそこまで届かないルージュバックではなく、ウキヨノカゼとフロンテアクイーンの方。

ウキヨノカゼを管理する菊沢調教師は先週のNHKマイルCをアエロリットで制覇。

騎手時代はGⅠに届かなかったが、調教師として初めてGⅠのタイトルを手に入れた、今もっとも勢いのある厩舎。

ウキヨノカゼ自身も7歳にして3つ目の重賞を勝ち衰えがないことを証明。また3歳時ではあるが東京マイルはGⅢクイーンカップを制しており実績のある舞台。

もう1頭のフロンテアクイーンも3歳時には世代上位の実力を示してきた馬。

3歳春のクイーンカップではメジャーエンブレムの2着、オークスではシンハライトの6着。

今年の復帰戦では8番人気と低評価だったが、それをあっさりと覆す完勝の競馬。

中山牝馬Sでは僅差の競馬で8着、前走はウキヨノカゼとクビ差の2着と、忙しい小回りは向かないというコメントながらも実力は示しており、じっくりと構えることができる東京ではと期待を抱かせる内容だった。

フロンテアクイーンを管理する国枝調教師は関東リーディングを独走中。

今、美浦で勢いのある2つの厩舎が送り出す2頭は、伏兵以上の存在として注意したほうがいいかもしれない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●未完の大器が漸く本格化!?●

春の連続GIも佳境、今週日曜日は上半期の古馬女王決定戦のヴィクトリアマイルが行われる。GI馬7頭を数えた昨年ほどでは無くとも、現時点で考えられる古馬牝馬のトップが揃い見応えある一戦となった。ただ土曜日の京王杯SCも、春のマイル王決定戦となる安田記念の前哨戦、例年好メンバーが揃うこともあり、本番へ向けやはり注目の一戦。

中でも、昨年のこのレースを勝っているサトノアラジンは今年も注目の1頭。この馬に関しては、2歳の頃から取り上げてきたほど、とにかく若い時から「怪物級」「大器になる」と評判だった。しかし、その評判に対してなかなか結果がついて来ず、今でもGIタイトルは無く「未完の大器」と言われて久しい。

そんないつまでも幼さの抜けないイメージのサトノアラジンだが、昨秋辺りから雰囲気は少し変わってきている。

今回と同じ距離、芝1400mのスワンSを快勝、当時は「背腰がパンとしてようやく本格化してきた」という話。ならばいよいよタイトル奪取かと思われたマイルCSだったが、ゴール前のの大きな不利でまたタイトルを逃してしまった。

今年は明けて6歳、そろそろチャンスも限られてきているのは事実。この春の安田記念はなんとしても勝たなくてはいけないところだろう。

昨年はダービー卿から始動してここが2戦目、今年はここが始動戦で仕上がりが気になるところだが、前述通り、「本格化」している今春は、昨年よりも馬自身がワンランク上なことはもちろん、中間の調整過程も、スワンSの時よりも乗り込みも順調。4月の上旬からジックリと時計を出し始め、かなりしっかりと乗り込まれている。そう、スワンSの時よりも今回の方臨戦過程は上で仕上がりがいい。

若いころから「怪物級」「大器」と言われ、漸く完成されてきたサトノアラジン、この春はいよいよビックタイトルを手にする事が出来そうな雰囲気。そのためにも、前哨戦とはいえここも落とせないところ。連覇の可能性は高いだろう。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●混沌のマイル路線●

昨年3連勝でスプリンターズSを制したレッドファルクス。

暮れの香港スプリントこそ12着と大敗したが、ぶっつけで挑んだ高松宮記念では実力を示す3着と好走。

一時は高松宮記念に間に合わないのでは、と言われたぐらい立ち直るまでに時間がかかり、トレセンへと戻ってきたのがレースの2週間前とギリギリ。

そこから馬を仕上げた厩舎力と馬自身の地力は見事というほかない。

その点、今回の方が断然順調ということで、レースに挑むにあたっての不安は58キロという斤量ぐらい。

このレースの結果次第では安田記念を視野に入れている、という情報があるぐらいで昨年のスプリント王者が混沌としたマイル路線へと殴り込みをかけるかも。今回はそれを見極めるためのトライアルレースということになる。主役候補が不在のマイル戦線へと名乗りを挙げるのはどの馬なのか。注目したい。


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