採れたて!トレセン情報

第659回&第660回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●荒れる、かもしれない直線競馬●

フルゲート割れの16頭立てとなったアイビスSD。

しかも、16頭のうちオープン馬は8頭だけ。残りの8頭は準オープン7頭、1000万クラスが1頭で、重賞とは思えないような組み合わせ。

先に行われた函館SSやCBC賞と比べるとその差は歴然。

この後に行われるキーンランドCやセントウルSはGⅠに直結する有力候補がスタンバイ。

それを考えるとアイビスSDはGⅠ云々ではなく、純粋にスピードを競う特殊なレースと考えた方がよさそうだ。

最有力候補はフィドゥーシアとネロの2頭だろう。

ただ、この2頭ともに決して順調とは言えない調整過程で付け入る隙はあるのかもしれない。

まずフィドゥーシアは前走後、かなりの反動があり予定していたCBC賞をパスして放牧へ。

初めての直線競馬で相当な疲れが出てここまで待機。

一方のネロは半年ぶりの競馬。

出走したかった高松宮記念を見送り、CBC賞から復帰というプランがあったようだが、こちらもここまで待機。

スピードと地力の高さはここでは一枚も二枚も上かもしれないが、体調という点では他に譲るかもしれない。

そうなると浮上してくるのはどの馬?ということになるが、大事なポイントは直線競馬への適性だろう。

直線競馬に実績のある馬、または実績のある騎手を見つけ出すと攻略の糸口が掴める、かも。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●お膳立ては整った!?●

夏競馬も佳境、今週から新潟・小倉・札幌へと開催場が移動する。

昨日もお伝えしている通り、この開催替わりに合わせて主戦場を変えるジョッキーも多く現われる。

日曜新潟メインのアイビスSDには、関西から3人のジョッキーが参戦。岩田騎手は、昨日もお伝えしている通り北からでもなく関西からの遠征でもなく、この夏は新潟を主戦場とするため、特に理由のある参戦では無い。

残る二人、サマースプリントシリーズを違う馬で連勝し、サマージョッキーズシリーズもトップを独走中の北村友一騎手はプレイズエターナルに騎乗。一見、勝負の遠征っぽく見えるものの、お世話になっている安田隆行厩舎と言うことで騎乗している様子。そこまでの勝負ではなさそうだ。

残る一人、酒井学騎手。騎乗するのはアクティブミノル、今回が3回目の騎乗となる。

初めて乗った2走前から、ブリンカーを着用した前走のCBC賞、以前の行きっぷりが戻り、勝利まであと一歩の3着と復活の走りを見せた。もとより、G2とG3の重賞2勝、今回のアイビスSDの出走メンバー中で実績は一番。復活してきたとあればそれだけでも注目になる。

その前走後も至って順調、そもそも、過去の重賞勝ちも暑い時期であるように、冬場は絞り切れないところがあり断然夏の方が良いタイプ、それを象徴する様に今週の最終追い切りでも坂路で抜群の動きを披露した。調教で手綱を取っていたのは、レースでも手綱を取る酒井学騎手、この馬に対する期待度が窺われるというもの。そして、何と言っても新潟出身でもあり、新潟競馬場を象徴する重賞なだけにここへの思い入れは深い。

幸運なことに外枠有利と言われる千直で大外枠を引き当て、まさにお膳立ては整った。2013年には同じ様な脚質のハクサンムーンで勝利しているだけに勝つイメージで乗れるはず。想定していたよりはやや人気にはなっているが、注目しなければいけない存在だろう。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●実は遠征です!●

夏競馬も佳境、今週から新潟・小倉・札幌へと開催場が移動する。

それに合わせて、主戦場を変えるジョッキーも現れる。

先週取り上げた浜中騎手、その取り上げた2歳馬で中京・函館の両2歳Sを見事制したが、今週から出身である北九州、小倉開催が始まる事で主戦場を移す。その浜中騎手をはじめ、数名が北海道シリーズの函館から、札幌では無くこの小倉を主戦場に移している。

そんな中、「彼も小倉を主戦場にするのか…」と思わせるのが菱田騎手。先週までは函館を主戦場にし、土曜日は札幌で騎乗するものの4頭のみ、日曜日は小倉で10頭の騎乗、一見すればそう思うもの。

しかし実は、彼の主戦場は引き続き北海道シリーズの札幌、日曜日の小倉は、実は逆遠征している。ではそのお目当てはどの馬なのか…


前走の福島でも函館から逆遠征していた、ここ4戦手綱を取っているアレスバローズだ。2走前と4走前は主戦場の第3場開催でのレースだったが、3走前でも中山まで遠征していたように、この馬には可能性を感じているのだろう。

前走はそこそこ時計の速い福島の馬場でも対応しキッチリ能力を出し切り2着。今回の開幕週の小倉の舞台も、持ち時計もありこの馬には合うだろう。


常々触れている事だが、若手や中堅ジョッキーは、結果が出なければすぐ乗り替わりとなる今のご時勢、そんな中で、遠征などの努力をしてこの馬の全19戦中7回手綱を取り、主戦的な立ち位置にある菱田騎手、今回も北海道から九州へ遠征するのも当然なのかも知れない。さらに先をも見据えれば、この辺りで是が非でも結果が欲しいところだろう。注目してみたい。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●中堅の活躍が必要●

5年振り2度目の函館リーディングを獲得した吉田隼騎手。

2位の岩田騎手が最終週に猛追したが、なんとか振り切り1勝差の16勝でリーディングへ。

2着と3着の回数は断然岩田騎手の方が多く、これは馬の質は岩田騎手の方が上だったことを表している。

ただ、勝利数で上回ったということは、吉田隼騎手の方がより確実にチャンスをモノにしたということ。

昨年から函館→札幌ではなく、函館→新潟というパターンに変更。

これは秋の中山開催と東京&福島・新潟開催を睨んでのもので、より秋シーズンでの騎乗馬の質と量を確実にするための戦略とのこと。

今週は土日ともに9頭に騎乗しており量は確保。

福島での騎乗がないだけに質はこれから上がってくるはず。

その福島開催で21勝を挙げて断然のリーディングとなった戸崎騎手。

全国リーディングもデムーロ騎手を突き放し独走態勢。

このままの流れなら新潟開催も戸崎騎手の優位は動かないままだろう。

逆転は難しいかもしれないが、函館リーディングを奪取した今の勢いなら独走に待ったをかけることができる可能性は十分にあるはず。

同世代の北村宏、田辺騎手などとともに、下の世代が突き上げないことには競馬は盛り上がらない。


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