採れたて!トレセン情報

第671回&第672回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●どうしても勝ちたい!●

夏の札幌・新潟・小倉が先週で終わり、今週から中央開催に戻り秋の中山・阪神が開幕、日曜日は、夏の名残りを感じる重賞、サマーシリーズの最終戦・京成杯AHとセントウルSが行われる。GⅡなだけに、勝てばサマースプリント・チャンピオンのチャンスのある馬が多いセントウルSも熾烈な争いが見られそうだが、そもそもがトリッキーな中山芝マイル戦なうえにハンデ戦で行われる京成杯AHは、サマーマイルシリーズの最終戦という事以外にも、まさに激戦と言っていいだろう。

そんな中で、サマーマイルシリーズにも、サマージョッキーズシリーズにも関係は無いのだが、諸々を考えると松山騎手の乗るボンセルヴィーソに注目したい。


松山騎手と言えば、27歳の伸び盛りの若手、今後の競馬界を担っていく可能性もあるホープだ。

今年は皐月賞で待望のGI制覇、しかもクラシックという快挙を成し遂げ、さらなる飛躍が期待されていた。その勢いで日本ダービーでも騎乗し、雰囲気に負けず積極的な競馬を見せ5着と健闘はした。

ただ、下手な競馬はしていなくても有力騎手が空けば乗り替わるのがこのご時勢、次週のセントライト記念に出走する皐月賞馬アルアインはルメール騎手に乗り替わる事が決まっている。

GIを勝たせてもらったお手馬が、自らの手を離れる…それは相当に悔しい事だろう。

その松山騎手がこのレースで手綱を取るボンセルヴィーソは、未勝利を勝った後のデイリー杯2歳Sから手綱を取り、2着2回3着3回と全て馬券対象内に上位入線させ、しかも全て人気以上の好走、中には朝日杯FSでの13番人気3着など目立つ活躍も見せている。ただ、勝っていないことも事実、いつ乗り替えさせられてもおかしくは無いのがこのご時勢。そんな中でも乗り続けさせてくれているこの馬には、「勝たせたい」思いはより一層だろう。

現実的にも、今の収得賞金のままでは、オープン馬のランキングの中では下位の方で、今後大きいところを狙うには出走さえおぼつかない。そういう意味でも、ここは勝ちたいレースに間違い無い。その走りには注目に値するだろう。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●サマーシリーズ王者は!?●

ひと昔前には良くいたタイプの逃げ馬、1着か大敗、マルターズアポジーはまさにそれだろう。

大敗で人気を落として周りのマークが甘くなってマイペースとなると、途端に強さを発揮。

マルターズアポジーはこれまで8勝を挙げているが、そのうちの5勝が4番人気以下。

もっと言えば、7番人気での勝利が4回。印で言うなら△ぐらいが丁度いいのかもしれない。

果たして今回はと言えば、58キロが嫌われて人気を落とすか、開幕週の逃げ馬ということで人気を集めるか。

2番手でマルターズアポジーを追いかける馬がポイントになりそう。

追いかけすぎても自分が苦しくなるし、楽に行かせすぎると残られてしまう可能性が高くなる。

ただ、今回はマルターズアポジーには通常のレースの賞金以外を手にする可能性があり、陣営としても騎手としても気合が入っているのは間違いない。

その賞金とはサマーマイルシリーズの優勝賞金3000万円。

現在サマーマイルシリーズで1位のウインガニオンは京成杯AHには出走しておらず、逆転優勝の可能性が残っているのが、現在2位のマルターズアポジーと3位のダノンリバティ、そしてグランシルクの3頭。

ダノンリバティとグランシルクには勝利しか優勝の可能性はないが、マルターズアポジーの場合は2着でも同点優勝となるので立場とすれば有利。

となれば、戦法は決まっているので自分の形に徹するだけ。

ある意味では形があるということは大きな強み。だからこそGⅢを3勝も挙げているのだろう。

サマーマイル王者に輝くのはウインガニオンかマルターズアポジーか、それともダノンリバティかグランシルクか。秋競馬が始まる。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●春からの成長●

夏の札幌・新潟・小倉が先週で終わり、今週から中央開催に戻り秋の中山・阪神が開幕する。

開幕初日の重賞は、中山で紫苑Sが行われる。

昨年から重賞に格上げされた秋華賞トライアル、それまでのオープン特別の時には本番には余り直結しなかったのだが、昨年は本番での1・2着馬を輩出した。やはり重賞に格上げされた事でメンバーレベルが上がったのだろう。

今年も、収得賞金上位馬に加え、3・2勝馬が多く参戦し総合的なレベルはなかなか高いメンバーが揃った。

但し、今年の3歳牝馬は評判通り全体的にレベルが高く、この紫苑Sと次週のローズSの結果次第ではあるものの、1000万条件勝ちの収得賞金1500万円組は、場合によっては抽選対象になる可能性がある。そういう意味で、札幌で3勝目を挙げたディアドラもココへの参戦を決めた。

古馬相手の前走で力を付けている事を証明する走りを見せ、春からの成長は十分に感じさせてくれたが、その春は桜花賞6着、オークス4着と、全く勝負にならない敗戦では無く、もう少しで勝ち負けに加われるところは見せていた。そこから成長しているとなれば、最後の一冠・秋華賞は是が非でも出走させたいところ。

鞍上の岩田騎手も、次週のローズSではファンディーナに騎乗する予定、牡馬相手の皐月賞で1番人気に推されたほどの馬で、そう簡単には降りないとは思うが、このディアドラも桜花賞から春のクラシックをともに歩んで来たパートナー、思い入れもあるだろう。

本番でどちらに乗るのかはまだ判らないものの、本番への出走を確実にさせるために重要な一戦、大切な仕事に間違いない。

北海道帰りで、しかも関東への出走、中間に長距離輸送を2度挟むことで、最終追い切りも終い重点の軽めだが、権利は獲得してくれるのでは無いだろうか。もちろん、勝って本番が理想、その可能性も十分あるだろう。本番を見据えて注目の1頭に間違い無い。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●秋競馬開幕●

今年の紫苑Sは例年以上に特別登録の申し込みが多く除外となった1勝馬が4頭。

2勝以上挙げている馬も多く出走しており、つまり古馬相手でも互角以上の戦いをしてきた3歳馬が多いということで、3歳牝馬のレベルの高さが垣間見える。

想定の段階ではあるが来週のローズSは2勝馬以上の重賞クラスが大半で、2勝馬で抽選となりレベルの高さは紫苑Sよりも上。

そうは言っても紫苑Sも例年以上のハイレベル。

中でも注目したいのが2戦2勝のルヴォワールと戸崎騎手のコンビ。

これまでルヴォワールの手綱は石川騎手が取ってきたが現在落馬負傷のため休養中。

そこで戸崎騎手となったわけだが、戸崎騎手には3勝を挙げているポールヴァンドルという格上の選択肢もあったわけだが、格下のルヴォワールを選択。

どちらもノーザンファームの馬で選択権が戸崎騎手にあったのか、なかったのかは分からないが、どちらが選んだにしても、期待値が高いのはルヴォワールということになる。

聞いた話によれば石川騎手と手塚調教師は本気でオークスを狙っていたらしく、フローラSの回避は本当に悔しがっていたとのこと。

3戦3勝、遅れてきた大器となれるかどうか。秋華賞トライアルが始まる。


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