採れたて!トレセン情報

第683回&第684回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●春とは形相が違うが…●

今週日曜日は、3歳牝馬3冠最終戦、秋華賞が行われる。

春先、同世代の牝馬が悉く牡馬を破っていた事もあり「今年の牝馬は強い」と言われていた春。優駿牝馬オークスでも日本ダービーを2秒以上凌ぐ決着で、より「今年の牝馬は強い」のイメージに拍車をかけた。ただ、夏を越し秋になって少し形相が変わってきている。まず、「牡馬を含めても世代NO1では無いか?」と囁かれたオークス馬ソウルスターリングが、毎日王冠で簡単に負けてしまったこと。確かにバリバリのGI級古馬の牡馬相手なだけに、負けて当然ではあるのだが、それにしてもアッサリと破れてしまった。

また、桜花賞馬レーヌミノルや2着リスグラシュー、そして皐月賞で1番人気に推されていたファンディーナなど春の既成勢力こぞって出走していたローズSでは、新星ラビットランに簡単に捻られてしまった。

春の様子とは一転して混戦ムードが漂っている。

その混戦にしてしまった犯人?の1頭であるファンディーナ。「今年の牝馬は強い」と周りに言わしめるだけのパフォーマンスを見せたデビューからの3戦、しかし皐月賞を境にその影は薄れている。

ただ前走時でも、管理調教師の高野師は「あくまで本番の秋華賞が勝負、今回に関してはみなさんそれをどうかご理解下さい」と、珍しくレース前から布石を打っていた。結果は、直線で一旦は先頭に立とうかという見せ場を作ったものの、終いはやはり久々という負け方だった。

今回は、その本来の大目標であるここへ向けてピッチを上げ調整、1週前の先週が予定外に軽くなってしまったところはあったものの、体を上手く使える様になり前走からの上積みはかなりあるようだ。

欲を言えば、追ってからもうひと沈みして欲しいところはあるそうだが、それでも前走とは雲泥の差。フラワーCとまでは言わなくても、新馬戦やつばさ賞ぐらいのパフォーマンスを出せれば十分勝てるだろう。この2戦の敗退で人気を落とす様なら、逆にその素質に期待して一票と投じてみても良さそうだ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●それぞれの戦い方、その2●

デムーロ・ルメールはほとんどが人気馬なので、人気がない馬でもGⅠに乗って勝利を目指してこそというスタイルには当てはまらないが、今年の秋華賞でこのスタイルに該当するのが田辺騎手と大野騎手だろう。

田辺騎手が騎乗するハローユニコーンは近2走が14・17着と大敗。

大野騎手が騎乗するブラックオニキスは昨年の札幌2歳S2着以降は3着もない戦績。

関係者に取材したところ、周りには秋華賞行きを止める人もいたようだが、田辺・大野騎手ともにGⅠでの依頼は大事にしたい、ここまで乗せてもらっているから、というような理由で人気薄ではあるが秋華賞へ参戦。

確かにここまでの戦績と今回の対戦相手を考えればチャンスは小さいが、乗らないことには勝てない。

それは未勝利戦でもGⅠでも同じ。GⅠを勝ちたいならGⅠの舞台に上がるしかない。

強い馬が強い競馬で勝つことも競馬の魅力のひとつだが、とんでもない人気薄が激走することも魅力のひとつであることは間違いないはず。

この秋のGⅠシリーズでどんな穴馬が出現するのか。今から楽しみで仕方がない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●ココ一発の騎乗!●

今週は土日で牝馬の重賞が行われる。日曜日には、3歳牝馬3冠最終戦の秋華賞、そして土曜日は古馬牝馬の重賞、府中牝馬Sが行われる。

勝ち馬にはエリザベス女王杯の優先出走権が与えられる府中牝馬Sには、ドバイターフを制したヴィブロス、昨年のエリザベス女王杯を制したクイーンズリング、今年のヴィクトリアマイルを制したアドマイヤリードとGI馬3頭が参戦。ヴィブロスとクイーンズリングの2頭は、ここを使ってエリザベス女王杯、アドマイヤリードはマイルCSを予定している。ゆえに、いずれも基本的にはひと叩きの意味合いは強い。ただ、だからと言って全くイラナイかというわけでは無く、各陣営それなりに仕上がっては来ている。

しかし、こと勝負度合いと言う意味では、ココ一発のクロコスミアに食指が動く。

前走で準オープンを勝ち、オープンに返り咲いたばかりの存在だが、昨秋のローズSではシンハライトを破るかという激走を見せ、秋華賞でも直線ではアワヤのシーンを演出したほどもともと能力は高い。

今夏のクイーンSでは、本調子では無かったとしても実際にアドマイヤリードに先着、しかも、その前走時は同斤量だったのだが今回は2キロのアドバンテージがある。計算上はGI馬に匹敵する実績があると言ってもいいだろう。

その今夏、函館では今回と同じ芝1800mでレコード勝ちを収めた。そのスピードは今の時計の速い東京コースでも対応できるだろう。

何より魅力は鞍上、岩田騎手はこの秋の牝馬路線はファンディーナとのコンビ継続がほぼ決まっているため、このレースでは1回限りの騎乗となる。まさにココ一発の騎乗。外国人ジョッキーの押されてはいるものの、スプリンターズSのレッツゴードンキや京都大賞典のトーセンバジルでもわかる通り、その勝負強さはまだまだ健在。

GI馬3頭の影に隠れて目立たないが、人気で叩き台のGI馬よりは食指が動いて当然、その一発に期待してみたい。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●それぞれの戦い方●

10月半ばになりリーディング争いがいよいよ熾烈になってきた。

先週の時点で現在の首位、戸崎騎手は141勝、次いでデムーロ騎手が136勝、ルメール騎手が135勝。

4位の福永騎手が89勝でその差は約50勝以上あり、戸崎・デムーロ・ルメール騎手に絞られたと見ていい。

今週から秋のGⅠ連戦シリーズがスタート。

秋華賞から始まってホープフルSまで11レースのGⅠが行われる。

例えば、今週の秋華賞。

デムーロ・ルメール騎手は秋華賞に騎乗しているが、戸崎騎手は裏となる東京で騎乗。

普通に考えれば秋華賞でお手馬がいなかっただけでは、と思うだろうが、実際は違う。

馬柱を見てもらえば分かるが、リカビトスの前走は戸崎騎手で勝っているし、さらに言えばポールヴァンドルも以前は戸崎騎手が主戦を務めていた馬。

では、なぜGⅠ秋華賞に乗っていないのか。

それは、戸崎騎手自身もインタビューなどで公言しているが、「GⅠに乗らないことを批判されても、リーディングを獲るためなら格好悪いと思われてもいい」と。

これはつまり、勝てるチャンスがあると判断できる馬なら関西でもどこでも乗りに行くが、チャンスがないかもという馬なら勝ち星を優先するために裏開催でたくさん勝ちたい、ということ。

これには賛否色々な意見があるだろうが、より多くを勝つためなら手段は選ばないというスタイルもプロとしては間違っていないし、人気がない馬でもGⅠに乗って勝利を目指してこそというスタイルもあるだろう。

どっちが良い悪いではなく、そこは考え方の違い。

戸崎騎手は裏となる東京でどれだけ勝ち星を積み上げることができるか。一気にリードを拡げたいところだ。


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