採れたて!トレセン情報

第707回~第709回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●注目の一戦!●

今週の注目は、何も東西金杯だけではない。日曜は明け3歳の牝馬重賞フェアリーS、そして月曜日には、そのレース名通りにGI馬を多く輩出しているシンザン記念が行われる。

例年、頭数の揃わない事が多く今年も11頭と少ない出走頭数となったものの、やはり例年通り後のGI馬になり得る素質馬も出走してきており注目の一戦に間違いない。


前売り1番人気は牡馬のファストアプローチ、札幌2歳S2着、そして先月の朝日杯FSで見せ場十分の6着、さらに鞍上がこの日から復帰するミルコとなれば当然なのだろう。ただ、それ以上に注目なのは、日曜に牝馬限定の重賞があるにも関わらず牝馬が4頭も参戦してきていることだろう。

アーモンドアイについては関東馬なので触れないが、スターリーステージとツジミモンは、フェアリーSには目もくれずハナからここへの出走を決めていた類。それだけ意味がある参戦だ。

まずスターリーステージ。全兄はマイルGI2勝のミッキーアイル、ご存知の通りこのシンザン記念の勝ち馬でもある。厩舎サイドとしても、やはり兄をイメージして同じ路線を歩んできている。牝馬ながらもその血統的にも有力の1頭と言っていい。

ツジミモンの母は、ダイワスカーレット・ウオッカで決まった伝説の桜花賞の3着馬。桜戦線を賑わすだけの血の裏付けはある。そして、厩舎サイドもその「桜」を意識しているからこそここへの参戦を決めた経緯がある。そう、桜花賞馬ジュエラーが、新馬勝ちの後にここへ挑戦し2着、クラシック路線に乗り見事桜花賞を制したことで、厩舎の「桜」既定路線を意識しての事のようだ。

中山へ遠征した新馬戦は着差こそハナだったものの、540キロもある大型馬なゆえにまだ緩い状況の中、追い出してからすぐ反応できなかったことで差を詰められただけで、レース運びは余裕の内容で完勝と言っていい。使った上積みを考えれば牡馬相手の重賞でも十分勝負になっていいだろう。


シンザン記念を勝利した牝馬と言えば、3冠馬ジェンテイルドンナを筆頭に、フサイチエアデール、ダンツシリウス、そしてシーキングザパールとそうそうたる面々。2着馬にも前出のジュエラー、そしてダイワスカーレットと、シンザン記念好走の牝馬=GI好走の方程式まで出来上がりそうなほど活躍馬を輩出している。


今年はフェアリーSの上位入線馬も注目だとは思うが、このシンザン記念に出走している牝馬も注目しなくてなならない存在に間違いない。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●新たな馬券ファクター、生産牧場●

昨年の生産牧場の獲得賞金はノーザンファームが独走での首位。2位の社台ファームとの差は約2.5倍近く。この差は絶望的なもので、ダントツの1強時代は当分続きそうだ。

そのノーザンファームは現3歳世代も強力で、フェアリーSに有力候補を多数送り込み、なおかつ京都で行われるシンザン記念にも関東から刺客を送り込むほど駒が揃っている豪華な布陣。

テトラドラクマ、プリモシーン、ライレローズは間違いなく上位人気必至。

中でもプリモシーンは全国リーディングこそ逃したが、関東リーディングの戸崎騎手を配しており、この3頭の中でもっとも期待が大きいのかもしれない。

期待度の大きさでいえば、シンザン記念へ遠征するアーモンドアイが一番かもしれない。

もともとはルメール騎手へ打診していたが、年明けは休養ということで断られて(結果的には騎乗停止で乗れなかった)しまい、すぐに戸崎騎手へ打診して快諾。

つまり、トップクラスの騎手に騎乗してほしいイコール期待度が高い、と判断することができる。

こういった感じで本命候補の都合でレースを使い分けても、二の矢三の矢と次々に有力候補が出てくる層の厚さがノーザンファームの強みだろう。

困った時は騎手、だけではなく、生産牧場という選択肢も考えた方がいいのかもしれない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●正月競馬の幸運!●

2018年度の中央競馬が始まる。

開幕重賞は恒例、東西で金杯が行われる。

中山金杯はフルゲート17頭揃ったものの、京都金杯の方はフルゲートに遠く及ばない13頭立て。これはヒカリサーメットが勝った1999年以来の少頭数。当時はまだ2000mだったので、マイルに変更されてからでは最も少ない頭数で争われる事になる。

そんな少頭数の争いながら、リーディング上位ジョッキーに動きはあった。

この日の出馬表を見て分かる通り、中央競馬初日にも関わらず関西リーディング上位騎手が非常に少ない。もともと川田・福永・岩田騎手の3人が中山金杯への参戦を予定している中に、年末の制裁でルメール・ミルコ・和田騎手の上位3人が騎乗停止、昨年のリーディング1位~6位までが揃って居ないという異色の状況。ただ、そんな状況だからこそ、中堅以下のジョッキーにもチャンスが回ってくると言うもの。

ラビットランの藤岡康騎手やカラクレナイの池添騎手もそんな類だろう。そして、前述の3人の騎乗停止が年末ギリギリだったため、もう残っているジョッキーは少なく、和田騎手で予定していたマサハヤドリームは岩崎翼騎手となった。

もう1頭、前走のリゲルSを福永騎手で快勝し、本来なら福永騎手が手綱を取るところだったものが、中山金杯のカデナの先約を優先し騎乗できず、代打にミルコを確保していたレッドアンシェルは…


これがなんと、京都で騎乗している関西ジョッキーの中では、武豊騎手に次ぐ第2位のジョッキーである幸騎手を確保することが出来た。

ジョッキーが居ない中で最善と思えるジョッキーを確保出来た陣営も幸運なら、上位人気必至の有力馬に乗る事が出来た幸騎手もまた幸運。正月競馬なだけに、この幸運を活かし切るかどうか、注目だ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●距離の壁への挑戦●

昨年のダービー(2400m)は14着と大きく敗れたが、ひと息入れたあとの毎日王冠(1800m)では古馬相手に4着と健闘したダイワキャグニー。その後キャピタルSを好時計で勝利。

キャピタルSが1600mの競馬なので金杯を使うと聞けば1600mの京都金杯だと思うが、なぜか2000mの中山金杯を選択。

中山2000mは過去に弥生賞で大敗しており、舞台設定としては疑問の残るところ。

これが騎手や厩舎の都合で中山金杯を選択したなら分かるが、そこは義兄弟の関係がある菊沢調教師と横山典騎手だし、そもそも2場開催なのでなにか都合が悪い理由は考えにくい。

となれば、あえて2000mの中山金杯を選んだということになる。

一応ではあるが、中山金杯の結果と内容、そしてその後の馬の状態次第で、次走の第一候補は1600mの東京新聞杯となっているとのこと。

つまり、本質的にはマイラーと考えながらも、この中山金杯で再度2000mの壁へ挑み今後の進路選択の指針にする、ということのようだ。

果たして、この選択が吉と出るのか、凶と出るのか。


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