採れたて!トレセン情報

第714回&第715回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●ボーダー高いフェブラリーS●

今週が終わると早くも2月の競馬に突入、今年最初のJRAGIフェブラリーSも近づいてきている。その前哨戦、先週の東海Sはテイエムジンソクが圧倒的人気に応えて快勝、今週は東京で根岸Sが行われる。

東海Sの開催時期が変更されて以降は、本番での勝ち馬を多く輩出していたが、一昨年は根岸Sの勝ち馬モーニンが本番でも優勝、昨年は根岸S1・2着馬が本番でも2・3着とここ2年は根岸S組の活躍が目立つ。

今年も、その昨年の1・2着馬をはじめ、明け4歳馬サンライズノヴァや新興勢力のアキトクレッセントなど多彩な顔ぶれ、本番に駒を進めてくれば注目となるだろう。

その4頭、例年なら問題なく、ここで負けても本番へ出走できそうなところだが、今年のフェブラリーSは地方馬の参戦もあり、出走馬決定賞金のボーダーラインが、現時点では8000万ぐらい必要な状況となっている。

収得賞金が1億円を超えている昨年の2着馬ベストウォーリア(出走取消)はクリアしているものの、昨年の勝ち馬カフジテイクは5900万円で今のままでは足りない。昨年のフェブラリーSは11着に大敗したものの、その後プロキオンSを勝ち今年は力も勢いを付けているキングズガードも、収得賞金は6690万円で足りない。この根岸Sは勝てば優先出走権が得られるため、もし勝てれば問題なく本番も出走可能、2着で賞金加算すれば何とか滑り込める可能性はある。

因みに、昨年のユニコーンSを鮮やかに勝利し、同じ東京ダート1600mのフェブラリーSの舞台が楽しみなサンライズノヴァは、収得賞金3850万円、アキトクレッセントは3650万円で、2着で加算しても恐らく除外濃厚、この2頭は勝つしかない。


本番へ向けた前哨戦とは言え、有力馬にはそういった事情もあり、単なるトライアル・叩き台では決して無い。ボーダーラインギリギリの対象馬がどんな競馬をするのか、楽しみでならない。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●名古屋へと続くシルクロードS●

高松宮記念へと続く今年の短距離路線の一歩目となるシルクロードS。

昨年のスプリンターズSでは苦戦した馬たちがここからの再起、重賞に一歩が届かない馬たちが飛躍を狙う、

層とすれば厚くはないが多彩な顔ぶれが顔を揃えた。

注目したいのはニシケンモノノフとナックビーナス。どちらも横山典騎手のお手馬。

ニシケンモノノフは昨年のJBCスプリントを制したダート短距離の王者。

芝は2014年2月以来となるので約4年振り。

なぜ、今になって芝へ路線変更となったのか。

それは横山典騎手が「芝でも戦える」と進言したから。これまでの実績や血統などを考えれば疑問しかないが、ただこれだけのジョッキーに芝でもと言われれば、試してみたくなるのも仕方がないこと。

一方のナックビーナスは3月の中山で行われるオーシャンSか、高松宮記念へ直行というのが当初の予定だった。つまり、シルクロードSへの出走は完全な後出しで予定外。

横山典騎手がニシケンモノノフを選んだのではなく、ナックビーナスが割り込んできた、という感じ。

横山典騎手が先約を優先した結果、ナックビーナスは過去に3度騎乗している勝浦騎手へ打診となった。

ニシケンモノノフ、ナックビーナス、両馬の長所も短所も知り尽くしている横山典騎手がどんな手綱捌きを見せるのか。勝浦騎手が巡ってきたチャンスを生かしてナックビーナスと高松宮記念へと駒を進めることができるのか。春に向けた戦いはすでに始まっている。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●ルメール無双●

3週間7日間開催された中山では田辺騎手が13勝、戸崎騎手が9勝と好調な滑り出し。

ただ、東京開催になると関東リーディング上位の勝ち星がペースダウン。

それは、ルメール騎手が遠征、いや、滞在といってもいいぐらい東京で騎乗するため。

ちなみにこの1回東京は8日間中7日間東京で騎乗予定。もはや関東所属と言っても過言ではないぐらい。

ではなぜ、これほど東京で騎乗するのか。

それは藤沢和厩舎、国枝厩舎などの厩舎単位どうこうではなく、ノーザンファームからの指名があるから。

実際、今週騎乗している18頭中12頭がノーザンファーム関連で、それに藤沢和厩舎を足せば8割近く。

来週以降もノーザンファーム関連の有力馬が多数予定。

今年は先週までで3勝とペースの上がらないルメール騎手だが、今週からは一気にペースが上がりそう。

関東勢はそれをどこまで阻止できるのか。ルメール騎手VS関東勢の戦いにも注目してもらいたい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●除外ラッシュの新馬戦●

2018年の競馬も早くも2開催目に突入する。この時期になると、新馬戦が終わるのも近づき、必然的に新馬戦の登録頭数が非常に多くなってくる。既に登録ラッシュが始まっており、除外馬も多数出ている。除外されると次回の優先権利が付与されるのだが、その優先権利を持っている馬も多くなり、権利1回では出走できないケースもチラホラ出てきている。(これがあと1ヶ月もするともっと大変な事になる)


そんな状況なため各陣営は、どのレースに出走するか、周りの状況も気にしながらレース選びに苦慮している。

土曜の京都3Rに出走する野中厩舎シヴァージも紆余曲折あった1頭。

この馬、本来は今週土曜日の中京4Rダート1400mを予定していたのだが、除外馬が9頭も出る登録ラッシュで案の定除外されてしまった。一応、もし除外されてしまった場合は次週の東京にダート1400mの番組があるため、そこへスライド出走する想定をしていた。鞍上には、中京では藤岡康太騎手で投票している。実はこの藤岡康太騎手、この馬の中間の調教には、ここ3週毎週の様に跨っている。どうやら、「走る馬」という感触を掴んでいるようで、もし除外で東京へスライドするならば「この馬1頭でも東京へ行きます」と話していた。まだトップジョッキーとは言えずも、年間騎乗数700鞍ほどある、今年も既に6勝を上げ関西リーディング6位の若手主力ジョッキー。そんな彼が、「この馬1頭のためだけでも遠征する」というのだから、能力は折り紙つきと言っていいだろう。

ただ、予定通り、想定通りことが運ばないのが生き物相手の競馬の世界。ここのところ栗東トレセンで、その除外ラッシュの影響で、使えず故障してしまったり、状態が整わず仕上げ直しになったりする新馬のアクシデントが続き、また、丁度京都の新馬戦で出走枠に数頭の空きが出来たこともあって、「使えるならば使った方が良い」という判断のもと、この土曜京都3Rに再投票する事になった。

本来騎乗予定だった藤岡康太騎手も、残念ながらこの日は中京で多くの依頼を受けており騎乗することが出来なくなってしまった。

その代打騎乗には川田騎手。実はここにも話があり、除外濃厚という局面でもあったため、川田騎手サイドが「空けておきますので再投票する場合はどうぞ」と、声を掛けていたそうだ。川田騎手と言えば関西を代表するトップジョッキー。そう、この馬が「走る」という話は、トップジョッキーが狙うほどに広まっていたという事。

ここまで噂になるシヴァージ、レースに行ってどんな競馬をしてくれるのか?

1200mのぶん、遠慮した競馬はすると思うが、そのレース振りは是非注目して頂きたい!


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