採れたて!トレセン情報

第727回&第728回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●巡り巡って…●

3月に入り、チューリップ賞・弥生賞が終わりトライアル戦線も真っ只中。今週は東西で桜花賞トライアルが行われる。先週のチューリップ賞とは一転して、どちらも抽選除外馬もあったフルゲートで行われる、熾烈なトライアルとなった。

そんな中で注目したいのは、阪神フィリーズ・レビューに出走するアマルフィコーストだ。

2歳6月の阪神でデビュー勝ちし、7月の中京でオープンも勝利。ともに手綱を取っていたのは浜中騎手。早い段階で賞金を加算したため、その後はファンタジーSから阪神JFという予定を組んでいた。

その後、予定通りファンタジーSを使ったのだが、そこでのレース振りに?が付いたのか、オーナーサイドの意向で阪神JFではクリスチャン・デムーロに乗り替わりが決まっていた。

しかし、1週前の追い切りで騎乗したクリスチャンが、「とてもじゃないけど御せない」と言う程テンションが上がっており、阪神JFは回避し立て直しが図られた。

この中間は、放牧の効果で落ち着きがあり、また馬具も換えて挑む予定。

鞍上は引き続き浜中騎手が手綱を取る。一見すると問題なくずっと手綱を取り続けているように見えるが、実際のところは前述通り一度は降ろされている。ゆえに、再びチャンスを貰ったここは、なんとしても結果を出したいところだろう。

また、浜中騎手は先週日曜9Rで、パンコミードに騎乗し制裁を受けている。普通に2日間の騎乗停止処分を食らっても文句の言えないレースだったが、馬の癖によるところが大きいと判断され制裁は1日で済んだ。ギリギリのところで、巡って来たチャンスを手放さず事なきを得た。こういう流れは勝負事では結果に大きく影響するというモノ。悪かった流れが良い方へ転がってきているようにうかがえる浜中騎手、もろもろの事を考慮すると、もっとも注目な1頭に思えてならない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●不当な評価?●

今週日曜日は東西で桜花賞トライアルが行われるが、第3場開催の中京でも注目のGⅡが行われる。昨年からGIに昇格した大阪杯の前哨戦としてこの時期に移設された金鯱賞、GIの前哨戦であるGⅡなだけに、少頭数ながらトップホースの出走もある。

前売り1番人気はスワーヴリチャード。本来なら、実績的には断然サトノダイヤモンドが1番人気なのだが、海外遠征の結果が散々、そして先週、先々週の追い切りが今ひとつということもあってか人気を譲っている。

GI勝ちは無いものの日本ダービーでレイデオロの2着、そしてその日本ダービー2着を筆頭に、左回りでは重賞2勝のほか連対率100%を挙げている左回り巧者のスワーヴリチャード、鞍上にも重賞ハンターのミルコが手綱を取るとなれば納得ではある。

ただ、前述通り実績は断然サトノダイヤモンド。昨秋も、もし海外遠征していなければキタサンブラックと人気を分ける存在になっていたことは間違い無い、日本を代表するトップホース。

ただ、その海外遠征、特に前走の凱旋門賞の大敗と、先週・先々週の追い切りが余りにも動かなかったため評価が下がっているようだ。

しかし、その凱旋門賞は馬場の影響も多分にあったと思うが、ノドの調子が良くなかったことも事実で、コンディションの問題でもあった。

今回は、ジックリ立て直されて息遣いは良くなっている様子。さすがにここで目一杯の仕上げでは無いが、今週の最終追い切りで跨ったルメールは「今週の感じなら大丈夫」と好感触を掴み自信を持っている。

スワーヴリチャードは強力なライバルに間違い無いが、本来の状態に戻っていれば、昨年の阪神大賞典ではシュヴァルグランがいても単勝1.1倍の圧倒的1番人気に推されたほどの馬、人気を譲るほどのものでもない。

不当に評価が下がっているここは、逆の意味でも注目と言えるだろう。


【競馬場から見た推奨馬券】

今週の中山は馬場悪化で芝のレースは手が出しづらいし、ダート戦でもこれっという馬が見当たらず勝負はできない。ただ、買ってみたい馬は2頭ほどいる。

まずは7Rの 16番サンジレット。前走は引っ張り切れない手ごたえで直線先頭に立ったが、先頭に立った瞬間に気を抜いたように失速。多分に気性的な問題と思えた。ただ、それまでの凡走続きから考えると、まさに一変のレースぶりだった。元々馬っぷりは良く見えた馬だけに、大外枠で揉まれないことで能力を発揮できたのだろう。果たして今回も同様の大外枠。メンバー的にもそんなにキツくはない。先頭に立つのをできるだけ我慢すれば、馬券圏に突入できると見た。

先頭に立つと気を抜くことと、相手にもしっかりとした馬が見あたらないので、ここは複勝一本でいきたい。

もう一頭は8Rの10番ディアシューター。今回と同コースでの未勝利勝ちの強い内容と、強豪揃いだった共同通信杯、弥生賞で大差ない競馬をしたことから、休養明けの秋は期待したが、意外な連続凡走。ただ、明らかに馬体が緩めで完調途上ではあった。それに前々走は内で捌くのに手間取り、前走は小回り福島でもたついた。飛びの大きな馬だけに2走ともに仕方ないか。今回もどこまで立て直されたかがポイントだが、秋と同じ轍は踏むまい。それに今回はかなりメンバーが手薄だ。この枠なら揉まれることもないだろうし、実績のあるコース。9分の復調なら勝ち負けになる。

単勝。馬連は2と一点!


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●春は出会いと別れの季節●

特例はあるのかもしれないが、サラブレッド法人クラブのほとんどの6歳牝馬は3月前半戦で引退という規定になっている。つまり、今週行われる中山牝馬Sで引退を迎える6歳牝馬が多いということだ。

今年で言えば、シャルール、バンゴール、マキシマムドパリの3頭がそれに該当する。

ここでポイントとなるのが、どの程度の仕上げと意気込みでレースに臨んでいるかどうか。

引退レースだから無理はせずに無事に繁殖牝馬として牧場に戻すことに重きを置いているのか、もしくは、引退レースだからこそ極限の仕上げで勝負に勝ちにきているのか。

このあたりを読み解くには最終追い切りと時計や動き、あとは当日の気配がポイントになりそう。

また古馬牝馬の春の最大目標ヴィクトリアマイルへの出走を果たすためには、4・5歳勢は賞金の加算が必須。昨年のクラシックで活躍した今年の4歳勢は勢いそのままに結果を残しており、ヴィクトリアマイルの出走賞金ボーダーラインは例年よりも高くなりそうな傾向。

それを考えると出走賞金に不安がある陣営は目標のためになんとしても2着以内で賞金を加算したいところ。

飛躍のための賞金となるのか、それとも花道を飾る賞金となるのか。クラシック戦線同様に古馬牝馬の戦いも見逃せない。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●ほんとうのトライアルレースとなれるか●

今週は東西で桜花賞トライアル、フィリーズレビューとアネモネSが行われる。

前者は3着まで、後者は2着までに優先出走権が与えられる。

桜花賞上位3頭の前走を過去10年で振り返ってみると、フィリーズレビュー組は1勝3着1回。

アネモネS組は3着1回だけ。

両レースともトライアルレースと呼ぶにはあまりに本番と直結していない散々な結果。

桜花賞と直結する大半は王道のチューリップ賞組。

特に今年はチューリップ賞に阪神JF上位3頭が集まったこともあり少頭数での競馬になったため、チューリップ賞を避けた馬たちがフィリーズレビューとアネモネSへ集結。

その結果、両レースとも例年以上の出走頭数と2勝以上挙げている馬が多く集まったことで、もちろんチューリップ賞組のレベルには及ばないが、レベルの高さは例年以上のもの。

とくにフィリーズレビューは18頭中11頭が賞金900万以上というレベルの高さ。

王道のチューリップ賞組は間違いなく強いだろうが、もしかするとフィリーズレビュー組かアネモネS組の中に、桜花賞でひと花咲かせる才女がいる、かもしれない。


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