採れたて!トレセン情報

第761回&第762回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●兄同様の活躍を!?●

先週で6月の競馬が終わり、今年の競馬も早くも折り返し、今週の関西圏の重賞はダートの重賞プロキオンSが行われる。

この時期なゆえにGI級の超一線級の出走は無いが、それでも今後を占う注目のメンバー構成となった。

そんな中で、このコラム上でも幾度となく登場しているウインムートは特に注目したい存在。

初めて1200mに使った山城S、初めてのダートだった桶狭間S、どちらも全兄ドリームバレンチノ以上のパフォーマンスを見せ勝利を挙げたこの馬、10歳までコンスタントに活躍し続けた遅咲きの兄以上の活躍も期待してしまう。

昨年9月、エニフSを勝った後、東京のグリーンチャンネルCで5着、その後は年末のギャラクシーS、年明けのすばるSと大敗を喫しているが、ここは疲れが出て崩れていただけで、立て直した栗東Sではオープン2勝目を挙げた。ただ勝ったとはいえ、休み明けで馬体のハリやツヤは今ひとつ、まだまだ良化の余地を大きく残している中でのレースで、陣営とすればダート適性の高さを再認識したレースでもあった。

その後は即、プロキオンSを目標にし、間が空く関係で天保山Sを挟んだが、当然型通りの良化があり、58キロの斤量もものともせず完勝、陣営としても改めて能力の高さを再認識したレースでもあった。

今回の斤量は56キロ、そして昨年の桶狭間Sでも完勝しているコース、加えて状態も前走同様に順調に仕上げられているとあれば、初重賞制覇も目前と言っていいだろう。

そしてまだまだ成長の余地を残しており、兄同様の息の長い活躍も期待したい。


【競馬場から見た推奨馬券】

関西、北海道は日曜まで大雨の可能性があるようだが、福島は何とか回復のもよう。といっても、土曜は降っているので、それなりには悪いはず。ダートは時計が速くなりそう。

まずは、日曜の福島で一番堅そうな10Rからいきたい。
素質馬の1番ワイルドカードが、デビュー以来初めて、使った反動もなく中2週で使ってきた。これは間違いなく体質強化の証だ。パンとすれば、重賞でも勝ち負けできそうな馬っぷり。こんなところで取りこぼすことは、考えられない。
相手にも、上のクラスでも勝ち負けしていた12番テルペリオンが、かなり有力。
実績から判断すると、この2頭と他の馬との差はかなり大きい。 もちろん、夏バテやレース中のアクシデントがあるので絶対はないが、普通に能力を2頭が出し切れば、机上の計算では決まるはず。
後はオッズとの相談だけ。

馬連 1-12
三連複 1-3-12

自信度 A


福島12Rはなかなか能力を発揮しきれないが、かなり能力は高いと思っている9番パイルーチェで、最後の勝負をかけたい。
初ダート戦だった未勝利勝ちの圧倒的な強さから、常に注目している馬。ただ発馬の悪さと一瞬しか脚が使えないネックから、なかなかスムーズな競馬ができない。
前走の東京戦も、コーナーを大外を回っての追い上げでは、長い直線で止まるのが当たり前。それでも、今回人気のフクサンローズとはコンマ2秒だけ。
前々走は、発馬後すぐに他馬と接触して、馬よりも横山典がやる気をなくしてしまったような感じ…。参考外だ。
その前の2走は、ともに3着ながら強い競馬を見せている。しかも上のクラスだった。 その点から考えると、やはり東京よりも直線の短いコース向き。福島なら、なおさら良さそうだ。
休みなく使われてきたので、そろそろ疲れが心配。このベストの福島戦でダメだったら、しばらく出番はなさそうだ。というより、放牧か…。
実際に5走前には、福島で現級勝ちしており、ここが最後の勝負どころと見た。

単勝 9
馬連 1-9 3-9
三連複 1-3-9 3-6-9

自信度 B


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●ウン!?●

先週で6月の競馬が終わり、今年の競馬も早くも折り返し、下半期に突入した。

今週は、福島では福島名物のハンデ重賞・七夕賞、そして中京ではダート重賞プロキオンSが行われる。どちらも馬券的にも注目の重賞ではあるが、第3場の函館の日曜メインも、重賞では無いもののこの先へ向けて注目のオープン特別・マリーンSが行われる。昨年はテイエムジンソクが勝利を上げ、その後のダート戦線を賑わせてくれた。

今年も、オープンへ返り咲いた4歳馬ハイランドピークやユノラト、そして先日の大沼Sを快勝したリーゼントロックなど多彩なメンバー構成となった。

そんな中で、中間は栗東で調整されていたが、急遽函館遠征を決めたヒデノインペリアルはいろいろな意味で注目の1頭になる。

まず函館遠征を決めた理由。前走が1400mの天保山Sで2着、それを考えればプロキオンSの方に出走していて然るべきなのだが、もともと中距離に使われていたこと、そして何より、前走の勝ち馬ウインムートが56キロで出走できることをはじめ、相手関係を見てわざわざ函館へ実を取りに行ったという雰囲気だ。

そしてもうひとつの注目点。これは管理する梅田智厩舎にまつわる話。

レッツゴードンキの管理厩舎として有名だが、昨年は年間17勝、一昨年も20勝とそこまで勝ち鞍を挙げている厩舎でもない。

今年もスタートからぼちぼちといった雰囲気で、4月の中旬までは僅か4勝、月イチペースの勝ち鞍だった。

それが、とある出来事をキッカケに続々と管理馬が勝利を上げ、上半期終了時点で15勝をマーク、しかも先日の交流重賞北海道SCも勝利と相当な勢い。

そのとあるキッカケとは…

4月のとある日、厩務員さんが管理馬を運動させていたところ、空からハトのフンが管理馬に落ちてきたそうだ。信じられないような話だが、まさにウンが付いたのかそこから急に勝ち鞍が増え勢いが付き今に至っている。

ややオカルト的な話だが、それ以来厩舎のムードが良い事は確か。ムードが良ければ成績も上がっていくと言うモノ。そのムードが良くなるキッカケになったのだろう。

マリーンSのヒデノインペリアルはもちろんだが、他の梅田智厩舎の出走馬はしばらくチョッと注目してみたい。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●騎乗技術以外も大事です●

大半の騎手には騎乗仲介者、いわゆるエージェントと呼ばれる担当者がついており、騎乗馬の手配を引き受けているわけだが、昨年から騎乗仲介者をつけない騎手が出てきて、また今年に入って騎乗仲介者の制度が変わったことを受けて、つけない、もしくはつけられない騎手が増えた。

その中で注目したいのが、昨年の夏から自身で騎乗馬の管理をしている大野騎手についてだ。

それまで担当していた騎乗仲介者を外した理由はいろいろあるようだが、気になるところはそこではなく、騎乗仲介者がいないままでも、昨年は56勝でキャリアハイの勝利数を挙げて、今年はすでに34勝を挙げており、関東リーディング6位と昨年を上回るペース。

好調の要因を探るため本人に話を聞いたところ、「特別なことはなにもしていない。先約を最優先して、あとは流れに任せているだけ」とのこと。


騎乗仲介者がついている場合も先約が優先であることは基本だが、先約が最優先ではない場合も実際にはある。それは、できるだけチャンスがある馬を選んだり、場合によっては先約を断って、あとから来た依頼を受ける、ということがままある。

この行為のいいところは、よりチャンスが大きい馬に乗ることができ勝ち星につながりやすいところだ。

一方、マイナス面を言うなら、馬を選ぶということは、何頭かを天秤にかけるわけで、依頼を受けるのか受けないのか、その返事を引っ張るということになるし、先約を断るということは、不義理を行うことで、当然反感を買う行為になるのは言うまでもない。

ただ、騎乗仲介者がついていない場合は、これらの判断を騎手自身が決めて、またすべての受け答えをしなくてはいけないので、負担はかなりのものだし、第3者がいない場合は、より角が立つことが多いはず。

騎乗仲介者がいる場合、いない場合、それぞれにメリットとデメリットがあるというわけだ。

今週の大野騎手は土曜日が福島で、日曜日は函館へ遠征。

函館へ遠征する目的はオープン特別、マリーンSでサンライズメジャーに騎乗するため。

サンライズメジャーには以前にも何度か騎乗しているが、近2走は続けて騎乗しており、3着2着と好走。

レース後すぐに函館での依頼を受けて遠征が決まっていたようだが、函館はオープン特別で、福島は重賞の七夕賞。賞金の高さは言うまでもないし、福島で騎乗した方がこれまで乗ってきた馬たちを続けて乗ることができるのでチャンスは大きいが、そこは先約を最優先。

こういった立ち振る舞いが関係者から好評で、信頼されてチャンスがある馬たちの依頼が後を絶たないのだろう。まさに大野騎手の人間力が好調の1番大きな要因になっていることは間違いない。

なにかと話題の多いエージェントについてだが、大野騎手を例にするなら、いてもいなくても大差はなく、要はその騎手の色々な魅力がもっとも大事なのかもしれない。

この夏は大野騎手など、エージェントをつけていない騎手の動向に注目してみるのも面白いかもしれない。


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