採れたて!トレセン情報

第779回&第780回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●サマースプリントシリーズ最終戦●

先週で新潟・小倉・札幌の夏季の開催日程は終了し、今週から中山・阪神の中央開催に戻り秋競馬が開幕する。ただ、気候が夏の雰囲気であるように、中央競馬のサマーシリーズもまだ終わらない。今週日曜日には、サマースプリント・マイルの両シリーズの最終戦があり、両タイトルに加え、サマージョッキーズシリーズの優勝者も決まる。

阪神競馬場では、サマースプリントシリーズ最終戦のGⅡセントウルSが行われる。

現時点でのトップは重賞2勝のアレスバローズの20ポイント、以下ダイメイプリンセスやナックビーナス、セイウンコウセイのサマーシリーズ重賞ウイナーが続く。ただ、この上位陣はみなここへは出走してこなかった。よって、ほぼアレスバローズがタイトルを手中に収めているのだが、唯一大逆転の可能性を残しているのがラブカンプー。現時点でのポイントは9、ここはG2のため勝てば12ポイントが加算され1ポイント差で逆転する。

サマースプリントシリーズの褒賞金は計4000万円。セントウルSの1着賞金を合わせれば約1億円でGI並の賞金となる。

そんな状況なら必然的に勝負度合いは高くなるというものだが、実はそれだけでは無い。鞍上のミルコ、現時点でサマージョッキーッズシリーズのポイントランキングトップで、勝てば確定するが、WSJSの出場権などが付与されていた以前とは違い、今は褒賞金100万円と30万円相当の賞品と名誉だけ、セントウルS1着の進上金のほうが高く、それだけではそこまでのモチベーションアップにはならないだろう。

それよりも興味深い事実がある。

まずひとつが、同日の中山で行われる京成杯AHに、マイルシリーズ2戦で手綱を取ってきたワントゥワンが出走するにも関わらずコチラを選んでいる。そしてもうひとつは更に核心に迫る事実。ミルコのスプリント路線のお手馬と言えば、スプリンターズSを連覇しているレッドファルクス。もちろん今年もスプリンターズSに出走予定でほぼほぼミルコで内定はしているのだが、正式な受諾はこのセントウルSが終わるまで保留している。

それは、このラブカンプーの存在があるからだろう。

もし、ここで勝つか2着で賞金加算すれば、この馬でスプリンターズSに挑む事も考慮しているのだろう。

3歳牝馬なゆえ、まだまだ成長の余地を残しているのは言え、まだ重賞勝ちの無い馬が、GI馬と天秤にかけられる…乗っている者にしか分からない感触があるのだろう。

この馬のレース振りはとにかく注目してみたい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●サマーマイルシリーズ最終戦●

西ではサマースプリントシリーズ最終戦が行われるが、東の中山ではサマーマイルシリーズの最終戦京成杯AHが行われる。

現時点でポイントランキングトップは、第1戦の勝ち馬グレーターロンドンと第2戦の勝ち馬プリモシーンだが、ともに規定ポイントには到達しておらず、そして最終戦への出走は無いため圏外。ゆえに、チャンスがあるのはこの京成杯AHに出走しているウインガニオン・ロジクライ・ワントゥワン・ヤングマンパワー・ロードクエストの5頭のみ。

その中で、昨年のサマーマイルシリーズのチャンピオンであるウインガニオンは、どうやらこのレースの大きなキーマンになる。

というのは、前走が自分の競馬が出来ずに見せ場無く大敗を喫してしまったからか、今回は「何が何でも」ハナを切る雰囲気で、テンのペースはかなり速くなると思われるからだ。

ある程度前を主張する馬もいるため、道中のペースもそんなに緩まないだろう。

となると、控える組に有利な展開になりそうだ。


その展開利は大きいワントゥワンが面白い。

実際、サマーマイルシリーズのポイントランキングで前述の2頭に次ぐ3位が実はこのワントゥワン、どの道勝たなければタイトルは手に出来ないため、他馬と条件は同じではあるものの、第1戦と第2戦で上位に入線していることは確かで、タイトルの可能性がある馬の中では最もチャンスの大きい存在といえる。そんな馬に展開も向く可能性があるとなれば目が離せない。

状態に関しても、ここに来て馬に落ち着きが出て、それに応じて力強さが増し、本格化の兆しがある。

さらにハンデ、53キロは実績を考えれば恵量と言えるだろう。ミルコに捨てられた存在ではあるものの、一発の期待は十分にあるはずだ。


【競馬場から見た推奨馬券】

夏競馬が終わったのに、また暑さがぶり返してきました。まだまだ夏バテする馬が出てきそう。できればパドック、返し馬をチェックして馬券を買った方が良いですね。
そして阪神はずーっと雨。開幕週なのにもったいない…。セントウルスSは、ラブカンプーから勝負するつもりでしたが、あの馬場じゃね…。自慢のスピードが削がれてしまうから、キツいかも。

中山6Rは、14番サイドストリートでいけると見た。前走は初めての芝のレース。しかも休養明けでいくらか緩い印象の馬体。
それでもタイム差なしの4着。確かにメンバーは恵まれていたが、スピードは500万でも上位であることを示した。今回は未勝利戦で圧勝したダート。勝ち時計は500万を上まわっていたし、おいでおいでの競馬だっただけに、時計もまだまだ詰まるはず。芝スタートのダート1200mは、スピードを活かすのに絶好の舞台。夏場に無理使いしなかった点にも好感がもて、叩かれた今回は当然勝ち負けだ。

単勝 14
馬連 7-14 14-16

自信度 B


11R京成杯オータムハンデは、好枠に恵まれた2番ロジクライが連軸に最適。
開幕週の中山マイルで、内の先行馬を狙わない手はない。ハーツクライ産駒だけに、スピード結着に多少不安はあるが、それをおしても展開利は見逃せない。前走の中京記念のように行きたい馬を行かして、好位で折り合えば、今回は外に持ち出す必要もないだけに更に有利だ。切れ味の鋭い馬にやられる可能性はあるが、組み合わせ的にも馬券から外れることは考えづらい。
その切れ味が鋭いのが、10番ミッキーグローリー。前走の力でねじ伏せるような勝ち方から、ここにきて急激に力をつけていることは間違いない。とにかく、一瞬の瞬発力で勝負する馬だけに直線の長いコースより、中山や福島のような小回りが合う。
それだけに新潟をパスして、開幕週のここを待って万全の態勢のはず。
万全を期して、 この2頭絡みで勝負したい。

馬連 2-10
3連複 2-6-10 2-7-10 2-9-10

自信度 B


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●リーディング争い独走中●

北海道シリーズリーディングとなったルメール騎手だが、札幌開催では4週間しか騎乗しなかったモレイラ騎手に大差をつけられてリーディングを奪われての2位。

悔しい札幌開催となったのは間違いない。それだけに秋競馬が始まる今週は相当な気合が入っているはず。

関西所属でありながらその勝ち星の半数以上が関東圏で挙げたもので、今週から始まる中山競馬でも、超のつく豪華な布陣がスタンバイ。

土日ともに8鞍で計16鞍に騎乗予定。

その内訳が10頭がノーザンファーム、2頭が社台ファーム。計12頭が社台グループ。

また、残りの4頭のうち、1頭はノーザンファームで調整、1頭はラインの藤沢厩舎、1頭は前走で自ら騎乗した馬。残りの1頭であるタガノヴィッターはデムーロ騎手からの乗り替わり。

つまり、ほとんどの馬がルメール騎手に乗ってもうらために用意されていた、という感じとなるわけだ。

どうやってもすべての馬が上位人気は間違いなく、あとの注目は何勝するかだろう。

中山4週目、スプリンターズSが行われる週からライバル、モレイラ騎手が再来日の予定となっており、それまでに改めて存在感を示せる大きなチャンス。

今週はルメールウィークとなりそうだ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●ライン復活がひそかなブームか!?●

先週お伝えした横山典騎手―藤沢和調教師のライン復活は約5年4ヵ月ぶり。

結果は4番人気で11着と振るわなかったが、今後このラインがどうなっていくのか、注目だ。

そして、今週は5年には遠く及ばないが、1年4ヵ月ぶり、2017年4月以来となるライン復活があった。

それは戸崎騎手―堀調教師のラインだ。

2014年から2016年の3年連続で戸崎騎手がリーディングトップを獲得した時には、お互いが主戦として勝ち星を量産したほど、蜜月の関係だった。

ところがその後は、ルメール&デムーロ騎手、他の短期免許で来日した外国人騎手にその座を奪われて今に至る、というわけだ。

1年4ヵ月ぶりに騎乗するのは土曜日、中山のメインレース紫苑Sのアヴィオール。

上位3頭に秋華賞への優先出走権が与えられる大事なトライアルレース。

この結果次第では、ライン復活があるかもしれないだけに目が離せない。


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