採れたて!トレセン情報

第816回&第817回&第818回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●モレイラ騎手のひと言●

2006年から毎年重賞を勝ち続けてきた堀厩舎だが、昨年は49勝を挙げながら重賞未勝利で記録がストップ。今年は期するものがあるようで、例年は1月2月の出走はセーブしているが、今年は先週、今週と出走が大挙。重賞戦線に送り込むべく積極的に勝ちに行く姿勢が見られる。

そんな中で京成杯に出走するダノンラスターは素質馬が多い堀厩舎の中でもトップクラスの評価。

タイトルにもあるように、昨年勝ちまくったモレイラ騎手がその素質を絶賛していたとのこと。

近い関係者に聞いたところ、前走はうまく捌けずに脚を余してしまったし、エンジンのかかりから距離が延びていいタイプ。ダービーには間違いなく出ている馬、と高い評価。

ダービーに出走するためには逆算すると、この京成杯と賞金加算のために多くてもあと1走がいいところ。

つまり、トライアルレースはあと2走。

ダービーに出走させるだけならトライアルレースを数多く使う手もあるが、ダービーを勝つことを意識するなら消耗度は少ないに越したことがないのは過去から明らか。

寒いこの時期に出走させない堀厩舎がデムーロ騎手を手配して重賞に送り込んできた、となればその期待度は言うまでもなく分かってもらえるだろう。

クラシック戦線はすでに始まっている。


【競馬場から見た推奨馬券】

土曜の深夜に降った雨も降雨量は大したことなく、月曜の中山は良い馬場状態で競馬が行われそう。ただ芝コースはコース替わり5日目だけに、多少内側が荒れ始めて外差しも利きそうな雰囲気。ダートは例年より時計は速く、先行有利は変わりない。

まず中山7R。ルメール騎乗で人気になりそうだが、軸は6番フィルムフェスト。前走の東京戦は、出遅れて流れに乗り損ねた。あいにくのスローで、更には内が伸びる馬場で外を回ってはきつかった。0.4秒差なら、新馬戦の強い内容の評価を落とす必要はない。その新馬戦は、かなり強力メンバー。2着のバッシュモンも、先週のジュニアCを勝っているほどだ。他にも評判馬が揃っていた。その組み合わせを力でねじ伏せたのだから、間違いなく能力は高い。その新馬戦と同じ中山なら、巻き返せるはず。
相手に狙いたいのは、1番ルマーカブル。前走は転入初戦ながら、楽々前半33秒5のスピードを見せて逃げ粘った。時計的にも評価できる。しかもパドックではまだ緩い印象があっただけに、使った上積みも望めるはず。絶好枠を引いたことも、後押しとなる。

馬連 1-6
3連複 1-4-6 1-5-6 1-6-10

自信度 B


続く中山8R。本日の中山で一番堅そうな軸馬が、1番シスルだ。前走は、33秒6のハイペースで逃げる断然人気のダノンチャンスの番手でダノンを競り落としたが、内でジッとしていた勝ち馬に漁夫の利を得られた。走破時計は翌日の1000万特別の勝ち時計と同タイムで、内容的には勝ちに等しい。しかも、放牧明けで+20キロだったことを踏まえると、かなり価値が高い。
理想は外枠だったが、叩かれた今回は、不利さえなければ確勝級だ。

馬単 1-4 1-5 1-3
3連複 1-3-4 1-4-5 1-4-8

自信度 A


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●軽量の格上挑戦●

3日間開催の中日、重賞は京都でGⅡ日経新春杯が行われる。

GⅡとは言え冬場のハンデ戦でもあり、格下感のある軽量馬が好走することも多々ある、波乱度合いも高い重賞レース。

昨年も準オープンから格上挑戦で挑んだ52キロのガンコが3着。一昨年は同じく格上挑戦の53キロだったシャケトラが2着、2013年には52キロのカポーティスターが見事勝利を上げている。


今年もその格上挑戦の軽量馬に面白い馬が存在する。そう、菊花賞時も取り上げたアフリカンゴールドだ。


当時お伝えした通り、初勝利は皐月賞が終わってから、そして2勝目も7月終盤だったが、晩成だったのだろう、10月の兵庫特別は昇級戦にも関わらずさらに強い競馬をして見せた。そう、それだけ夏の間の成長が著しかったという事。しかも驚く事に、菊花賞を見据えて「まだデキとしては途上」にも関わらずあのパフォーマンスを魅せていた。

もちろん、その菊花賞でも勝ち負けを意識していたのだが、鞍上の松若騎手が意識し過ぎて大事に乗ってしまったのか終始先団の外目を追走、スタートから最終コーナーまで4・5頭分外をずっと走っていては距離ロスもあるというもの。結果、直線で早めに先頭に立つ横綱競馬を試みるももう脚は無かった。

厩舎サイドも「距離ロスが大きかった」という見立て、そしてオーナーサイドの意向もあって今回は乗り替わりとなった。

打診したミナリク、本来なら依頼を受けるのは53キロ以上なのだが、やはりこの馬の能力を知っているのだろう、「51キロは無理だけど52キロなら乗る」と、依頼を受けた。そして最終的にハンデはギリギリ52キロとなり、そのままミナリクで収まった。

舞台は違えど圧勝した兵庫特別は芝2400m、そして今の時計のやや掛かる京都の馬場もこの馬にはプラスだろう。

GIとは言え前走大敗の格上挑戦、上位人気に推されることは無いはずだが、その過程を知ると食指が動くというもの。とにかく注目したい1頭だ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●今週が開幕●

先週、2019年の開幕週は私用のため騎乗しなかったルメール・デムーロ騎手は今週からが開幕。

共にフェアリーSに騎乗するために中山へ遠征。

遠征とは言ってもルメール騎手は3日間ともに中山だし、昨年の勝ち星の7割近くが関東馬でのものなので、むしろ昨年と同様に通常営業。

そんなルメールとデムーロ騎手だが、除外ラッシュが続く今の中山で明暗がくっきり。

土曜日と月曜日に中山で騎乗するデムーロ騎手は投票した馬の除外が1頭もなくすべて抽選を突破。

一方のルメール騎手はまさに暗雲立ち込めるスタート。

土曜日はフェアリーSで藤沢厩舎の期待馬コントラチェックが除外。

日曜日は今週の中でもっとも期待していたというシハーブ、これも藤沢厩舎の馬が黒竹賞を除外。

それに10レースの準オープン、芝1200mでも藤沢厩舎とのコンビで予定していたハウメアが除外。

ルメール&藤沢厩舎は期待馬が3頭も除外。

特にもっとも期待していた黒竹賞のシハーブは18分の16で抽選をクリアできる状況、つまり除外は2頭だけしか出ない、除外される方が難しい抽選で除外されてしまう不運。

ルメール騎手は他にも3頭が除外されており、計6頭も除外。

ただ、それでも土曜日7頭、日曜日9頭、月曜日8頭がスタンバイしており、そのほとんどが有力馬。

除外があってもこれだけの質と量が揃うあたり、さすがは2年連続でのリーディングトップ。

今年もルメール&デムーロ騎手が競馬の中心になりそうだ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●姉以上かも…!?●

東西の金杯も終わり今年も2週目、例年同様成人の日のハッピーマンデーも競馬開催があり、今週は3日間競馬となる。

土曜日は中山で明け3歳牝馬による重賞フェアリーSが行われる。

注目は、クイーンズリングの半妹のアクアミラビリス。鞍上はクイーンズリングの主戦でもあったミルコ、実はデビュー前の調教で跨り「姉とソックリ」と話していた。それが故にデビューを本当に楽しみにしていたのだが、抑え切れないくらいの行きっぷりで楽に抜け出し圧勝、その期待通りの勝ちっぷりだった。

厩舎サイドの評価も、デビューから3連勝を上げ、古馬になってからも一線級で活躍しGIも制したその姉と比べても遜色無く、扱いやすい性格も同じ、むしろ体の柔らか味などは姉以上かもとも言われている。

当然、クラシックを意識し、新馬勝ち後がすぐに放牧に出され、早めに賞金を加算しようと早い段階でこのレースからの始動が決まった。

唯一の懸念は、1勝馬がゆえの抽選除外。実際、今年も特別登録で25頭が登録、最終的に1勝馬は21頭が投票し、その内14頭が出走可能という3分の2の抽選だった。比較的出走できる確率は高いものの3分の1は除外、実際に有力馬の一角だったルメール騎乗のコントラチェックや、ウオッカの仔で川田騎手が乗る予定だったタニノミッションも除外されている。

そんな有力馬の除外が多かったここで、アクアミラビリスはその抽選も見事クリア。まさにいい流れも掴んでいる。

トリッキーな中山コースではあるものの、器用な脚を使えるタイプでかえって良い可能性はある。実際姉のクイーンズリングも中山の新馬を勝ち、2戦目は丁度同じ時期の1月17日の芝マイル戦、ここも不利と言われる大外枠から快勝している。そして引退レースの有馬記念でも2着、姉を考えれば中山はむしろ歓迎とも言えるだろう。

良血とは言え新馬を勝ったばかりのキャリア1戦の1勝馬、そこまで被った人気にはならないだろうが、そのレース振りは注目だろう。


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