採れたて!トレセン情報

第829回&第830回

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【関西事情通チョッといい話】

●昨秋とは違う!●

JRA年度末の最終日、重賞は阪神では昨年もドラマティックな結果となった阪急杯、そして中山ではGI馬が5頭も顔を揃える中山記念が行われる。 混戦で難解な阪急杯も面白いが、注目のレースと言えばやはり今後を占う意味でも中山記念だろう。

想定1番人気のディアドラと、2番人気スワーヴリチャードは次走はドバイに遠征予定。鞍上にはルメールとミルコという今の日本競馬を代表するジョッキーが手綱を取るが、両頭ともドバイでは乗り替わりが決まっている。そういう意味で、ここが一発勝負とも受け取れるのだが、その遠征前のひと叩きであることには間違いない。特にスワーヴリチャードは、右回りの1800mと難しい条件になる。

そんな中、意外と盲点になりそうな存在がエポカドーロだ。今回が初めて古馬との対戦、しかも昨秋の競馬には春の勢いを感じられず評価も下降線をたどっている。しかし、その昨秋の敗戦にはワケがある。そもそもの適性にも問題があったかも知れないが、それ以上に夏負けが尾を引いて攻め切れない調整が続き、結果的にはそれが影響していた。

今回は、菊花賞後から休養に入り立て直し、トレセンに戻ってからは再三併せ馬を消化し、昨秋とは状態自体が違う。中山コースも、スプリングS2着、そして皐月賞制覇と相性のいいコース、この馬も大阪杯へ向けたひと叩きには間違いないが、昨秋と比べ状態が違うとなれば、まして人気の度合いも考えれば注目したくなるというもの。もちろん、本番仕様で仕上げてくる厩舎なだけに、ここで好走すれば大阪杯ではさらに注目となるだろう。とにかく目が離せない1頭だ。

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●なぜ?の騎手選択について●

11頭立てと少頭数になった今年の中山記念だが、そのうちGⅠ馬は5頭。 きつい言い方になってしまうが、出走するだけの冷やかし的な数頭がいなければ、もっと引き締まった戦いになっていたかもしれない。ここまで少頭数になったのは、早い時期からスワーヴリチャードとディアドラ、エポカドーロが出走を表明していたから。その後ラッキーライラックとステルヴィオが加わったため、多くの陣営が再来週の金鯱賞へと目標を変更。ただ、金鯱賞も中山記念に匹敵するぐらいの多くの重賞ウィナーが集結。どちらもGⅠに近いGⅡと言えるだろう。

そんな中山記念でもっとも注目されているのがステルヴィオと丸山騎手のコンビ。これまでステルヴィオにはルメール、Cデム、ビュイック騎手しか騎乗したことがなく、日本人騎手では初。また、丸山騎手はこれまで重賞を6勝しているがGⅠ勝利はまだなく、GⅠ馬への騎乗も初。なぜ、丸山騎手が抜てきされたのか。そこには大人の事情があったようだ。まず、当然、主戦だったルメール騎手へ騎乗を打診したが、ディアドラが予定していたのでキャンセル。デムーロ騎手も同様。そこで次に木村調教師が打診したのが石橋騎手。この時点ではラッキーライラックの復帰戦がはっきりと決まっていなかったため、石橋騎手の返事は保留。ステルヴィオが金鯱賞へ回るプランもあったりする中、ラッキーライラックが中山記念参戦を表明。これで、ステルヴィオの鞍上は空欄のままとなった。

関東リーディング上位では田辺騎手や内田騎手も空いていたが、ノーザンファームとの親密度や、これがもっとも大きな理由だろうが、もし中山記念への出走を予定している上位陣の中で回避する馬が出てきた場合は、その時点で依頼を白紙にして乗り替わりができる騎手を探した結果が若手の丸山騎手だったのだ。

これが田辺騎手や内田騎手へ騎乗依頼をしていた場合は、直前でルメール騎手の予定が空いたとしても乗りかえが難しくなってしまうため。つまり、追い切りに乗る水曜日ギリギリまで丸山騎手で確定していたわけではなく、(仮)押さえだったのだ。無事に全馬が出走へとなり、ステルヴィオ&丸山騎手のコンビが正式に決定。すでに発表があったようにステルヴィオの春の予定は中山記念→大阪杯→安田記念。丸山騎手は大阪杯までが内定しているわけだが、あくまで内定。中山記念でオーナーサイドが納得のいく結果と内容が伴わなければ内定の取り消しまである、らしい。

先週の小倉大賞典を勝ったことで株を上げており、今週も勝利することができればブーム到来の可能性も出てくるはず。どの騎手も1鞍1鞍が勝負だが、丸山騎手の場合はこの中山記念が今年の勝負になるかもしれない。

【競馬場から見た推奨馬券】

中山の芝は、予想通り仮册を外した内側3頭分くらいが特に良好。イン狙いが良さそうだが、当然そこに馬も集中するので、進路がなくなるシーンも多々あるはず。諸刃の剣というところか。それでも、内枠の先行馬が有利なことは間違いない。

その馬場状況を踏まえると、中山5Rの1番フェリスナタールが面白い。前走の中山戦は放牧明けで余裕残り。しかも道中はかなり外を回るロス。勝ったサンアップルトンが最内を突いての勝利だけに、大外を回っての0.4秒差は価値がある。そのサンアップルトンは、次走のゆりかもめ賞で3着。好メンバーだっただけに、サンアップルトンとてそれなりに評価できる馬だ。

この中間はいつになく、意欲的に追われており、体質強化も窺える。なによりも、3週連続併せ馬でハードに追ったことで、ネックだった太目も解消されると見た。狙い目だ。

単勝 1
馬連
1-6
1-5

3連複
1-5-6
1-6-9

自信度 B

中山11R中山記念も勝負どころ。有力馬のほとんどが今季初戦で、目標が次という馬ばかり。その中で唯一勝負気配にあるのが、1番ウインブライト。GI馬が多い中、実績的には見劣るものの、その分コース適性の高さは断然。中山1800mは3戦3勝とパーフェクト。それに前走の金杯は今までにない強い競馬。力をつけていることも感じた。何よりも、その金杯を使ってのローテーションが理想的。しかも仮册を外した絶好の枠。あらゆる条件が揃った印象。ここで買わない手はない。

単勝 1

馬連
1-5
1-9
1-3
1-10

3連複
1→3.5.9.10

自信度 B

中山12Rも面白い。各馬、一長一短があり、これはと思わせる馬か不在。それならば半年ぶりでも、5番ダークリパルサーの能力の高さに賭けたい、新馬、オキザリス賞と連勝し、全日本2歳優駿でもルヴァンスレーブの4着。体質の弱ささえなければ、オープンまで行っていて当然の素質馬である。今回、喉の手術も無事終え、十分に乗り込まれて、満を持しての出走という印象。かなり掛かる印象があるので、距離の1200mは良いはず。というより、喉に疾患があったのだから、短いにこしたことはない。抜けた存在のいない組み合わせなら勝ち負けになる。

単勝 5

馬連
5-16
5-12
1-12

3連複
5.16→1.3.7.12

自信度 C

【関西事情通のちょっとイイ?話】

●再びめぐり合った縁●

2月の競馬も最終週、JRAの年度末でもあり引退する関係者の話題も多い。そういう話題の影で、今週もジョッキーの移動がありこれも注目である。その中の一人、普段は第3場の小倉を主戦場としている鮫島克駿騎手、今週の土曜日は阪神で騎乗する。日曜は小倉に戻るため完全にスポット参戦、もちろんお目当がいるからこその行動。その馬は…

メインの仁川Sに出走するモズアトラクションだ。この馬には、一年ほど前の年末年始に騎乗し500万・1000万を連勝した。ただ次走で敗れてしまい、その後は乗り替わりとなって一時は縁が切れてしまっていた。

しかし、二走前の雅Sで再び騎乗チャンスを貰い、そこで結果を出しオープン入り、続けて騎乗チャンスを得ている。ただ前走は鞍上も悔いの残る競馬をしてしまった。スタートでやや後手を踏みポジションは後方、直線でも内から捌いてはきたが進路を探しながらの競馬で決してスムーズではなく不完全燃焼に終わってしまった。それもあって、次走がこの阪神に決まると鮫島克駿騎手も即答で決めたそうだ。

一時は自らの手を離れた馬が再び戻って来て、そしてその瞬間は結果を出しながらも、前走は悔いの残る競馬、またいつ替えられてもおかしくない状況なだけに、ここでの思いは強いだろう。キッチリ結果を出してくれるのではないだろうか。是非注目したい。

【競馬場から見た推奨馬券】

今週から舞台が中山に。一ヵ月でどこまで芝が回復しているかがポイントだが、正月の開催はCコースを使用していたので、内側部分は仮册にて保護されていた。それだけにAコース使用の今開催は、しばらくは内の方が良い可能性が高い。とりあえず、芝は中山らしく内側の先行馬狙いが妥当か。ダートは、夜中に微妙に降雨がありそうなので、脚抜きが良くなりそう。こちらも先行馬が有利と見るのが妥当。

まずは中山4Rで手堅くいきたい。

軸馬は7番ジャパンスウェプト。小柄でスピードがかなり。脚抜きの良い土曜のダートがぴったりだ。デビュー戦は、外の馬のゲートが良すぎてちょっと怯むようなスタート?それでも、ダートに入ってからの行きっぷりが良すぎて、鞍上が終始手綱を引っ張り通し。外から巻き返すロスがありながら、他馬が必死に追う4コーナーでも一頭だけ馬なり。

さすがに前半掛かった分、マイペースだった逃げ馬を交わすのに手こずったが、それをきっちりと捉えた。3着以下は大きく離している。その大きく離した3着馬が、次走で7馬身差のぶっちぎり勝ちしており、メンバーレベルも高かったようだ。

あれだけ掛かり通しだっただけに、昇級してペースが速くなった方が競馬もしやすいはず。気性的にも、使った後に一息入れたことが功を奏しそうだ。

単勝 7
馬連 1-7
3連複 1-6-7

自信度 B

中山12Rは勝負できそう。成績的に人気になりそうだが、13番パレスハングリーの軸は外せない。

とにかく寒い時季は走り、昨年もこの開催の2週目に、このクラスを勝ち上がっている。その後は降級しても馬券に絡まず、夏場は涼しい北海道に行っても駄目。復調が見えたのが、暮れの中山。やはり寒くならないと駄目なようだ。

それだけに、微妙に暖かくなり始めた今回あたりは決めたいところ。得意の中山を待って態勢も万全のはず。とにかくペースが速くても先行さえすれば、容易にはバテない。減量騎手を続けて乗せているのも、とにかく先行しろとの指示が、出しやすいからとみれる。土曜の先行有利な馬場状態も味方につけそうだ。

馬連
5-13
10-13
3-13

3連複
5-10-13
3-5-13
5-13-14

自信度 B


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