採れたて!トレセン情報

第85回[2012年3月16日]

【東西重賞】予定変更には色々な事情があります

【美浦の『聞き屋』の囁き】

●予定変更には色々な事情があります●

先週取り上げた、予定を急きょ繰り上げて出走するパターンの結果は、4番人気に支持されたヒショウは11着。あとの3頭はすべて1番人気でミルテが1着にはなったが、スフィンクスは3着、スピルバーグは4着と圧倒的な支持を考えれば「凶」と出たようだ。

今週は予定を延ばしたパターンと予定を大きく変更したパターンを紹介したい。ともに中山土曜日のメインレース、フラワーCに出走しているオメガハートランドとチャーチクワイア。まずオメガハートランド。

当初は先週行われた桜花賞トライアル、アネモネSかフィリーズレビューへの出走を予定していた。ところが週末の予報が雨だったために、重馬場を嫌って予定を延期。今週末も雨という予報ではあるが、厩舎サイドとすればその時点で最善の策をとったということになる。ここで困ったことになったのが石橋脩騎手。実は今週の土曜日、中京で行われるファルコンSにレオンビスティーでの騎乗を予定していたとのこと。が、そこは先約よりも「ほぼ所属」で「ほぼ主戦級」といってもいい堀厩舎からの依頼。中京で予定していた多くの依頼をキャンセルして中山フラワーCへ。予定を延期したのに、また雨予報とは不運としかいえないが、この強固な「ライン」でどこまで戦えるか。

一方、チャーチクワイア。こちらは当初、左回り中京芝1400というベスト条件のファルコンSを予定しており、石橋脩騎手同様に三浦騎手も多くの依頼を受けていたようだ。ところが、どうやら「クラブ」サイドの意向によって先週末急きょ中山に予定を変更。「大人の事情」があるのは分かるが、オメガハートランドと違う点は「馬優先」ではないということ。この2頭の能力の高さに疑いようはないが、この選択が吉と出るか、凶と出るか。興味深い。


●急仕上げでもやる時はやります●

今週から復帰の勝浦騎手。輪乗りの最中に他馬から蹴られて骨折という、あまりにも不運な事故ではあったが診断よりも早い復帰には騎手のアスリートとしての身体能力の高さ、治癒力の高さを感じさせられた。だが、実は早期復帰の要因は回復の早さだけではなかったらしい。それは、土曜日中京で行われるファルコンSに出走するサドンストームにどうしても乗りたかったようだ。2戦目以降、この馬のローテーションに合わせて予定を組んでいたようだし、なにより凄いことは全治3カ月以上の診断だったところを2カ月で復帰してしまうあたりサドンストームに懸ける意気込みが伝わってくる。

誤解がないようにしておくと、医師から騎乗可能の診断はもらっているし、火曜日からトレセンで調教に出ているように、騎乗することに支障はない。ただ、馬の仕上がりで例えるならば「急仕上げ」は否めない。それでも、「乗りたいという気持ちや他の騎手を探さずに待っていてくれた西浦厩舎へ の恩」など負けられない理由があると勝浦騎手は話してくれた。体は急仕上げでも、心は万全の仕上がり。クールに見えて意外に熱い男を応援したい。

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