採れたて!トレセン情報

第673回~第675回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●来年の凱旋門賞●

3歳3冠最後の1冠。先週から秋華賞トライアルが行われているが、今週から3歳牡馬の最後の1冠、菊花賞トライアルも行われる。

次週の神戸新聞杯はダービー馬レイデオロが復帰戦を迎える。そのレイデオロを避けてか、収得賞金の足りない組が今週のセントライト記念に多く出走してきている。とはいえ、夏の上がり馬も多く、例年より好メンバーが揃っている様にも思える。

そんな中だが、やはり注目は皐月賞馬アルアインだろう。

皐月賞当時、毎日杯が内容の濃い勝利で、関係者の間ではかなり評価されていたことをこのコーナーでもお伝えしたが、その通りに皐月賞を制し、日本ダービーは少しだけ大事に乗り過ぎた感はあったものの、勝ち馬レイデオロに上手く乗られてしまった敗戦で、この馬自身の評価が下がるものではなかった。

秋の初戦は、レイデオロが古馬の王道路線を歩む事が決まり、菊花賞での乗り馬が空いたルメールを確保した事で、早い段階でこのセントライト記念ということが決まっていた。

中間の追い切りに当然ルメールも跨っているが、「走りが柔らかくてパワーもある、しかも乗りやすい」と絶賛、どうやら夏を越してさらにパワーアップしているようだ。

陣営も「来年の凱旋門賞に連れて行きたいと思える馬」と話すほど、その能力に期待を寄せている。

ローズSでは騎乗予定だったアドマイヤミヤビが直前で回避してしまったルメール、しかしこのセントライト記念では、ライバルを目されていたセダブリランテスが直前で回避、逆に「勝って下さい」の流れが来ているような雰囲気。そもそも皐月賞馬であり重賞2勝馬、他にJRA重賞を勝っている馬は存在せず、格からしても負けられないところ。堂々と勝って、いい流れで本番へ向かって欲しいところ。そして、来年の凱旋門賞も楽しみにしたい。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●春VS夏●

皐月賞馬アルアインがルメール騎手と新コンビで挑むセントライト記念。

関東勢の大将格として春の既存勢力にどこまで迫れるかと期待されていたセダブリランテスが、木曜日の朝にザ石によって回避。

追い切りに騎乗する予定だった戸崎騎手も残念がっていたが、なんと出馬表には戸崎騎手の名前が。

格下馬ではあるがクレッシェンドラヴに騎乗することとなった。

このクレッシェンドラヴはもともと日曜日の自己条件、500万の芝2500mへの出走を予定していたのだ。

つまり、セダブリランテスの回避が決まった後すぐに、戸崎陣営は他の陣営に声をかけて騎乗馬を確保した、ということだ。この行動力こそが全国リーディング首位となるための、原動力になっていることは間違いない。

重賞級と一部マスコミが盛り上がっているのが、横山典騎手が騎乗するミッキースワロー。

ミッキースワローのここまで5戦はすべて菊沢騎手が手綱を取ってきたが、今回は叔父に乗り替わり。

菊沢騎手の騎乗ぶりに関しては賛否両方あると思うが、2走前の京都新聞杯は結果から見れば早仕掛けと言われかねない戦法だったし、古馬との対戦になった前走は後方から後手に回り大外へ。小回りの福島では滅多に見ることができない上がり33秒7を計時。

しかも、画面には映っていないかもしれないが、騎乗していた菊沢騎手はゴール後すぐにガッツポーズ。

本人としては差し切った、と思えるだけの勢いと自信があったのだろう。

それほどに強烈な末脚だったというわけだ。

これだけのポテンシャルを秘めた馬が2年目の若手騎手から、大ベテランで現役トップクラスの技術を持つ騎手に乗り替わるとなれば、期待がグッと高まるのも仕方がないのかもしれない。

夏の勢力は春の勢力にどこまで迫ることができるのか。菊花賞を占う意味でも見逃せない。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●優先切符は3枚●

1勝馬に出走の枠があった紫苑Sとは違い、2勝馬で除外が出るほど質の高いメンバーが揃ったローズS。

そんな中、関東から3騎手が遠征。

まずは田辺騎手。

オークス当日の落馬負傷で乗り替わりとなったハローユニコーンに騎乗。

賞金面ですでに秋華賞への出走ボーダーをクリアしており、ひと叩きという意味合いが強いかもしれない。

オークスに騎乗できなかった責任を果たすための遠征、と近い関係者の話。

吉田隼騎手は札幌でコンビを組み勝ち上がったメイズオブオナーに騎乗。

2勝、900万の賞金ではボーダーラインを大きく下回るため、優先権が発生する3着までが必要。

かなり色気があるようで、秋華賞当日の東京の騎乗予定はすべて、秋華賞へ行かなければ乗ることができます、という約束のもとで依頼を受けているとのこと。

最後に横山典騎手。

一番のなぞは、なぜオークスで騎乗したヤマカツグレースではなくカワキタエンカなのか。

ヤマカツグレースの賞金ならローズSで除外の心配はないし、秋華賞も出走可能。

トライアルレースをトライアルとして挑むことができる。

一方のカワキタエンカではローズSが抽選のうえ、メイズオブオナー同様に3着が絶対に必要。

ある意味でトライアルレースが本番的なところはある。

取材をすると、ヤマカツグレースから声がかからずに、カワキタエンカから依頼があったから、という実に単純なもの。要は、中山での騎乗依頼よりも先に阪神で騎乗依頼があったから先約を優先した、ということのようだ。

3者それぞれの意気込みと思惑があってのトライアルレース。3枚の切符を掴むことができるのかどうか。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●勝ち運の流れ●

秋の阪神・中山2週目、先週は秋華賞トライアル紫苑Sを、ここでも取り上げたディアドラが快勝、差は僅かだったが、着差以上の強い競馬を見せ本番が楽しみになった。

今週は阪神でローズSが行われるが、紫苑S以上に好メンバー、ソウルスターリングを除く春の既成勢力が揃った。

ただ、出走すればまず上位人気確実、最有力候補でもあったアドマイヤミヤビが最終追い切り後に故障が判明し回避、そして牡馬相手の皐月賞で1番人気に支持されたファンディーナも、あくまで目標は秋華賞、暑さを考慮してゆっくり仕上げてきた事で、本番で100%になるような仕上げ。それでもアッサリ勝てるだけの能力と素質は秘めているものの、「ファンの方もそれを考慮して下さい」と陣営が公式コメントで言うほど、余裕を持たせた慎重な仕上げの様子、まして、台風の接近もあり馬場状態も微妙、メンバーは揃ったが波乱の要素も十分にありそうだ。


そんな中で、ある意味流れが来ていると思われるのがミルコ・デムーロ。

そもそも、春のクラシック2冠でアドマイヤミヤビの手綱を取っていたのはこのミルコ、それが、ソウルスターリングが早々に秋華賞では無く古馬路線を選択したことで、オーナーサイドの意向もあってルメールに戻された経緯。一旦は乗り馬が宙に浮いたミルコ、しかしオークス2着馬モズカッチャンの手綱を取ることになり、昨日の友は今日の敵、今度は強力なライバルだったアドマイヤミヤビが、なんと直前で回避。この一連の出来事がミルコのために起こっている様にも思えてしまう。

さらに、台風の接近による道悪馬場も、3走前の中山のレースが、良馬場発表も雨が降り時計の掛かる緩い馬場、そこで勝利を挙げている事から問題ない。

思い返せば、先週のセントウルSでも結局ミルコのファインニードルが勝利、不思議と勝ち運を持っている。今週の一連の流れからも、どうもその雰囲気がある様に思えてならない。


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