馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
函館2歳ステークス
選んで乗る昨年のリベンジ
夏競馬真っ盛り、今週末は6月から開幕した夏の函館開催が最終週を迎える。
そのフィナーレを飾るように、函館では土日で重賞が行われる。
土曜日は今年デビュー世代の初の重賞レース、
函館2歳ステークス。
今年は函館で勝利を上げた11頭に加え、東京で新馬勝ちしたロッソランパンテ、未勝利ながら果敢に挑戦するオボロヅキヨを加えた13頭で行われる。
そんな中で注目なのは…
鮫島克駿騎手が手綱を取る
ブトンドールだろう。
というのも、函館で勝ち上がった11頭のうち、4頭を鮫島克駿騎手が自らの手で勝たせ、その中で選んで乗っているのがこのブトンドールだからだ。
4頭中、3頭が芝1200m勝ち。その中で勝ち時計は最も遅い。それでも選んだ理由は、まだビシッと追った本数が少なく仕上がり途上、それでいて勝ち上がったことに手応えを感じ、2戦目での上積みを見込んでのことのようだ。
その思惑通り、調教でもしっかりした動きを見せ、確かな手応えを掴んでいる。
昨年は、出身とも言える小倉競馬場の年間リーディングジョッキーを獲得していながら、今年の夏は北海道シリーズに参戦している鮫島克駿騎手、この辺りで北のタイトルは是が非でも欲しいところ。
そして騎乗するブトンドールの生産はノーザンFで管理するのは池添学厩舎。
ノーザンF生産馬で、池添学厩舎の管理で、鞍上鮫島克駿騎手と言えば、昨年の函館2歳ステークスでもカイカノキセキで挑み惜しくも2着、今年はそのリベンジの意味もある。
いろいろな意味で、このブトンドールには最も注目したくなる!
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