馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

東海ステークス(G2)
今週も旋風を巻き起こす!

大寒も過ぎ冬も折り返し、競馬もG1に向けてのステップレースが早くも行われる。

中山では中距離G2のアメリカJCC、そして中京ではフェブラリーステークスへのステップレースとなるG2の東海ステークスが行われる。

昨年12月のG1チャンピオンズカップと同じ舞台の東海ステークス。そのチャンピオンズカップで最先着だったオーヴェルニュはやはり注目だろう。

勝ったテーオーケインズは2着に6馬身差の圧勝だったが、2着チュウワウィザードからはコンマ3秒差の6着。それも勝負どころでは内で揉まれてしまい、直線外に切り替えるロスがあってのもの。

「スムーズなら2着はあった」と、当時手綱を取っていた福永騎手のレース後の談話。

今回の舞台は、そのチャンピオンズカップと同じであるとともに、そもそも昨年勝っているレース。さらに、同じ中京で行われた昨年の平安ステークスも2着を6馬身千切るレコードで圧勝したように、この中京ースは得意の舞台。

本来は福永騎手が継続騎乗の予定だったが、怪我で戦線離脱中という事で団野騎手に。

以前からお伝えしている通り、将来は競馬界を背負って立つであろうと言われるほど「乗れる世代」としてトレセン内でも評判の4年目。

同期で一番の勝ち頭の岩田望来騎手を筆頭に、先週の京成杯では菅原明良騎手が、年明けの中山金杯では斎藤新騎手が重賞制覇を果たし、今年も年明け早々この世代が旋風を巻き起こしている。

団野騎手は、勝ち鞍はまだ2勝だが、先週の京成杯では8番人気と低評価だったヴェローナシチーで3着、愛知杯では16頭中15番人気クールキャットで6着と、低評価の馬を上位に持ってきているように、乗れていないわけではない。

今回のオーヴェルニュはそこそこ人気は集めると思われる、それこそ人気以上に持ってくることが出来れば、おのずと勝ち負けになるだろう。

中京巧者で昨年の覇者、それでいて評判の世代が騎乗するオーヴェルニュは、注目せざるを得ない。


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