馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

青葉賞
この馬でダービーへ!

今週日曜日から競馬も5月に突入、いよいよ競馬の祭典『日本ダービー』も近づいて来た。

そのダービーへ向け、最終切符を懸けた争いが今週と来週で繰り広げられる。

今週土曜日に行われる青葉賞は、指定オープンの時代から本番と同じ舞台で行われる伝統のトライアル。

いまだこのレースの勝ち馬から本番を制した馬は現れていないものの、シンボリクリスエス・ゼンノロブロイをはじめ、アドマイヤメイン・フェノーメノなど2・3着には多くの馬が入線しており、いつダービー馬を輩出してもおかしくないトライアル戦、今年はフルゲートに満たない14頭立てとはなったものの、やはり注目の一戦だ。

そんな中で特に注目したいのが…

まだ未勝利を勝ったばかりの1勝馬だが、プラダリアにはぜひ注目したい。

デビュー前から評価の高かった馬で、新馬戦ではその期待もあってか1番人気に推されていた。

その新馬戦、スタートで両サイドから挟まれ、しかも道中もずっと馬込みで厳しい競馬を強いられ、直線も前が開かずかなりフラストレーションの溜まる競馬だったが、それでも2着と能力は示した。

2戦目は、馬込みで我慢しつつ3・4コーナーでは内で詰まるのを嫌って外へ、ただスローで流れていたこともあってそのコースロスが響き、またも2着に敗れてしまった。

そこから短期放牧を挟み挑んだ前走は、その放牧の効果か、阪神の外回りコースというのも良かったのか、それまでの鬱憤を晴らす圧勝劇、2着に7馬身の差をつけ、しかも最後は流す余裕まであった。

ダービーと同じ距離での圧勝劇ということもあるが、鞍上の池添騎手も「この馬でダービーへ」という気持ちは強かったようで、この土曜日はこの馬のために東京へ遠征する。

跳びが綺麗で広いコースでこそのタイプ、ゆえに大箱の東京コースはこの馬の能力を全開にできる舞台。

決め手もあるだけに、できればパンパンの良馬場が理想だが、たとえ雨が降ったとしても前走重馬場で上がり34秒9の脚を使って勝利しており、多少緩くなっても大丈夫だろう。

数少ない現役のダービージョッキーである池添騎手が「この馬でダービーへ」と意中に感じているプラダリア、その走りにはぜひ注目したい!


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