今年からハンデ戦から別定戦に変更となるサマー2000シリーズ最終戦の新潟記念。サマー2000シリーズ函館記念ヴェローチェエラ、七夕賞コスモフリーゲン、小倉記念イングランドアイズ、札幌記念トップナイフがそれぞれ優勝。どの馬が今年のサマー2000シリーズを制するのか注目です。

登録メンバーは、前走の青葉賞の勝ち馬で3戦無敗のエネルジコ、七夕賞の勝ち馬コスモフリーゲン、23年エリザベス女王杯の勝ち馬ブレイディヴェーグ、昨年の覇者シンリョクカ、ヴィクトリアマイル上位馬クイーンズウォーク、シランケドなどが出走予定です。

まずは過去10年のデータから浮上する馬をチェック。ページ下部では有力馬の最新情報を公開しておりますので最後までお見逃しなく。

上位人気馬(1~3番人気)が5勝も1番人気で勝ったのは18年ブラストワンピースの1頭のみで信頼度は低い。平均配当は【馬連6990円】【3連複3万6040円】【3連単20万1200円】。馬連3桁配当は1度もなく馬連万馬券が2度。3連単10万馬券以上は5度あり3連単最高配当は70万9120円の特大馬券が出ているように大波乱が多い重賞。上位人気では2番人気、人気薄では実績馬ながら人気の盲点となる穴馬が狙い目

7~13番人気の伏兵馬が12頭馬券圏に好走しているように人気薄が配当を引き上げている。近走の成績が不振でも過去にGⅠ・重賞で連対実績のある馬、コース実績がある人気薄には要注意

脚質では中団から後方待機組の好走が目立つ。逃げ馬からの勝利馬は出ておらず連対も1頭のみと大苦戦。芝2000m外回りで行われるコースでスタートから3コーナーまので距離は948mと長く、直線の距離658mは日本で最も長いコース設定。逃げ馬には厳しいコースで終いの脚が長く使える馬有利。中団から後方で上りが速い脚が使える馬が狙い

年齢別の成績では4.5歳馬が6連対。3歳馬は9頭が出走しノッキングポイント、ブラストワンピース、の2頭が優勝。共に重賞連対実績があり前走がダービー⑤着だった。4.5歳馬中心も出走頭数は少ないが重賞実績のある3歳馬も要注意

【重要】新潟記念の過去のデータから導き出された馬券対象馬やデータを覆す激走穴馬をスクープ!専門分野のスペシャリストが導きだす勝負買い目は必見です!馬券購入前に必ずご確認ください!


利用規約プライバシーポリシー

8/31(日)新潟記念(GⅢ)
レース当日15:00締め切り
(12:00頃公開)
競馬セブンから無料配信

デビューから新馬戦、セントポーリア賞、青葉賞を3連勝している3歳馬。レース後に脚元に反動が出てしまったため、日本ダービーへの出走は見送って休養。秋競馬で改めて大舞台を目指すべく新潟記念を復帰戦の舞台に選んできた。

夏場はNF天栄で過ごし、8月1日に美浦の高柳瑞樹厩舎に帰厩。脚元の状態は落ち着いており、トレセンでは順調に追い切りを消化できている。1週前追い切りはウッドコースの併せ馬で伴啓太騎手が騎乗。「時計は速くなったが、無理せず自然に出たもの。むしろ走りすぎてしまう面があるのでケアはしっかりしていきたい」とのこと。

レースではルメール騎手が騎乗予定。日本ダービーでもエネルジコが出走していればルメール騎手が騎乗予定だった。新潟記念は2023年のノッキングポイント、2018年のブラストワンピースなど春に実績を残した3歳馬が出走して勝つことも増えてきたが、エネルジコもこの系譜に名を刻めるか。

入厩当初からトモに弱さがあり調教でも目立つ動きはありませんでした。跨った人たちも乗り味の良さは感じてはいなかったようですが実戦に行っていいタイプ。成長途上の段階でも3連勝したように秘めているポテンシャルは相当高い素質馬です。

二冠馬の父にドイツオークスを制覇した母を持つ良血馬で陣営の期待も相当高い馬。ダービーへの切符を手にしていただけに出走回避は悔やまれますが先々まで大きな期待を寄せており復帰緒戦でどのようなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみな一戦です。

高橋瑞樹厩舎の初GⅠ制覇はドゥラメンテ産駒のスターズオンアースで「この馬も走るドゥラメンテ産駒」とGⅠ獲りに力が入っています。秋のGⅠ路線に向け結果を出したい一戦です。

クイーンC、ローズS、金鯱賞で重賞3勝を挙げている4歳牝馬。前走のヴィクトリアマイルではG1初連対となる2着に好走した。重賞3勝とG1の2着はいずれも左回りの東京、中京のレースで、2000mでも2勝。新潟での出走は初めてだが適性があると考えての出走だろう。

ヴィクトリアマイル後に「マイルのスペシャリストには勝てなかった」という陣営のコメントがあったことから、下半期は中距離路線が目標になりそうな雰囲気。牝馬G1のエリザベス女王杯もあるが、適性面を考えると天皇賞・秋や香港遠征といった選択肢もありそうだ。金鯱賞で牡馬相手に勝った経験はあるが、ここでさらに自信を深める競馬を披露したい。

この中間はNFしがらきに2か月ほど放牧し、8月1日に栗東の中内田充正厩舎に帰厩。1週前追い切りにはレースでも騎乗予定の川田将雅騎手が跨り、ウッドコースの併せ馬でしっかり先着した。ラスト1ハロンは10秒9をマークし、酷暑の休み明けでもしっかり仕上がっているようだ。

1600m~2000mで4勝を挙げていますが、この馬のベスト距離は1800m~2000m。前走のヴィクトリアマイルは左回りに拘っての出走でもありベスト距離ではありません。それでも僅差の競馬をしているように、「やはり完全なサウスポー」と関係者が話していました。

中京の金鯱賞も「状態はいまひとつ」だったようですが、それでも牡馬相手に勝利したように左回りの方がスムーズで右回りでは手前を換えない癖があるようです。

デビュー戦から乗り続けている川田騎手も大事にしている馬で、クイーンC出走時は川田騎手の進言で東京遠征を決めた経緯もあり中内田⇔川田ラインがGⅠ獲りに手応えを感じている1頭ですね。ベスト条件のここは陣営としても結果が求められます。

2023年のエリザベス女王杯勝ち馬。昨秋の府中牝馬Sを勝ってからは牡馬相手のレースに出走し続けており、マイルCS、東京新聞杯、安田記念と国内のレースはいずれも4着だった。今回は久々の2000m戦となる。

新潟記念には昨年も出走を予定していたが、夏負けによる筋肉痛のため回避。それで府中牝馬Sにスライドしたという経緯があった。今年は回避に至るほどではないが、「暑い時期は硬さが出やすい」「汗のかき方が他馬に比べて良くない」など、陣営からは夏負けを警戒するコメントが出ている。

主戦のルメール騎手はエネルジコ、前走で騎乗した戸崎圭太騎手はアスクカムオンオアに騎乗するため、鞍上は調整中。ただし、1週前追い切りには津村明秀騎手が騎乗しており、他馬の動向に変化がなければそのまま津村騎手が、という形になりそうだ。

直近ではマイル戦を中心に使われてきましたが決して1600mがベスト距離ではありません。騎手に合わせて番組を決めたり、オーナーサイドの使い分けなどでレース選択が行われていました。

ローズSで2着した時もサンデーレーシングのリバティアイランドが秋華賞出走のため、使い分けでエリザベス女王杯に。2度の骨折、脚元の不安で順調に使われずに来ましたがそれでもGⅠを勝つなど能力の高さは証明済です。

以前主戦騎手だったルメール騎手が「ポテンシャルはチェルヴィニアと同等」と、昨年のオークス・秋華賞を制した2冠馬と比較していました。この馬にとって好条件のここは上位争いになるでしょう。

各専門分野のスペシャリストが導き出す馬連3点&隠れ穴馬は馬券購入前に必ずご確認ください!






利用規約プライバシーポリシー

8/31(日)新潟記念(GⅢ)
レース当日15:00締め切り
(12:00頃公開)
競馬セブンから無料配信

競馬セブンとは

徹底した現場主義を貫いて28年。競馬界の最先端を先取りする本物のネットワークを確立している老舗サイトです。元競馬学校教官・徳吉一己氏、現役トラックマン・古川幸弘氏らが現場を統括。