重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner
【シンザン記念】イメージとは真逆の穴レース
シンザン記念(G3)といえば、アーモンドアイや後のG1馬を多く輩出しているレース。強い馬が勝っているので『堅い』というイメージを持っているファンも多くいることでしょう。
しかし、実際はそうではないんです。
過去10年で見ても、馬連の平均配当は約6800円。3連単は10万馬券超えが6回も出ている”穴レース”なんです。
最も堅いイメージがある、アーモンドアイが勝利した2018年ですら3連単では2万6730円の配当となっています。
なぜ、これだけ波乱決着が続くのでしょうか?
年が明けて2週しか経っておらず、各馬のキャリアが1~4戦くらいと浅いことが要因です。年齢上は、3歳となっていますが、実は『2歳戦の延長』でしかないんです。
要は、一般ファンが参考にできるデータは決して多くないという事です。
そうなると「連勝中で強そう」「前走がぶっちぎり」「外国人騎手が乗っている」といった“イメージ先行”で人気が構成されてしまうんですね。
つい最近も、阪神ジュベナイルF(G1)で人気を集めたリアアメリアとウーマンズハート(ともに圧巻の2戦2勝)が揃って馬券外に沈みました。キャリアが浅いと、このような『人気馬総崩れ』が起こる可能性は十分あります。
イメージではなく、過去レースの事実(データ)をしっかり見て、今年の馬券を検討してみてはどうでしょうか。
では次に、波乱決着を演出するのはどういうタイプの馬なのか探っていきましょう。
京都の外回りコースが舞台とあって、上がり3Fのタイムが速い“末脚自慢”のタイプに目が行きがちだと思いますが…
実は、逃げ馬が【2.1.2.5】(複勝率50.0%)と、2回に1回は逃げ残りが起きている“先行有利”の性質があるレースなんです。
好走した5頭の中には13年エーシントップ、14年ミッキーアイルといった1番人気もいます。
しかし、10年シャインは9番人気、16年シゲルノコギリザメは11番人気、18年カシアスは4番人気と、伏兵馬の好走も目立ちます。
ただでさえ流れが落ち着きやすい少頭数のレースとなれば、果敢なレース運びをする伏兵馬にも粘り込みのチャンスが巡ってくるというわけです。
前走は残り800m過ぎで外から被されてリズムを崩した
コルテジアは、再び自分のペースで運べれば一変してもおかしくありません。
ルーツドールは、キャリア1戦でも1分33秒3の勝ち時計は優秀。重馬場での追い切りでも終いの伸びは良く状態は良さそうです。
今年のシンザン記念を攻略するためには・・・
・京都芝1600mへの対応力
・馬の成長度合い
この2つが重要な要素だと思います。
調教師時代に、競走馬を常に間近で見ていた経験を十分に活かせると思います。
この重要な要素を分析した『5頭の馬券候補』をぜひ馬券購入の参考にしてもらいたいですね。
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年末年始も好結果続出!
中山金杯(G3)
トリオンフ(2人気)
ウインイクシード(6人気)
ホープフルS(G1)
コントレイル(1人気)
ヴェルトライゼンデ(3人気)
ワーケア(2人気)
有馬記念(G1)
リスグラシュー(2人気)
サートゥルナーリア(3人気)
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