重賞戦略アドバイザー・平井雄二のBe The Winner

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【天皇賞・春】馬券率100%!穴馬も狙える《超必見パターン》

先週のフローラS(G2)は《5年連続連対中の前走1勝クラス1着馬》好走ポイントに唯一該当していた、ウインマリリン(4人気)が見事に勝利しました。

このように競馬はレースによって狙えるポイントが大きく異なります。それは年間でも1鞍しか行われない京都芝3200mの長距離戦、天皇賞・春(G1)も同様です。

一般的に長距離戦というと、「スタミナが豊富な馬」に注目するファンが多いと思います。

しかし、近年はその真逆とも言える“瞬発力や切れ味に秀でた馬”が活躍する傾向が強まっています。

以下は、過去10年を前後半に分け、《前走で上がり1位の脚》を使っていた馬の成績を比較したものです。

■2015~2019年
【3.1.2.7】
勝 率:23.1%
連対率:30.8%
複勝率:46.2%

■2010~2014年
【2.3.1.12】
勝 率:11.1%
連対率:27.8%
複勝率:33.3%

近年は、直近のレースで鋭い決め手を発揮している馬がより高確率で好走。これには2015年に7番人気ながら2着に激走したフェイムゲームも該当しています。

天皇賞・春は、レースが動き出す2周目の坂(残り600~800m)からが本当の勝負。道中のペースが遅いためスタミナはさほど要求されず、ゴールまで極限に近い末脚を伸ばせる馬達の争いになります。

この傾向は芝3000mの阪神大賞典(G2)にも見受けられ、同レースで上がり最速の末脚をマークした馬は天皇賞・春でも【2.0.2.0】と安定して能力を発揮しています。

18年1着 レインボーライン
17年3着 サトノダイヤモンド
16年3着 シュヴァルグラン
15年1着 ゴールドシップ

今年は阪神大賞典で上がり1位の末脚を使った馬は2頭います。勝ち馬ユーキャンスマイルと2着トーセンカンビーナです。

特にトーセンカンビーナは15年2着フェイムゲームと同じく人気薄が予想されるだけに、穴で狙って面白い存在でしょう。

このように、芝3200mという特殊条件だからこそ、浮かび上がる好走パターンがあります。

注目メンバーが揃った天皇賞・春で、本当に買うべき5頭を参考にしてみてください。

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GIを2勝した元調教師・平井雄二が重賞戦略アドバイザーとして監修。調教師時代に培った相馬眼を武器に、馬券の勝ち組を目指す競馬ファンの皆様に馬券で勝てる馬を教えます!毎週木曜に公開いたします。
平井 雄二

元調教師・生涯成績255勝

主な管理馬
・サクラスターオー(皐月賞・菊花賞・弥生賞)
・サチノスイーティー(アイビスサマーダッシュ)

1969年 騎手免許取得
1985年 騎手を引退
1985年 調教師免許取得
1987年 サクラスターオーで2冠達成
    重賞獲得調教師賞を受賞
2006年 サチノスイーティーでアイビスサマーダッシュを制覇
2011年 調教師を勇退

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