採れたて!トレセン情報

第755回&第756回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●敢えて阪神へ!●

今週から開幕している北海道シリーズ。毎年、東西の有力騎手が集まることもあって、第3場のローカル開催とはいえ騎手も馬も質が高く、次の福島=新潟、中京=小倉の中央開催が夏競馬に突入すると、この北海道シリーズの方が中心的開催になると言っていいほどだ。

そんな函館の開幕重賞は函館スプリントS。土曜日は函館で騎乗したルメールこそユニコーンSのために東京へ遠征しているものの、関東から北村宏・三浦・石橋騎手など、関西からも何と言っても武豊騎手など、中央開催が主戦場のジョッキーが参戦している。

そしてユニコーンSにも、前述ルメールをはじめ、関西からはミルコ・川田・和田騎手と、リーディング上位がこぞって参戦している。

と言うことで、必然的に日曜の阪神はジョッキーが手薄になる。そこを逆手に取って敢えて狙って来る中堅や若手の騎手は当然いる。開幕した函館開催を今年も主戦場とする予定の小崎騎手もその一人。土曜日は函館で騎乗していたものの、日曜日は阪神へ逆遠征、これはその間隙をついての騎乗馬確保と、有力馬騎乗のチャンスを掴む為だ。

結果、思惑通り日曜日は障害レース以外の11鞍全レースで騎乗馬が揃い、勝ち負け出来そうな有力馬の騎乗チャンスも巡って来た。その中でも、今期も勝率2割以上、複勝率で4割5分という驚異的な数字を残している中内田厩舎の依頼はモノにしておきたいところだろう。4頭それぞれにチャンスはあるが、特に7Rペルペトゥオと9Rオールドベイリーの2頭はある意味で決めなくてはいけないレース。

昨年の同じ時期は、13勝で馬券圏内の入線が24回、複勝率11.5%だったが、昨秋のオーストラリア遠征後にひと皮むけた印象で、今年はここまで17勝で馬券対象内の入線は37回、複勝率14.6%と成績を上げている。

こういうチャンスをモノにしていけば、さらにもうワンランクステップアップすることになるはずだ。そういう意味でも、この日曜日で最も注目したいジョッキーだ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●拘りの騎乗!●

函館開幕重賞は函館スプリントSだが、東京でも注目の重賞・ユニコーンSが行われる。ダートのダービー的な存在でもあり、やはり登録頭数が多く2勝馬が17分の11の抽選となった。

半分以上の確率とは言え、決して高確率と言う訳ではないため、関西所属や北海道遠征中のジョッキーがこのレース目当てに参戦するにはややリスクが高い。ゆえに、それでも乗りに来るという事はそれだけの理由があるという事。

その抽選対象馬の中で関西騎手が予定していたのは3頭、1頭は除外されたレピアーウィットの藤岡佑騎手。関東の主力・堀厩舎の管理馬だっただけに残念な除外だろう。

もう1頭はプロスパラスデイズの太宰騎手。これは見事抽選をクリアした。ただ騎乗理由は、この馬には初騎乗でもあり、勝ち負けというよりは厩舎との縁を大切にしたところがあるようだ。

そしてもう1頭が…グレートタイム。鞍上は全国リーディングを争っているルメールだ。同じくリーディングを争っているミルコや川田騎手も参戦しているが、こちらは賞金的に除外される心配の無い状況、かなり意味が異なる。

それだけのリスクを負ってでもこの馬に拘っているという事だろう。

まだ2勝馬とは言え、母はミラクルレジェンドでもあり将来性も高く、そしてここまでの成績でも判る通り現時点でのポテンシャルも高い。前走は通ったコースの差で、ある意味で負けて強しの内容。もし勝ってここならもっと人気になったのだろう。

ルメールの拘った騎乗と言えば、先日このコーナーでも触れた安田記念のモズアスコット。見事勝利を挙げてみせた。今回も、その拘ったワケを魅せつける結果を出すか…注目の1頭に間違い無い。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●本格的な夏競馬がスタート●

サマースプリントシリーズの第1弾となる函館スプリントSが今週行われる。

関東馬が9頭のうち、キングハート、ナックビーナス、ノボバカラ、ワンスインナムーンの4頭に騎乗するそれぞれの騎手は、前日となる土曜日は東京競馬場で騎乗しており、レース後に函館へ移動。

この移動がかなり大変。

羽田―函館間の飛行機は大手2社の航空会社ともに17時30分発が最終便。

この時間に間に合うようにするには最終レースでの騎乗がほぼ不可能。

絶対に不可能というわけではないが、最終レースの発走が16時30分でレース直後にタクシーに乗ったとしても16時40分~45分あたり。都内の交通事情を考えれば間に合う可能性は低い。

そういうことで4名の騎手(北村宏、三浦、武藤、石橋騎手)は最終レースでの騎乗はしておらず、余裕を持っての函館遠征へ。

前日移動ではなくて当日移動という手段も可能だが、その場合は函館競馬の午前中のレースに騎乗できないルールがあり、またこの時期は霧の影響で函館への着陸が叶わずに札幌まで飛んでいく可能性も低くはないのだ。そうなった場合は時間的にすべてのレースへの騎乗が無理になるので、大半の騎手は前日移動を選ぶ。実際、三浦騎手は函館1レースから、武藤騎手は2レースからと、午前中から数多く騎乗。

函館滞在組もだが、出稼ぎにきた遠征組にも注意は必要だろう。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●勢いは増すばかり●

先々週から始まった新馬戦はこれまで東京で5鞍、阪神で4鞍の計9鞍。

数年前まではマイネル・コスモのラフィアングループや、セール出身の即戦力候補の馬たち、早い時期から入厩していた個人オーナーの馬などが活躍していたが、近年は大きく状況が変わってきた。

特に今年はまだ2週間だけとはいえ、その傾向が顕著、いや、圧倒的。

それは東京の新馬戦で5戦4勝、阪神で4戦3勝のノーザンファーム生産馬たち。

勝ち上がった馬のほとんどが人気の中心で、しかも、完勝といえる内容での勝利ばかり。

これは来年のクラシック戦線に向けて早めに賞金を加算することで、余裕のあるローテーションを組むためと、

もうひとつは、早く勝ち上がることで、次のレースへ向けてノーザンファーム同士で戦わないでいいように、レース選択を分けることができるという大きなメリットがある。

レースを選択して使い分けることで、2勝目を挙げやすくなり、よりクラシックへ向けての占有率が高くなるという戦法なのだ。

これは今年の桜花賞、オークス、ダービーの結果を見てもらえれば一目瞭然。

今週は東京で3鞍、阪神で2鞍、函館で2鞍とそれぞれ新馬戦が行われる。

狙い馬が決まらずに迷った時は、生産ノーザンファームに注目するのも一つの手かもしれない。


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