採れたて!トレセン情報

第649回&第650回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●前走の敗因は…!?●

いよいよ明日は上半期の締め括り宝塚記念。やはり前売り圧倒的1番人気に推されているキタサンブラック、GI5勝、しかもただのGIでは無く、JCや天皇賞・菊花賞と言ったビッグレースばかり。出走馬の中では跳び抜けて断然の実績、一目置かざるを得ない。ただ、2番手争いはかなり難解、それがオッズにも出ている。

皆、一長一短あり決め手に乏しいのだが、キタサンブラックを除けば唯一のGI複数勝利馬であるミッキークイーンはやはり注目だろう。

そのGI勝利は牝馬限定戦だが、昨年末の有馬記念でもコンマ4秒差の5着に善戦し、牡馬の一線級相手でも十分勝ち負けに加われる事を証明して見せた。

解せないのは前走の敗退。GI馬が3頭しかいない牝馬限定のレースで7着敗退は頂けない。

敗因を探っていくと、昨年のヴィクトリアマイルで左の靭帯を痛め、それが負担になるので、オーナーサイドの意向もあり右回りを選んで使っていたものの、春の牝馬のGIはこのヴィクトリアマイルだけで目標にせざるを得ず、その時点では脚元に不安もない事からGOサインが出て使う事になった経緯はあった。それが敗因と思われそうではあるが、レース後は全くダメージが無く「ホントに走っていない」という結果、確かに左回りが敗因かも知れないが「単なる2走ボケのようなモノでは…」という意見もある。

そもそも使って良くなる馬、それが休み明けの阪神牝馬Sから結果を出してしまったためか、覇気が足りなかった様子もある。実際、直線で外からデンコウアンジュが並びかけて来た時、本来のミッキークイーンならここで闘志に火が付きグイグイ伸びてくるところなのだが、逆に伸びを欠く結果。回りの問題とは思えない敗戦だった。

そう考えると、前走の敗退もそう気にする事もなくなってくる。前走後は一旦短期放牧に出されているが、帰厩してからの立ち上げも順調、ここまで予定通りに仕上げられている。まともに走りさえすれば、キタサンブラック以外となら好勝負しておかしくないだろう。また、雨予報が出ている日曜の阪神、道悪馬場も2走前で結果を出しているだけに、ひょっとすると、ひょっとする結果もあり得るかも知れない。




【美浦の『聞き屋』の囁き】

●コンビ継続か否か●

11頭立てという少頭数となった今年の宝塚記念。

宝塚記念の施行時期や距離、海外遠征などが大きく影響してのフルゲート割れで、GⅠとしての存在意義等については専門家に任せるとしても、やはり質・量ともに小粒感は否めない。

こうなると昨年の年度代表馬でGⅠを連勝中のキタサンブラックが断然の主役になるが、ここで注目したいのはゴールドアクターと横山典騎手のコンビ。

前走の天皇賞・春からのコンビで今回が2度目。天皇賞では意表を突いて逃げるのかも、と言われていたがゲートで後手を踏んだこともあり後方からでそのまま流れ込んだだけ。

まったく横山典騎手らしさも、ゴールドアクターらしさもない競馬だった。

その分というわけではないだろうが、今回へかける意気込みは相当なもの、らしい。

口約束ではあるが、横山典騎手とのコンビは春の2戦だけ。秋は主戦の吉田隼騎手へと手が戻るとのこと。

ただ、「わかりました。そうですか」とあっさり譲るような騎手が一線級で戦えるはずがなく、もちろん横山典騎手もこれだけの馬をそう簡単にお返しするつもりはないはず。

つまり、今週の宝塚記念で結果を出すことができれば、秋以降もコンビ継続でとなり、口約束は口約束でしかないことが勝負の世界ではよくあること。いや、むしろそちらの方が多いぐらいかもしれない。

勝てば秋以降も騎乗するチャンスが生まれて、負ければそこまで。

次がないのかもしれないなら、いや、ないのかもしれないからこそ、一発を狙った大胆な競馬が可能となる戦略が立てれるというもの。

人気でも勝てる騎手だが、伏兵的存在の馬に乗った時の方がより存在感を増す、なにかをやってくれそうな騎手と言えば、やはり横山典騎手をおいて他にはいないだろう。

なにをやってくれるのか。ベテランの手腕に注目したい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●敢えて格上挑戦!●

今年も早いもので半年が過ぎようとしている。その上半期の締め括りは春のグランプリという位置づけの宝塚記念。今年は11頭立てと少頭数にはなったが、春の古馬3冠にリーチを掛けているキタサンブラックの参戦で見応えは十分。馬券的にも意外と面白い一戦となった。

その宝塚記念が行われる阪神競馬場、土曜日のメイン垂水Sも意外と注目の一戦と言える。というのも、明け4歳馬で降級し1000万条件に使える身ながら、敢えて格上挑戦をしてきているシルバーステートが出走しているからだ。

この馬は、2歳デビュー前から「クラシック有力候補」と言われた逸材。実際、新馬戦こそアドマイヤリードの決め手に屈したものの、未勝利戦は2着を5馬身千切りレコード勝ち、続く紫菊賞では上がり3F32秒7という強烈な決め手を繰り出し、後にすみれSを勝つジョルジュサンクを子供扱いにする圧勝、ここまでは期待通りのパフォーマンスを魅せていた。しかし、その2勝目を挙げた後、屈腱炎を患ってしまい長期休養を余儀なくされた。結局、復帰するのに1年7ヶ月という長い期間を要してしまったが、復帰戦の前走は、やはり条件クラスではモノが違うというレース振りで、逃げる気は無くても逃げ切ってしまうという器の違いを見せ付けた。

そのレースが、思っていた以上に楽な競馬だった事で、この中間も心配な面はなく順調にここまで来れたそうだ。ただ、屈腱炎の再発率は7割近く、また再発するまでの平均出走回数が6走に満たないくらいで、この馬も今後、数を使えるかどうかは分からない状況。ゆえに、遠回りはせず一戦一戦が勝負。それが、本来は1000万条件に使える身ながら、敢えて準オープンに格上挑戦している理由でもある。そう、逆を言えばそれでも勝負になる、さらに上を見ている証でもある。主戦の福永騎手も前走後「このまま無事行って欲しい」と話していたが、彼がそう「言う」馬は、本当に先々まで期待している馬だからこそ。一部では「宝塚記念に使っていても面白かったのでは…」とも囁かれていたほどでもある。

いつ再発するかの懸念はいつでも付き纏うが、それさえ無ければ重賞級の器であることは間違い無い素質馬。格上挑戦で相手も強くなっているものの、それでも、ここもどんなレースをしてクリアしてくれるのか、それが注目の一戦になる。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●今週からリスタート●

先週までの時点で56勝を挙げて全国リーディング4位となっている田辺騎手。

今年は過去最高のペースで勝ち星を量産しており、このままのペースを維持できれば自身初となる100勝超えも十分射程圏内となっている。

前開催のオークスデーに落馬負傷して、翌週のダービーウィークは休養。

一時は東京での騎乗をすべて見送るかも、というほどの負傷だったようだが、ここにきてほぼ完治。

今開催の3週間は騎乗数を制限しながらだったが、それでも4勝をマーク。

今週からは制限をなくしたらしく土曜日5頭、日曜日9頭といつもどおりに近い騎乗数。

いいことも悪いこともはっきりとモノをいう、ぶれないキャラとしてすっかりお馴染になった田辺騎手。

その彼が、問題なく乗れるというからには、全力で乗れるということだろう。

関東の競馬をけん引する若手筆頭としての活躍に期待したい。


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