採れたて!トレセン情報

第614回&第615回

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【美浦の『聞き屋』の囁き】

●大事なステップレース●

今年からGⅠへと昇格した大阪杯への、またはドバイ遠征へのステップレースとしての位置づけとなる中山記念。昨年同様、少頭数ながら豪華なメンバーが集結。

リアルスティールは昨年と同じローテーションでドバイターフでの連覇を狙う。

昨年は福永騎手とのコンビで中山記念3着の後、ドバイターフをムーア騎手とのコンビで勝利。

今年は中山記念からムーア騎手とコンビを組む予定だったが、ムーア騎手が海外での騎乗予定が入ったため先週末急きょのキャンセル。

ここで多頭数の場合、空いているリーディング上位騎手は普通ならほとんどいない。

ところが、中山記念は例年少頭数で行われることが多く、実際今年も3年連続リーディング首位の戸崎騎手が空いており、あっさりとムーア騎手から戸崎騎手へとスイッチ。

やはり持っている騎手、勝てる騎手というのは、いいタイミングでいい馬が入ってくるものなのだろう。

そういう点ではヴィブロスの内田騎手も同様だ。

こちらも福永騎手の落馬負傷によってチャンスが回ってきており、年明けから絶好調の内田騎手の衰え知らずの勢いは侮れない。GⅠへ向けて視界良好となるのはどの陣営なのか。楽しみだ。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●JRA年度末●

2月の最終週と言えば、毎年の事ではあるがJRAの年度末に辺り、定年退職する調教師や引退騎手のラストランで沸く週末。今年も4人の調教師と騎手2人が現役最終週を迎える。その中でも、競馬界の歴史に残る名騎手、武豊の弟である武幸四郎騎手のラストウイークは、週始めから話題が多い。土曜6頭・日曜7頭に騎乗、重賞も阪急杯ではカオスモス、そしてアーリントンCではミラアイトーンで挑む。中でも、デビューから手綱を取っているミラアイトーンは期待が高まるところ。2走前、2000mで4着に敗れたが、距離を1400mに短縮させた前走は、上手く溜めが利き切れ味が増し快勝、新境地を開拓した。

思い起こせば、武幸四郎騎手がデビューして初勝利を挙げたのが重賞のマイラーズC、舞台は阪神芝マイル戦だった。最後に「持っている」ところを見せられるか!

このミラアイトーンは、そんな事情もあり恐らく上位人気に推されるだろう。しかし、その人気とは逆に、ミラアイトーンを管理する厩舎サイドは、もう1頭送り出しているペルシアンナイトの方は、素質的にも期待度は高くなっているようだ。

と言うのも、人気を裏切る3着に敗れてしまった前走のシンザン記念が、極端な道悪と直線で外から寄られる不利とが重なり不本意な敗戦だった事で、巻き返したいと言う思いも強いのだろう。

今回は2開催振りの阪神開幕週、雨の影響があったとしても前走ほど悪くなる事は考え難く、陣営としても「勝って春の大舞台へ」と目論んでいる。

鞍上はミルコ・デムーロ。先週のフェブラリーSでも見事な手綱捌きで優勝、只今3週連続重賞制覇中と乗りに乗れている。そういえば、武豊騎手の「JRA全平地GI制覇」の偉大な記録を目前で絶ったのもミルコ・デムーロだった。そんな彼ならば、お構いなしに勝利をもぎ獲っていくかも知れない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●この人も最終週●

JRAの年度末となる今週末、引退調教師・引退騎手の話で沸いているが、短期免許で来日しているシェーン・フォーリーも今週がひとまずラスト。

昨年は京成杯をプロフェットで制したのを始め10勝をマークしたものの、今年は重賞勝ちはおろかまだ3勝しか挙げておらず、本人としても不本意だろう。

何とか最終週で見返す活躍を見せたいところ、土曜は中山で7頭、日曜は阪神で8頭に騎乗する。ここでお気付きだと思うが、本来であれば関西圏が主戦場にも関わらず、その大事な最終週の土曜を何故中山で騎乗するのか?

一見、お目当てはメインのグレナディアーズと思えるところ。それだけの実績ある馬に加えノーザンF関連の馬だからだ。しかし実は、彼の一番のお目当ては、3歳500万条件の水仙賞に出走するサトノクロニクルだ。

この馬は、ダービー2着のサトノラーゼンの半弟にあたるのだが、デビュー前は「素質はラーゼンより上では」と評価されていた素質馬で、初戦こそ若さを見せ敗れたものの2戦目は横綱競馬で押し切り勝ち、春のクラシックの期待が掛かっている。次週から早くも今年のトライアルシーズンが開幕、もう2つ目の勝ち星を落とせないという時期にも来ており、ここを勝たせる事は至上命令、その大事なミッションを成功させることが出来れば、次回来日時の信頼度も上がると言うモノ。そういう意味で、メイン以上に力が入るところだ。

最後にキッチリ仕事をして帰ることが出来るか、サトノクロニクルの今後を占う一戦だが、シェーン・フォーリーの先を占う一戦でもあるだろう。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●乗り替わりの理由について●

フェブラリーSの翌週ということもあって土曜日のメインレース、総武Sのメンバーは手薄な組み合わせ。

このレースの上位陣が次開催に行われるマーチSの主力となってくるのだろう。

総武Sの上位人気候補はセンチュリオン、トラキチシャチョウ、バスタータイプ、ピオネロ、モンドクラッセあたりだろう。この中で注目したいのがセンチュリオン、ピオネロ、モンドクラッセと前走から乗り替わりとなっている3頭。

まずセンチュリオン。

もともとは前走で騎乗していた大野騎手の予定だったが、大野騎手が騎乗停止となったため2走前に勝ち星を挙げている柴山騎手となるはずだった。

ところが、オーナーサイドの強い希望で伊藤工騎手へ。

伊藤工騎手とオーナーはプライベートでの付き合いがあり、それが競馬にも反映されたようだ。

厩舎サイドは強く抵抗したらしいが、結局はオーナーの希望どおりに収まったというわけ。

ピオネロは中一週での出走となる強行軍。

どうやら戸崎騎手に騎乗予定馬がなく、戸崎騎手に合わせる形での出走ということらしい。

つまり、戸崎騎手が乗れるなら使いに行きましょう、ということ。

最後にモンドクラッセ。

もともと田辺騎手はジェベルムーサとコンビを組む予定だったが、ジェベルムーサが足元の不安で放牧へ。

モンドクラッセは別の騎手で決まっていたが、田辺騎手が空いたのならとすぐに先約をキャンセル。

あっさりと田辺騎手とのコンビが決定。

こういったことが良い悪いではなく、やはりいつの時代も勝てる騎手にはいい馬が集まるようになっているもの。

こういったチャンスを生かすからこそのリーディング上位であり、持っていると言われる所以。

重賞マーチSへのチャンスを掴むのはどの馬なのか。レース振りに注目したい。


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