採れたて!トレセン情報

第773回&第774回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●逃げるのは!?●

お盆も明け、夏競馬も終盤を迎える。今週は、夏の一番のビッグレースとなる、中央競馬のGⅡで最も賞金の高いスーパーGⅡの札幌記念が行われる。

今年はダービー馬マカヒキの注目の復帰戦であることに加え、ネオリアリズム・モズカッチャンといったGI馬をはじめ、昨年の勝ち馬サクラアンプルール、GI常連のサウンズオブアース、さらに強い明け4歳世代の牡馬など多彩な有力馬が揃い見応えある一戦となった。
これらがどんな競馬をするのか、どの馬が勝つのか、興味は絶えないが、もうひとつ興味深い事がある。それは…


どの馬が逃げるのか…!?


逃げて結果を残している馬が多く、どの馬がハナを切るのかは関係者の間でも注目されている。特に「ハナを主張」しそうに見えるのがマルターズアポジーとマイスタイル、そしてアイトーンの3頭だが、マイスタイルは位置を取るのに脚を使うのを嫌ってか、控える形をとる雰囲気。残る2頭、マルターズアポジーはスタートダッシュが速く、これまで27戦全てハナを切ってレースを運んでいる。枠順も1枠1番ともなれば、余程の出遅れが無い限り1コーナー先頭は濃厚だろう。

ただ、逆に大外枠を引いたアイトーンも「逃げ宣言」が出ている。しかも「57秒台になってもハナは譲らない」と一部では宣言しているらしく「何が何でも」と言う雰囲気。

それは、前走が控えて競馬をしたところ本来の走りが出来ず、行き切れればしぶといところはあり「やはり逃げてナンボ」という結論に達しているからのようだ。

前走後は一から作り直し、函館を経由し札幌でジックリ仕上げられた。皐月賞がパニックに陥っていた様に、輸送があると良くないタイプで滞在競馬は大きなプラス。

あとはどこまで逃げて、どこまで粘れるかなのだろう。


普通に考えればマルターズアポジーがスピードの違いでハナを切るところだろうが、そこまでアイトーンが引かないとなると、かなり厳しい展開になるだろう。

結果にも影響を与えるほどのハイペースになり得そうな今年の札幌記念だ。


【競馬場から見た推奨馬券】

新潟の芝コースは最終週までAコースが使用され、コース変わりはない。
徐々に外枠からの差しも決まるようになってきており、今週は枠順、展開の利、不利はそれほど気にしなくて良さそう。


日曜は新潟1Rから。前走2着馬が3頭出走してきたが、軸馬は4番シャドウセッション。
まずはデビュー戦が、内枠の有利な東京1400mの18番。当然、終始外を回されたが、0.3秒差。評価できる内容だ。しかもパドックでは発汗が目立っており、イレ込んだ感じ。そのため2戦目は2ヶ月間隔を開けざる負えなかったのだろう。その分+10㎏と余裕残しの体となっていた。ただ、落ち着きが出た分折り合いがつき、レースぶりは良化。スローPを後ろから行って2着だから立派だ。勝った馬は単勝1.1倍だったから別格。勝ちに等しい。
今回は落ち着きが出た分、中2週で使えるのであろう。これで体も絞れるはず。内田も前走はテン乗りで慎重に乗っている印象だっただけに、2度目の今回はスムーズな競馬ができるだろう。

単勝 4
馬連 1-4 4-11
ワイド 4-7 4-8

自信度 C


新潟9Rは、休養前に内田が再三拙い騎乗をして、勝ち損ねていた3番サトノキングダムの巻き返しに期待。上のクラスでも3連続2着した実績があり、500万ならすぐ勝てると思っていたが、春はとにかくチグハグな競馬が続いた。前走あたりは疲れも出ていたのだろう。元々が使う毎にパフォーマンスが下がる傾向があり、放牧明けの今回が狙い目。手が合わない印象が強かっただけに、乗り替わりも良さそう。血統、脚質を考慮すれば、新潟の外回りもベストであろう。

単勝 3
馬連 1-3 3-9
3連複 1-3-9

自信度 B


新潟12Rは、絶好の大外枠を引いた18番ヤマニンベルベーヌで勝負だ。
千直だけは安定して走る馬だが、今回は
デビュー以来8戦全てを乗っていた菅原を下ろして、戸崎で勝負気配。3ヶ月開いたが、もちろん新潟開催を待ってのものだろうし、乗り込みも入念。気性的に久々はむしろ良いはずだ。先週も18番のホウオウスクラムがあっさり勝ったように、もう内枠はかなり不利。全て条件が揃ったような感じがする。

単勝 18
馬連 5-18 10-18 13-18

自信度 B


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●札幌より小倉!●

お盆も明け、夏競馬も終盤を迎える。今週は、夏の一番のビッグレースとなる札幌記念が行われる。今年はダービー馬マカヒキの注目の復帰戦であることに加え、ネオリアリズム・モズカッチャンといったGI馬をはじめ、昨年の勝ち馬サクラアンプルール、GI常連のサウンズオブアース、さらに強い明け4歳世代の牡馬など多彩な有力馬が揃い見応えある一戦となった。

これだけ有力馬が揃うということは、当然ジョッキーもリーディング上位のトップジョッキーが揃う。前述GI馬3頭の鞍上にはそれぞれ絶好調の外国人3人が、さらに福永・三浦騎手に加えベテランの柴田善・田中勝騎手も主戦場から遠征して来ている。

こうなると、若手や中堅騎手は乗り馬を集めることが難しくなる。
それでも、滞在競馬なだけになかなか他場への遠征はしにくいのだが、古川・菱田両騎手は土曜は札幌で乗りつつ日曜は小倉まで積極的に遠征する。

その小倉では、今年で53回目を迎える歴史のある重賞、北九州記念が行われる。2人ともチャンスのありそうな馬に騎乗しているが、中でも注目してみたいのは菱田騎手。手綱を取るのはアレスバローズ、一時期はずっと乗り続けていた元お手馬だ。

昨秋の福島みちのくSで不甲斐ない競馬で敗れて以降、乗る機会は貰えなかったが、今回は前走手綱を取っていた川田騎手がイギリス遠征中ということもあってチャンスが回って来た。

不甲斐ない競馬で乗り替わっただけに、菱田騎手としてもこの巡って来たチャンスは期するところがあるだろう。そして何より心強いのが、管理する角田師のこのレースとの相性の良さ。

調教師としてもベルカントで好成績を上げているが、ジョッキー時代には1800mで施行されていた時を含めこの北九州記念で4勝も上げている相性の良さ。これは菱田騎手を後押ししてくれるだろう。ジョッキーの思いと調教師の相性の良さ、これが相まって好結果を出してくれそうだ。とにかく注目してみたい。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●災い転じて…●

先々週の8月5日の札幌1レースで落馬負傷をした吉田隼騎手。

向正面で馬が突然内柵へと逃避し、その際ラチに衝突して吉田隼騎手は投げ出される形になり、腰から地面へと落馬。以降のレースはすべて乗り替わりとなり、JRAからは「頭部打撲、腰椎骨折」という重傷として公式発表された。


腰椎とは、背骨の腰あたりにある椎骨。骨はもちろんどの部分も大事だが、中でも腰椎は体の中心になる特に大事な部分。普通に考えれば長期休養となるのでは、と考えてしまうほどの骨折だろう。

ところが、この発表は「誤報」と言えるものだったのだ。

どういうことかというと、落馬当日のレントゲンだけのごく簡易的な検査で腰椎骨折と発表になったわけだが、後日精密検査をしたところ、「強度の打撲」との診断があり骨折はなかったというのだ。

では、なぜJRAから骨折と発表があったのか。

それは、吉田隼騎手は過去に腰椎を痛めたことがあり、その時の古傷が今回のレントゲンで「骨のひび」として誤診されてしまい、そのまま腰椎骨折と誤報されてしまったということのようだ。

多くの関係者がJRAの発表を信じたため、吉田隼騎手への騎乗依頼をしていた陣営は乗れないものと自己判断してしまい、他の騎手へと続々と乗り替わりの手配を進めたのだ。

厩舎サイドの判断としては、腰椎骨折で当然入院しているだろう→入院中に電話して「来週以降乗れるのか」とは聞きにくい→吉田隼騎手からも連絡がないので仕方ない→乗り替わりの手配となった関係者が多数。

骨折ではなく打撲であったのなら吉田隼騎手自身も、騎乗依頼を受けている厩舎へ「打撲なので大丈夫です」と連絡を入れておけば騎乗予定馬が乗り替わる事態は防げたわけだが、そもそもJRAの誤報がなければこのような事態にはなっていないので、吉田隼騎手の落ち度というにはあまりにかわいそうな話になる。

先週だけ療養して今週から復帰となり、土曜日が2鞍、日曜日が4鞍と普段の騎乗数から比べればかなり少ない騎乗数になってしまったのは、先ほどの理由から。

ただ、もともと騎乗予定馬がいなかった札幌記念だが、田辺騎手が水曜日の地方交流重賞で落馬負傷して今週の騎乗をすべて取りやめたことで、サクラアンプルールが急きょ回ってきたのは大きなチャンス。

幸い、田辺騎手も大きな怪我ではなく来週以降は乗れるということなので、代打騎乗となる吉田隼騎手としても、気持ち的にはすんなりと受け入れやすいはず。

落馬負傷、誤診、誤報という災いはあったが、それでも待っていてくれた厩舎があり、健在ぶりをアピールできる札幌記念という大きな舞台が整った。あとは結果でそれに応えるだけだ。応援せずにはいられない。


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