境和樹の穴馬券ネオメソッド

穴馬券ネオメソッド(予想公開編)

鈍足、持続力血統を狙い撃て!

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【穴馬券ネオメソッド】

京都11R 秋華賞(芝2000m)

秋華賞というレースは、一言で言えば血統的な脚の速さがあまり要求されないレースです。少し脚が遅いかな?と思えるくらいの重たい血統、(芝より要求スピードの絶対値が低い)ダートの方がいいかな?と思えるような血統の馬がバンバン来るレースです。

そのことを証明する材料として、まずはこのデータをご覧ください。

【秋華賞とサンデーサイレンス、ディープインパクト】

父サンデーサイレンス(2-2-1-47/52)
勝率3.8%、連対率7.7%、複勝率9.6%

cf.母父サンデーサイレンス(1-1-5-21/28)
勝率3.6%、連対率7.1%、複勝率25.0%

父ディープインパクト(1-2-0-7/10)
勝率10.0%、連対率30.0%、複勝率30.0%

サンデーサイレンス産駒ははっきりこのレース不振でした。母父に入ってもイマイチというところがまたポイントで、通常、父サンデーの成績が悪い場合、母父サンデーでフォローするのが同血統のスタイル(父サンデーが不振ということは、サンデーサイレンス系牝馬をつけられる非サンデー系産駒が好調ということですから)。それも利いていないわけですから、よほど相性が良くないということです。

「それでも4頭連対しているじゃないか」という指摘もあると思いますが、その4頭はすべて1、2番人気だった馬。しかも、1番人気馬の成績は(0-1-0-3)と未勝利。横の比較の重要性が高い同世代同士のレースですから、能力だけで来てしまう馬がいるのはある意味当然。それを加味すれば、人気に推されるような実績馬しか来ていない、人気薄の台頭がほとんどない(最も人気がなかった好走もフサイチパンドラの4番人気3着)ことから、やはり血統的なレース適性はほとんどなかったと考えられます。

これはディープインパクト産駒についても同じことが言えます。まだサンプル自体が少ないので今後勢力を伸ばす可能性は残りますが、それでも、これまでに好走した3頭はいずれも1、2番人気。昨年もスマートレイアーが2着したものの、1番人気のデニムアンドルビーは圏外に飛んでいます。このままいくとサンデーサイレンス同様の帰結になるのでは?と推察できる現状だと思います。

サンデーサイレンス、ディープインパクトと日本を代表するスピード+瞬発力+底力のGⅠ血統が走りにくい、これは秋華賞というレースの本質と無関係ではないでしょう。

続いて、実際に秋華賞で好走した馬の血統を見ていきます。先ほども少し触れたとおり、同世代同士のレースですから、根本的に実績馬が有利という土壌があります。上位人気に推される実績馬が、血統を無視して走ってしまう可能性が高いわけです。したがって、注目すべきは『人気薄激走馬の血統』。実績や基礎能力で劣る馬が、その不足分を血統適性で埋めたからこそ激走できたと考えれば、ここに、『秋華賞血統』の存在を見ることができるわけです。

【秋華賞で好走した穴馬の血統】

13年15人気3着リラコサージュ
(父ブライアンズタイム、母父キングマンボ)

12年6人気3着アロマティコ
(父キングカメハメハ、母父サンデーサイレンス)

11年7人気2着キョウワジャンヌ
(父ハーツクライ、母父シーキングザゴールド)

10年6人気2着アニメイトバイオ
(父ゼンノロブロイ、母父フレンチデピュティ)

08年11人気1着ブラックエンブレム
(父ウォーエンブレム、母父ヘクタープロテクター)

08年8人気2着ムードインディゴ
(父ダンスインザダーク、母父シャーポ)

08年16人気3着プロヴィナージュ
(父フレンチデピュティ、母父サンデーサイレンス)

07年7人気2着レインダンス
(父ダンスインザダーク、母父ボブバック)

06年5人気2着アサヒライジング
(父ロイヤルタッチ、母父ミナガワマンナ)

05年5人気3着ニシノナースコール
(父ブライアンズタイム、母父ノーザンテースト)

04年5人気2着ヤマニンシュクル
(父トウカイテイオー、母父ニジンスキー)

04年10人気3着ウイングレット
(父タイキシャトル、母父サンデーサイレンス)

過去10年、5番人気以下で馬券になった馬を羅列してみました。ざっと見渡していただけると、何となくでもイメージできるんじゃないでしょうか?細かいグループ分けをしてみると……

1.ミスプロ系保持馬
2.ロベルト系保持馬
3.スタミナ型サンデー

これに『ダート血統』とか加えてもいいと思いますが、それでも意味は大きく変わりません。ようするに、大きな枠で見れば『軽い芝向きのスピードや瞬発力があんまりない、どちらかというと脚の遅い血統』が穴を開けているということです。同様の意味で、芝よりも要求スピードの絶対値が下がるダート向きの血統も走れてしまいます。こういうタイプが、秋華賞で穴を狙う際には重宝されるわけです。

このことに、先述したサンデー、ディープの不振を合わせて考えれば、秋華賞というレースにおいて本質的に求められる要素が、『鈍足性』にあるということが分かることになります。

イメージとしては『脚が遅そうな血統』。そこから派生して『ダート血統』『持続力血統』『長距離血統』などにアタリを付けてもOK。馬の個性に着目して、ダート実績馬、ダラダラ脚を使うタイプなどを狙うのもアリ。そんなテーマを持って穴馬探しをしてみましょう。

今年のメンバーで私の目に留まった馬は以下の通りです。

⑦ディルガ
(父カーリン)

⑩マイネグレヴィル
(父ブライアンズタイム、母父スペシャルウィーク)

⑫タガノエトワール
(父キングカメハメハ)

⑬パシフィックギャル
(父ゼンノロブロイ、母父ペションヴィル)

⑮ハピネスダンサー
(父メイショウサムソン、母父クロフネ)

⑰リラヴァティ
(父ゼンノロブロイ、母父シングスピール)

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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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