境和樹の穴馬券ネオメソッド

馬券ネオメソッド(レース回顧編)

ローズS&セントライト記念の回顧

第37回ローズS(GⅡ)
1着ダノンファンタジー
2着ビーチサンバ
3着ウィクトーリア

ラップ:
12.8-11.2-11.4-11.7-12.2-11.7-11.0-10.5-11.9
時計:1.44.4


ダノンファンタジーが貫禄を示した格好の勝利。最後の数10メートルに意地を見た感じでしたね。私の本命馬ビーチサンバが何とか押し切れるかと思ったところで強襲を食らってしまいました。残念。

レース上がり33.4秒、全体時計1.44.4秒のレコード。先に動いた組が寸前まで粘る展開を差し切るわけですから、ダノンファンタジーは相変わらず性能が高いと思います。グランアレグリアもラヴズオンリーユーもいない秋華賞なら、能力比較だけならチャンスは十分と考えていいでしょう。
ただし、危うさを秘める気性面は相変わらずだなという印象もあります。この手のタイプは休み明けの方が良くて、一度使うとスイッチが入ってしまう危険性も孕みます。
秋華賞は前傾色の強い流れになりやすく、そういった流れなら我慢できるんじゃないかという見方もできるとは思いますが、この手の馬は、ペースが速いから折り合うとかそういうことでもないんですよね。
これまで経験している中だと、半マイル47.0-47.1秒で流れた阪神JFが、秋華賞のデフォルトに一番近いでしょうか。そこを勝ち切った経験で良しとするか否か、本番での取捨はそのあたりがポイントになりそうです。

ビーチサンバは早め先頭の奇襲策。半マイル47.1-45.1秒、さらに中盤5F目で12.2秒とラップがガクンと落ちる流れ。機を見るに敏な作戦だったと思います。これで負けたら仕方がない。母父サンデーサイレンスのローズS適性を改めて証明する結果でもありました。
ただし、ここで勝てなかったのはビーチサンバという馬にとってはかなり痛いと思います。なぜなら、予想コラムでも指摘した通り、クロフネは典型的な前哨戦血統で、本番になると相対的に着順が下がります。“相対的に”という表現を使ったのは、クロフネ産駒自体がパフォーマンスを下げるというより、他の馬が前哨戦よりパフォーマンスを上げる可能性が高いということ。つまり、ビーチサンバが秋華賞で今回と同レベルのパフォーマンスを出せても、他の馬たちがひと叩きの効果でさらに高いパフォーマンスを出す結果、相対的に着順が下がる可能性が高いということです。
血統的には、今回が買い時であり、本番では評価を下げるという方針になります。

3着ウィクトーリアは、個人的に秋華賞の本命馬にしようと考えている馬(詳細は秋華賞の予想で書けると思います)。馬券的な面を考えれば、もう少し大きい着順を拾ってくれると、本番で人気を落としてくれたのですが……。こればっかりは仕方ありません。本番、頑張ってくれると思います。

シゲルピンクダイヤは4着まで。全体的にソツなく運んでいたと思いますが、そこから伸びあぐね。もちろん、チューリップ賞や桜花賞に比べて位置を取りに行っているので、同じような末脚が使えないのは仕方ありませんが、ジリッぽくなった要因が、鞍上コメントにあるイレ込みのせいなのか、休み明けのせいなのか、それとも成長力の問題なのか。ダイワメジャー産駒ということも含めて、個人的には本番で評価できる材料がなくなってしまったなという印象を受けました。

上がり馬として票を集めていたスイープセレリタス、アルティマリガーレは、能力不足というより単純に適性の差だと思います。いずれも血統背景を考えても、ベストは1400以下だと思います。特に後者はアルティマトゥーレの仔。1400m以下なら重賞も狙える好素材だと見ています。


第73回セントライト記念(GⅡ)
1着リオンリオン
2着サトノルークス
3着ザダル

ラップ:
12.5-11.0-12.1-12.2-12.0-11.9-12.0-11.9-11.9-12.0-12.0
時計:2.11.5


月曜日の中山芝は、変動性が激しく、トラックバイアスもレースごとに微妙に異なっていた印象があります。ちょうどメインレースの頃は、明らかに内ラチ沿いに利があって、外差しは届かないという設定だったのでしょう。

そのバイアスを活かした馬の1~3着。2着サトノルークスは母父サドラーズウェルズ、もはや伝統芸ともいえる、「道悪のサドラーズウェルズ」が真価を発揮した結果でした。

勝ったリオンリオンは、ハナを切って飛ばすだけの馬ではないことを証明しました。先週の京成杯AHから「馬のリズムを大事にする」という言葉が流行っているようですが、今回もリオンリオンのリズムを重視した結果、ハナにこだわらないという作戦になったのでしょう。
これはダービーで本命にした際にも触れたことですが、このリオンリオンという馬は、手札が多いタイプの馬で、今回のように控える競馬もできればハナを切ってスピードを活かすこともできますし、瞬発力ラップも持続力ラップも何でもござれ。

大寒桜賞    :12.4-10.9-11.9-13.5-13.4-13.2-12.9-12.9-11.7-11.0-11.5
セントライト記念:12.5-11.0-12.1-12.2-12.0-11.9-12.0-11.9-11.9-12.0-12.0

競馬場も出走馬のレベルも違うので単純な比較はできませんが、ご覧のように、同じ2200でも全く違う流れをともに勝ち切っています。この自在性は本番でも大きな武器になるでしょうね。

3着ザダルは内有利の馬場設定を最大限に活かした格好の3着ですが、休み明けでまだ本調子を欠いていたという話もありましたし、あくまで本番に向けての試走だったと割り切れば、及第点以上の評価は可能でしょう。

このレースに関しては、先ほどのトラックバイアスから外差しで間に合わなかった馬を評価したいところ。特に5着ニシノデイジー。これは強い競馬をしていたと見ています。成長力がどうかという不安を持っていたのですが、これだけ走れるならもうしばらくは一線級で活躍できるんじゃないでしょうか。

期待したエングレーバーは16着大敗。1角の入りまでにだいぶハミを噛んでいましたし、その後も行きたがる素振りを見せていましたが、それにしてもここまで止まるとは……。距離、馬場、根本的な能力と全て見立てと違ってしまいました。
ただ、セントライト記念におけるロベルト系の重要性に関しては、今回の結果だけで見限りたくはないところ。また来年、該当馬を重視するつもりです。




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境 和樹

『東京スポーツ』や『競馬最強の法則』などで人気コラムを執筆。各メディアから最も注目されている新進気鋭の実力派予想家。合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳が辿り着いた境地は「勝ちたければ、三複・三単は捨てろ!!」血統理論×ペース解析により導き出された必然の穴馬から『単複1点勝負』を敢行し驚愕の大幅黒字収支を叩き出す。

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