完全攻略ファイル No.2

【阪神大賞典】異例のトーンで強調!「菱田裕二&テーオーロイヤル」が狙える理由



阪神大賞典(阪神・芝3000m)テーオーロイヤル菱田騎手のコンビに要注目!

全6勝を同騎手で挙げるなど菱田騎手にとっては重賞で勝ち負けできる貴重なお手馬も、落馬負傷のため昨秋の復帰戦となったアルゼンチン共和国杯では、半兄メイショウハリオの主戦を務める浜中騎手に乗り替わりを余儀なくされた。

次走のステイヤーズS2着時も負傷療養中のため騎乗できず。ところが前走のダイヤモンドS1着時は同日に行われた京都牝馬Sに浜中騎手のお手馬ナムラクレアと被ったため、再び菱田騎手に白羽の矢が立った形だ。

浜中騎手やナムラクレアの動向次第によっては、実現しなかったであろうコンビ復活。そんな背景があるとあって菱田騎手も気合い十分!

最終追い切りに騎乗後の取材では「めっちゃ(動きが)良かったです!前走がすごくいい勝ち方。心肺機能と操縦性の高さがこの馬の強み。今回もまたいいレースをして、次(天皇賞・春)へ向かいたい」と異例のトーンで状態の良さを強調したほど。

追い切りを見届けた岡田師も同意見で、「ようやく連勝していた頃のデキに近づいてきたね。以前は細身だった馬体も大きく見せているように力を付けてきている」と満足げな表情。

3000mを超える距離に限れば過去4戦して、1度も馬券内を外していないのも魅力。意外にも阪神大賞典には初めての出走となるが、現在の充実ぶりと長距離適性の高さから大崩れは考えにくい。それなのに鞍上のせいで評価を下げるようであれば黙って買いだ。
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山川記者の重賞予想講座
阪神大賞典編

■プロフィール
豊富なデータと現場情報の二刀流で活躍する記者。的を得た重賞レースの攻略ポイントが好評で、今年も多くの重賞を的中している。
阪神大賞典は4角5番手以内じゃないと話にならない!?
阪神大賞典のポイントは一目瞭然。過去10年で馬券に絡んだ30頭の内、実に80%の24頭が4角5番手以内と前目につけていた馬だ。

これは、阪神内回りコースという形態によるもの。この点を意識して馬券をかうレースだね。

とは言っても、これだけじゃ馬券は無理だよな。ここからが重要だ。阪神大賞典の傾向に合い、情報も不足ない『ココでぜひ買いたい!』と考えている馬がいるんだ。

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