採れたて!トレセン情報

第152回[2012年10月27日] 最新号は毎週金・土曜日の20時にメルマガ配信。

【天皇賞・秋】3歳VS古馬

【関西事情通チョッといい話】

●逃げるから泣きは泣き!●

今年の春のマイラーズC、当時もお伝えしたが「前走は内枠だったし展開にも恵まれた」「昨年とは相手が違う」「GI馬相手では…」など、とても前向きなコメントとは思えない「泣き」コメントのオンパレードだった西園厩舎シルポート。逃げ馬ゆえに「泣く(強気には言わない)」ことでマークが緩くなる事を狙い、そしてまんまと逃げ切って見せた。現代競馬に逆らう様に昔ながらの競馬を演出、とにかく楽しませてくれる厩舎だ。

このシルポート、3年連続出走となる秋の天皇賞で3年連続の「逃げ」を狙っている。今回も「年齢的な衰えは否めない」「距離が1ハロン長い」等々、やはり泣いている。しかしさすがに今回は「泣かんでもマークされへんよ」「ノーマークは間違いないやろ」と、取材陣から逆にツッコまれる雰囲気があるほど、はっきり言ってノーマーク。ただ逆に、これだけノーマークもノーマークだと意外な展開もあるかも知れない。鞍上は2週前の秋華賞でアワヤの競馬を見せた小牧太騎手、思い切った騎乗は見られそうだ。因みに同厩舎のサダムパテックは「休み明けが一番走るので敢えてぶっつけ」で挑むらしい。この厩舎らしくやれることはやって大一番に挑む。厳しい戦いになるだろうが、なぜたか応援したくなる!?


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●3歳VS古馬●

凱旋門賞に挑戦したオルフェーヴルの名前こそないが、昨年の天皇賞・秋の覇者トーセンジョーダン、昨年同レース2着のダークシャドウ、今春国際GIを制覇した良血ルーラーシップ、復活の狼煙を上げたナカヤマナイト、サマー2000シリーズを制したトランスワープなど古馬陣は現役最強クラスが集結。

3歳勢からはダービー馬と2冠馬は不在だが、間違いなくトップクラスの2頭カレンブラックヒルとフェノーメノが参戦。ジャパンカップを予定しているオルフェーヴルへの挑戦権を賭けた戦いとなりそうだ。そんな中で注目したいのが3歳馬フェノーメノだ。

以前当欄でも書いたが、菊花賞か天皇賞か、悩みに悩んだ末、距離・コース形態などを考慮して天皇賞を選択。もちろん、鞍上には蛯名騎手を迎えたいわけだが、蛯名騎手には春にコンビを組んでいたフェデラリストが毎日王冠と天皇賞セットで先約としていたため、フェノーメノの鞍上は一時的に空白に。

しかし、毎日王冠で4番人気に支持されたフェデラリストが見せ場すらなく大惨敗。レース後のコメントで「いい頃のバランスやフットワークではない」と首をかしげていたが、結果として先約のフェデラリストを断わりやすい状況になったというわけだ。

もちろん、フェノーメノに騎乗したがためにフェデラリストをわざと負けたなんてことは絶対にないし、そんなことを言いたいわけでもない。一流と呼ばれる人たちはこのように一方の調子が悪くても、もう一方の調子が良かったり、また、その時その場面でより良い方へとうまく流れが向いてくるもの。

つまり、フェデラリストが先約とはいえ明らかな不調、待っていたフェノーメノはベストの舞台で好調。最終的にはフェデラリストが退く形で決着。

余談だが、3歳馬+蛯名騎手+天皇賞・秋=バブルガムフェロー。今から16年前の1996年、天皇賞・秋を3歳馬として史上初めて制した名馬だ。ちなみに、この勝利が蛯名騎手のGI初勝利でもあった。勢いのある3歳勢なのか、やはり古馬の壁は厚いのか。楽しみだ。

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