採れたて!トレセン情報

第357回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●秋のGI開幕!土曜日も注目です!●

今週からいよいよ秋のGIシーズンが開幕する。日曜日にはその開幕GIスプリンターズSが行われるが、その前日の土曜日には、秋のダート戦線の開幕重賞と言えるシリウスSが行われる。この後、JBC・チャンピオンズC・東京大賞典、更には年明けの川崎記念、フェブラリーSと、秋のみならず年明けまでダート戦線がより熱くなっていく。その最初の前哨戦とも言えるだろう。

ところで、週明けの10月7日(火)にも、その前哨戦的な交流重賞、白山大賞典が金沢競馬場で行われる。JRAからの参戦枠は5頭、交流重賞でお馴染みのメンバーが顔を揃えているが、実はシリウスSに出走するクリノスターオーは、この白山大賞典にも選出されており、意志さえあれば出走できる状況だった。当然、賞金はシリウスSの方が高く魅力はあるだろうが、メンバー的には白山大賞典の方がかなり楽、今後を考えればこちらを選択してもおかしくないところだ。では何故か…?

その理由は、コース形態によるところが大きい様だ。このクリノスターオーは、少し気難しいところがあり、出来るだけスムーズな競馬をしたいクチ。金沢競馬場は小回りコースで1周は1200m、2100mのレースではコーナーを6回も周ることになるのだが、阪神ならば1周約1500mで金沢よりは大回り、そして2000mのこのレースではコーナーを周るのは4回で済む。気分を損なわず、スムーズなレース運びができるということで、あえてメンバーの揃っているシリウスSを選んだそうだ。

そこまで拘るのも、今後のダートGI戦線で出走するために賞金加算が命題、より勝てる確率が高い方を選んでいるからだ。もちろん状態面も、前走のエルムS当時よりも断然順調。と言うのも、その前走は、レースの1週前に栗東トレセンから一旦函館競馬場に入厩し調整、そして追い切った後に札幌競馬場へ移動と、やや強行日程での参戦だった。それでいて勝ったローマンレジェンドとクビ差の接戦を演じるハイパフォーマンスを見せた。完全な地力強化と見ていいだろう。今回は栗東トレセンでジックリ調整して出走、デキは間違いなく前走以上と言える。

今回ライバルとなるソロルやジェベルムーサ、ナムラビクターなどには平安Sで完勝しているが、当時は12番人気と人気薄での好走だった。今度は上位人気、ここで人気に応える走りを見せられれば、この後に続くダートGI戦線でも主力の1頭になるだろう。

秋のGI開幕週、まずは土曜日の重賞から注目したい。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●GI裏も意外と注目です!●

今週は、秋のGIシーズン開幕を知らせるスプリンターズS。今、考えられるスプリント路線のトップホースが揃い、新潟競馬場というローカルで行われる中でも相当な盛り上がりが期待出来そうだ。そんなGIの裏で目立たないレースだが、阪神メインのポートアイランドSは、この秋の重賞戦線を占う意味で意外と注目の一戦。その中心的存在は、前走札幌で準オープンを勝ち、晴れてオープン入りを果たしたアズマシャトルだ。

その前走札幌のTvh賞、見事なまでの差し切り勝ち。札幌で勝つ馬は、滞在競馬が良かったり、洋芝が合っていたりと、何かとプラス材料があるのだが、実はこのアズマシャトルは、洋芝よりは軽い芝向きのタイプ。さらにチップの無い札幌競馬場なゆえにダートで調整されていたが、これが要因で多少馬が硬くなっていた。プラスの面より逆にマイナスが多く、半信半疑の状態での出走だった。そんな中での快勝劇、まさに恐れ入る勝ち方だった。

元より、厩舎ではクラシックを意識していた素質馬、昨年末のラジオNIKKEI杯ではワンアンドオンリーの2着など、クラシックロードも歩んできた。それを考えれば、古馬が相手とは言え、条件戦では格の違いを見せたレースとも言える。

そんな前走とは違い、今回は栗東トレセンのチップでジックリ調整され、しっかりと負荷も掛けられており、状態面は明らかに前走以上。

そして今回はさらに距離が短縮されマイル戦となるが、元より終いの斬れ味勝負の馬で基本的にはマイル戦は歓迎のクチ。ここでアッサリ勝つ様なら、この後のマイル戦線を賑わすだけでなく、マイルCSでは最有力と言われる存在になる可能性もある。そう、菊花賞へ出走出来る立場ながらマイル戦戦に路線変更したのは、その手応えがあるからこそ。ここは注目の一戦となる。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●混沌としているスプリント路線を制するのは…●

新潟連続開催の最後を飾るのは12年ぶりのGⅠスプリンターズS。

絶対的王者だったロードカナロアの引退後、混沌としたままのスプリント路線。

サマースプリントシリーズの覇者となったリトルゲルダが回避をしたことや、春のスプリント王者コパノリチャードが順調さを欠いていること、同日深夜に凱旋門賞が行われることで福永・川田・横山典騎手の3名が不在ということも、より予想の難しさに拍車をかけている。

そんな中で中心になるのはロードカナロアと接戦を演じてきたハクサムーンだろう。

前走時から、今まで主戦を務めてきた酒井学騎手から戸崎騎手へ乗り替わり。

セントウルSとスプリンターズS、まずはここまでがセットでの騎乗依頼ということらしい。

全国リーディング独走中の戸崎騎手。その冴えわたる手綱捌きでGⅠ奪取を狙う。

「持っている」ということで言えば、蛯名騎手と田辺騎手だろう。

まず蛯名騎手とアフォード。

先週までの時点ではアフォードは補欠1番手で出走不可だったが、リトルゲルダの回避によって繰り上がりでの出走となった。追い切りに騎乗した蛯名騎手が「素晴らしい状態」と絶賛したようで侮れない存在となりそう。

田辺騎手とレッドオーヴァル。

レッドオーヴァルの前走は池添騎手、前々走は福永騎手。

まず、福永騎手はフランス遠征中のため騎乗不可。そして、池添騎手は先約だったマヤノリュウジンを優先したため、当然レッドオーヴァルの騎乗依頼をキャンセル。

そこで声がかかったのが田辺騎手ということになるわけだが、同じ安田隆厩舎のダッシャーゴーゴーに北村宏騎手が騎乗しており、この両騎手ならどちらがレッドオーヴァルに騎乗しても良かったように思うが・・・。

実は、北村宏騎手にはスプリンターズSへの登録はなかったが、藤沢和厩舎のレッドスパーダというお手馬が出走を表明していたというのだ。

ただ、レッドオーヴァルの鞍上を探している段階ではまだレッドスパーダは出走予定だったので、北村宏騎手はその選択肢の中には入っていなかったということ。

そこで選ばれたのが田辺騎手で、田辺騎手に決まった後レッドスパーダは脚部不安で出走を回避、そのまま引退となってしまったということで、より大きなチャンスが回ってきたのが田辺騎手ということになる。

果たして、本当に「持っている」のはどの騎手と馬なのか。12年振りとなる新潟でのGⅠを楽しみたい。


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