採れたて!トレセン情報

第366回&第367回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●馬券的にも非常に面白い重賞●

今週は天皇賞ウイーク、凱旋門賞組以外の古馬トップホースも始動し見応えのある、そして次走のジャパンCへ向けての注目の一戦でもある。そんな今週、土曜日にも東西で注目重賞が行われる。NHKマイルCを逃げ切りで制したミッキーアイルや、先日のスプリンターズSでアワヤの競馬を見せたベルカントなど注目馬の多いGⅡスワンSももちろん見応えある一戦だが、2歳牝馬重賞とは言え、様々な路線からの臨戦、しかも皆なかなかの勝ちっぷり・レース振りをしている馬が多く、今後を見据えて非常に楽しみな重賞、アルテミスSもまた見応えのある、また馬券的にも非常に面白い一戦だ。

既に2勝している馬、またオープンで好走している馬などもいるが、注目してみたいのはまだ一戦のキャリアながら秘めたものを感じるシャルールだ。その一戦、新馬戦を6馬身差の圧勝、しかも4コーナーは外を回し直線は桁違いの脚を見せ最後は流す余裕もあった。確かに、負かした相手が弱かったという懸念も無きにしも非ずだが、勝ち時計は同日に行われたコスモス賞(2歳オープン)よりもコンマ2秒速く、しかも道中のラップは、半マイル通過でコスモス賞よりも2秒以上遅いのだから、その内容は濃い。さらに…

実はそのデビュー戦は、牧場から直接札幌競馬場に入った関係もありビシビシ追われていた訳ではなく、まだまだ緩い状態、しかも直前にソエを気にするところもあったそうだ。それでいてあれだけのパフォーマンスを見せていた。

その後はソエのケアもあって牧場で調整、10月の始めに栗東トレセンに入ってからは、デビュー前とは違い質も量もシッカリと負荷を掛けて乗られている。状態に関して言えば上積みは大きいはずだ。

鞍上にはもうベテランと言える四位騎手。実はデビュー戦には1200mを使うプランがあったのだが「1800mの方がユッタリ運べる」と鞍上自ら進言したそうだ。それだけ先も見据えていたのだろう。四位騎手と言えば、先週もスワーヴジョージのために東京遠征していたが、そのベテランならでは手綱捌きで、ココ一番で信頼の置けるジョッキーの一人。

前述通り、既に2勝を挙げている馬やオープンで好走している馬、さらには勝ちっぷりの良かった素質馬も多く出走し、本当に目移りする好メンバーの一戦だが、最も注目してみたいのはこのシャルール、2戦目でどんな競馬を見せてくれるのか、そのレース振りには特に注目してみたい。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●この乗り替わりには・・・いろいろあります●

凱旋門賞にゴールドシップ、ジャスタウェイ、ハープスターというトップホースが出走した影響で古馬陣の秋緒戦となる天皇賞・秋は手薄になるかと思ったが、現時点で考えうる好メンバーが揃ったと言ってもいいだろう。

図式としては古馬3強ジェンティルドンナ、フェノーメノ、エピファネイアVS3歳代表イスラボニータではないか。

縦の比較、つまり世代間の比較は非常に難しく、ましてイスラボニータはここが古馬陣との初対戦。

近10年の天皇賞・秋で3歳世代の勝利はなく、最高着順が2着までで3頭だけ。(ダンスインザムード、ペルーサ、フェノーメノ)

この有力馬の中で注目したい馬は、やはりイスラボニータ。

ご存知ではあると思うが、イスラボニータの主戦・蛯名騎手がフェノーメノに騎乗するため、イスラボニータの鞍上には短期免許で来日するおなじみのルメール騎手。

まず始めに言っておかなければいけないことは、蛯名騎手はイスラボニータを断ったわけでも、フェノーメノを選んだわけではないということ。

どういうことかと言うと、蛯名騎手はどうしてもイスラボニータとフェノーメノを同じレースに出走させたくなかったこと、イスラボニータなら距離は保つと何度も力説して菊花賞へと行きたかったこと、フェノーメノの次走については天皇賞・春のあとすぐに天皇賞・秋からJC,そして有馬記念というGⅠ3連戦と決まっていたこと、つまりフェノーメノが先約であったということ、ルメール騎手の身元引き受け馬主が社台ファームということなど、いろいろなことが絡み合ってのフェノーメノに蛯名騎手、イスラボニータにルメール騎手となったわけだ。

実際、イスラボニータはセントライト記念勝利後、報道でもあったように一時は菊花賞となっていたほどで、その後路線変更となったわけだが、蛯名騎手が菊花賞への出走を強く希望したことが伺える出来事ではある。

このあたりの裏を読もうとすると、イスラボニータの東京での高いパフォーマンスや皐月賞を制してダービーで負けた距離のこと、一方フェノーメノは天皇賞・春という長距離戦を2連覇しており、そして今回は秋GⅠ3連戦を見越してのぶっつけになること、などを総合すると東京芝2000mという舞台ではイスラボニータ優勢、と蛯名騎手が思っているのでは、と勘繰ってしまう。

もちろん、ジェンティルドンナにエピファネイア、それに急激に力をつけているマーティンボロ、カレンブラックヒルにデニムアンドルビーなどなど伏兵陣も多彩。

どの世代が強いのか、男と女ではどちらが強いのか。ジャパンカップへ向けて目が離せない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●是が非でもGI勝利が欲しいワケ●

今週は天皇賞ウイークだが、それにも増してまたまた外国人騎手が来日し競馬を面白くしてくれる。その今週は、もうお馴染みのC・ルメールが来日し短期免許を取得、年末まで日本で騎乗する。来週にはF・ベリーに替わってR・ムーアが、さらにM・バルザローナやW・ビュイックも来日予定で、ますます面白くなってくるだろう。

さて、今週から騎乗するC・ルメール、2002年に初めて日本で短期免許を取得し、その後は毎年来日し、あの2005年の有馬記念、ディープインパクトを破ったハーツクライを始めとし、カネヒキリ・リトルアマポーラ・ウオッカ、そして昨年はベルシャザールでジャパンカップダートを制し、GI5勝。その昨年は年末のラジオNIKKEI杯でワンアンドオンリーに騎乗し、その後のローテーションが楽になる貴重な勝利を挙げた。思い起こせば、ジェンティルドンナの初重賞制覇となったシンザン記念で手綱を取っていたのも彼だった様に、M・デムーロと並び今や日本の競馬を語る上で欠かすことの出来ない外国人ジョッキーになっている。

そんなC・ルメール騎手、今期からにM・デムーロとともに日本での通年免許を取得するために騎手試験を受け、見事一次試験をクリアした。あとは面接もある二次試験をクリアすれば、一年を通じて騎乗する事が出来る。但し、ひとつ関門がある。それは日本語をどこまで話せる様になるかということ。M・デムーロは「心配無いレベル」と言われているが、ルメールの方は「ちょっと怪しい。今のままでは危ないかも…」と言われている様にあまり上手では無い。二次試験までまだ時間はあるので可能性は十分あるが、一年待たされてしまうケースもあるだろう。もしそうなった場合、この2年自国でのリーディング上位に入っていないため、日本での短期免許取得の権利は無くなってしまう。また、特例の「日本での2年以内のGI勝利2勝以上」という特別ルールも、この2年では1勝しかしておらずクリア出来ていない。要するに、もし試験で落ちた場合を考えると、この来日中に最低でもGIを1勝、出来れば2勝以上する必要があるということになる。

幸か不幸か、同じ社台系のファースト・ジョッキーであるM・デムーロはこの冬は香港での騎乗が決まり、この冬はルメールがファースト・ジョッキーとなり有力馬が集中する。この天皇賞・秋でのイスラボニータもその類、GI勝利は是が非でも欲しいところで、渾身騎乗が見られるはずだ。


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