採れたて!トレセン情報

第716回&第717回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●ただの代打では無い!②●

2月に入り段々とクラシックの香りもしてくる時期。今週は京都で古くからクラシックの登龍門と言われていたきさらぎ賞が行われる。

ハクタイセイ、スペシャルウィーク、ナリタトップロード、ネオユニヴァース、アサクサキングスなど、ここを勝って後にクラシックを制している馬は多数いるが、最近では勝ち馬からは一昨年のサトノダイヤモンドくらい、出走馬からも近年はオルフェーヴルくらいしか出ていない。クラシック候補、特にダービーを意識するような期待馬は、関西馬であっても翌週の東京で行われる共同通信杯の方に出走するケースが多くなってきたこともあって、このきさらぎ賞の出走メンバーのレベルがやや下がってきているのだろう。


しかし今年は、クラシック有力候補になり得る素質馬が出走してきている。そう、新馬戦で、ある意味で評判通りの衝撃的な勝ち方を演じたダノンマジェスティだ。

その初戦、直線では外へ外へ逃げる様なレース、それでいて上がり3F33.0の驚異的な数字を残し勝利を挙げた。この暮れの阪神開催では、2週目の日曜日にエルプシャフトが同じ外回り芝1800mで上がり32.9をマークしている様に速い馬場ではあったものの、新馬戦でこの決め手を繰り出すのはかなりのモノ。しかも11.3-11.2-11.0としり上がりに速くなるラップ、まして真っ直ぐ走らず計時しているワケだから相当だ。


ご存知の通り全兄は皐月賞馬アルアイン。その兄は「心肺能力がメチャクチャ高い」と言われていたが、弟のこの馬もどうやら受け継いでいるようだ。

今回はハミも換えるそうで、走りも前走以上が期待できるだろう。まして少頭数の京都外回り芝1800mはスローのヨーイドンの決着になりやすく、よりこの馬の競馬に合うだろう。

唯一、鞍上が和田騎手から若手の松若騎手にスイッチすることが懸念材料なのだが、急遽訪れたビッグチャンスに力が入らないわけが無い。まして師匠の管理するクラシック候補、結果に拘るのは当然だ。

思い起こせば、昨年のこのレースも馬場の恩恵があったにしろ師匠の管理馬で制した相性のいいレース。今年は師匠のクラシック制覇の一翼を担うためにもなんとしても勝ちたいところだろう。そう、和田騎手の代打ではあるが、ただの代打では無い。人気ではあるもののその走りと騎乗ぶりには注目だ。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●混沌のマイル路線は乗り替わりも混沌状態●

春のマイル王を決める安田記念へと続く東京新聞杯。

GⅠ馬3頭アドマイヤリードとサトノアレスとダノンプラチナ、それに重賞勝ち馬や重賞上位常連組など骨っぽいメンバーが揃った今年の組み合わせ。

まずなんと言ってもルメール騎手の騎乗停止によって鞍上が未定となったアドマイヤリードは藤岡康騎手へ乗り替わり。

ほかで気になるところはグレーターロンドン、ダノンプラチナの人気を集めそうな実績馬たちだろう。

まず、グレーターロンドンはこれまで主戦を務めてきた田辺騎手から川田騎手へ乗り替わり。

やはり前走のオープン特別競走、ディセンバーSでの敗退がオーナーサイドの怒りを買ったとのこと。

中山1800mで少頭数のうえ前残りのスローペースとなれば後方からの馬の出番は難しいが、やはり単勝オッズ1倍台の人気を集めての敗戦は簡単に納得できるものではなかったらしい。

田辺騎手→川田騎手、と簡単に決まったわけではなくこの→の間にはリーディング上位ジョッキーを挟んでおり、色々あっての川田騎手となったようだ。

グレーターロンドンを降ろされた田辺騎手はダノンプラチナに騎乗。

ダノンプラチナはこれまでの全14戦すべてを蛯名騎手が騎乗してきたが、その蛯名騎手は今回こちらもお手馬のデンコウアンジュへと騎乗。

先約がデンコウアンジュでこのあとはヴィクトリアマイル路線へと進むので、ダノンプラチナと一緒になるのは今週の東京新聞杯まで。

噂ではダノンプラチナを管理する国枝調教師に東京新聞杯をパスして、4月の中山で行われるダービー卿CTへ向かってほしいと直訴したとのことだが、国枝調教師はそれを受け入れず今週の出走へゴーサイン。

蛯名騎手の願いはかなわずお手馬のレースが重なってしまったわけだが、一番揉める可能性が低い先約を優先することで話は解決。

グレーターロンドンをクビになり騎乗予定馬がいなくなった田辺騎手だが、あっさりと復活した実績馬の騎乗依頼があり、グレーターロンドンを負かすチャンスを手に入れることに成功。

グレーターロンドンは2着までに入り賞金を加算しないことには安田記念への出走が難しくなる。

また、ダノンプラチナも同様。

それに川田騎手、田辺騎手ともにお手馬として手に入れるためには内容のある競馬だけではなく、納得のいく結果が必要。

春の大一番へ向けて順調な滑り出しをするのはどのコンビなのか。目が離せない。


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●ただの代打では無い!●

この時期なゆえに仕方が無いとは言え、また雪の影響が心配された今週末の競馬だったが、事なきを得て無事開催へと進んでいる。今週の重賞は、西では古くからクラシックの登龍門と言われている、3歳重賞きさらぎ賞が、東では、グレード制導入後はGI安田記念と同じ舞台で行われ、開催時期も一貫してこの真冬の東京で施行されている歴史も長い東京新聞杯が行われる。


その東京新聞杯には、マイルのGI馬3頭を含み重賞勝ち馬が8頭も顔を揃える、この時期のGⅢとしてはなかなかのメンバー構成となった。


そんな中で最も注目されていたのは、馬よりもまずはこの人がどの馬に乗る事で注目されている、昨年のリーディングジョッキーであり、MVJでもあるクリストフ・ルメールの騎乗馬。予定していたのはアドマイヤリードだった。ただ、先日の制裁により騎乗停止となり今週の騎乗は出来なくなってしまった。

代打には誰が乗るのか…いろいろな動きはあった様だが、最終的に藤岡康太騎手で収まった。

この藤岡康太騎手、元々は京都で騎乗予定を組んでおり、メインのきさらぎ賞でも騎乗馬が決まっていた。それを、きさらぎ賞は同じノーサンFの生産馬だった事もあって上手く調整が付き、他の騎乗予定馬に関しても、関係者の理解もあって急遽東京遠征に切り替えることが出来た。

そこまでする理由は、アドマイヤリードがGI馬であるという以前に、桜花賞では自らが手綱を取って5着、その後の3歳秋にも2回手綱を取り連続2着、それ以降から体が減らなくなり本格化して軌道に乗ってきたところはあったのだが、自らの手で勝たせられなかったという悔しさが強くあったからだろう。

当然、結果を出したいという強い思いはあるはず。ただの代打では無いアドマイヤリードと藤岡康太騎手、注目だろう。


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