採れたて!トレセン情報
第729回&第730回
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【関西事情通のちょっとイイ?話】
●自らの手で…②●
土曜日版で触れているミルコ・デムーロ。そのフラワーCのカンタービレは、まさにミルコらしい競馬で見事に勝利を上げた。これで、桜花賞のみならず、トライアルを使わずに樫(優駿牝馬オークス)への出走も可能になった。自らの手でキッチリと勝たせ、恐らくこの馬で【桜花賞に】挑むことだろう。
今週日曜日、スプリングSも実は同じ様な境遇。そう、まだミルコは皐月賞での騎乗馬が決まっていない。もちろんオファーはあるのだが、やはり自らの手で権利を取り本番へ挑みたいのだろう。
このレースで手綱を取るルーカスは、前走のホープフルSに続き騎乗。重賞2着があり賞金は加算できているのだが、若葉Sでは条件馬が優先権利を取り、このスプリングSと次週の毎日杯の結果次第では確実に出走出来るという収得賞金では無い。ましてその先、日本ダービーまで考えれば、フラワーC同様にここは本番へ向けたトライアルというよりも、賞金加算が使命とも言えるレースだろう。
土曜日の牝馬に続き、日曜日もキッチリ勝たせて、牡馬も自らの手でクラシックでの騎乗馬を導くか、注目の1頭になる。
【競馬場から見た推奨馬券】
前走も勝負した中山5Rの3番ラブリーアゲンに、今回はその損失補填を果たしてもらう。デビュー戦がスローの流れを後方から抜群の手ごたえで追い込み、経験馬相手に首の上げ下げの決着。3着以下は離したし、脚を余した感もあっただけに内容は濃かった。それだけに二戦目も自信を持って勝負したが、スタートも上手くなり好意につけられたが、それがアダ。直線は全く前が開かずにほとんど追えないままでゴールイン。手ごたえが凄かっただけに悔いが残った。今回は前走時より相手が揃ったことと、小柄な馬だけに中山の急坂と今の馬場状態を踏まえると、前回ほどの自信はないが、もう一度だけ勝負したい。
馬連 は7、10への二点。
3連複は③⑦⑩一点。
中山10Rは8番ハットラブの3連勝に賭ける。とにかく中山1200ダートだけは3戦3勝と馬が違ったように走る。前走にしても外々を回って力で捻じ伏せるような競馬。時計とかメンバーレベルは度外視できる強い内容で、まだ底を見せていない印象。昇級しても即通用を思わせた。ハンデ戦で斤量も恵まれただけに勢いを買う。
馬連は11、12への二点。
ワイドは11と一点
【美浦の『聞き屋』の囁き】
●桜の開花宣言間近●
桜花賞への最終切符、もしくはオークスへの近道となる位置づけのフラワーカップ。
藤沢和厩舎へと転厩したロックディスタウンの復活となるかが注目されているが、ここでは阪神JF4着のトーセンブレスに注目したい。
前走後は年明けのフェアリーSという案があったようだが、疲れが出て放牧へ。
先週行われたアネモネSも検討されたようだが、仕上がりを考えて今週のフラワーカップまで待機。
2着以内で賞金を加算することができれば桜花賞へ向かうとのこと。
阪神JF組の強さはこれまでのレースで証明されており、そのレースで4着に食い込んだトーセンブレスの期待が高いのはある意味当然のこと。
GⅠ好走の力を示すことができるか。
他では関西馬になるが、カンタービレは忘れてはいけない存在。
デムーロ騎手がこの馬のために関東へ遠征してきており、また、桜花賞では多数の陣営から騎乗依頼がきているがすべて保留。今週の競馬が終わってからの返答となっているらしい。
それはつまり、今週の騎乗馬が桜花賞へ向かうかもしれない、ということなのか。
いよいよ桜花賞がすぐ目の前まで近づいてきた。
【関西事情通のちょっとイイ?話】
●自らの手で…●
暖かい日が続くようになり、桜の季節も近づいてきた。桜花賞へ向けたトライアル戦線も、先週のフィリーズレビューとアネモネSが終わり、ほぼほぼ顔ぶれも決まってきた。残すは今週の中山で行われるフラワーCのみ。現時点での出走ボーダーラインは収得賞金1100万円組が抽選と見られている。1勝馬ならば、このフラワーCで2着以内で賞金を加算すれば出走できる可能性がある。
札幌2歳Sを勝利していて既に賞金を持っいるロックディスタウンや、チューリップ賞でも上位を独占した阪神JF上位3頭に次ぐ4着のトーセンブレスなど関東でも注目馬が出走しているが、より注目と言えるのが鞍上ミルコ・デムーロのカンタービレ。
この桜花賞戦線、トライアルのチューリップ賞の時には中山のオーシャンSで騎乗し、フィリーズレビューの時には中京の金鯱賞で騎乗していたミルコ。ゆえに、当然の如く桜花賞での騎乗馬はまだ未定。ただ、実は声は掛かっている。しかしながら、やはり主戦を務め、自らの手で権利を取った馬で参戦したいと思うのは当然だろう。このカンタービレは、デビュー戦から手綱を取り、2戦目は騎乗停止中で乗れなかったものの、3戦目で自らの手で初勝利を上げた、完全なるお手馬。その思いは強いはずだ。
まだ1勝馬なゆえに、桜花賞へ確実に出走するためには1着が必要、最低でも2着を取らなければチャンスは無い。またその先の樫(優駿牝馬オークス)まで考えると、ますます勝利に拘るのではないだろうか。
もしかすると、チューリップ賞もフィリーズレビューもパスしたのは、この馬がいたからなのかも知れない…そう思わせてくれるような、圧倒的な競馬を見せて欲しいものだ。注目したい。
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