採れたて!トレセン情報

第775回&第776回

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【関西事情通のちょっとイイ?話】

●決して回避ではありません!●

今週は、キーンランドC・新潟2歳Sと重賞が行われるものの、それ以上に多く報道されているのが、札幌競馬場で行われるWASJ(ワールド・オール・スター・ジョッキーズ)。日本でもお馴染みとなった、マジックマンことジョアン・モレイラをはじめとする海外の招待ジョッキーに加え、ルメール・ミルコ・戸崎・福永・田辺、そしてスーパーゲストの武豊騎手と言った国内のトップジョッキーの共演、土曜日から熱い戦いが繰り広げられている。

これだけジョッキーが揃うと、中堅以下の騎手には乗り馬確保が難しくなるのは当然、ゆえに他の開催場へ逆遠征するケースは毎年ある。

今年も新潟へ池添・蛯名・松岡騎手らが逆遠征している。

小倉にも、夏は北海道シリーズを主戦場にしている藤岡佑介騎手が逆遠征、土日通しての遠征なだけに一見すると「WASJを回避」した行動に思える。

しかし、前開催の函館では12勝を上げリーディング上位を争い、札幌でもモレイラ・ルメール旋風の中で3勝を上げ、主役とまでは言わずとも準主役級ではある存在。果たして、そんな簡単に回避するだろうか?


答えはNO。

そう、小倉へ逆遠征するのにはお目当てがある。

日曜日の7Rに出走するタングルウッドだ。


昨秋の新馬戦以来の出走。その新馬戦で負かした馬の中に皐月賞馬でダービー2着のエポカドーロの馬名があるほか、評判馬の揃った一戦だった。またそれ以上に注目なのが終いの脚。逃げて終い3Fを11.8・11.3・10.8と加速してゴール板を駆け抜けた。

残念ながら骨折で春のクラシックは棒に振ってしまったが、7月下旬に帰厩しジックリ乗り込みいきなり走れるぐらいには仕上がっている。

新馬戦で1戦1勝だけだが、当時の感触が相当だったのだろう。藤岡佑介騎手は「この馬の使うところはどこでも行く」ということだった。そして復帰戦が10日目の日曜に決まり、札幌からの移動距離が長いこと、そして台風などの影響で移動が出来ないという事態が無いとも言えないことを考慮し、土曜日から小倉で騎乗することを決めた。ゆえに、たまたまWASJの週末だっただけで、決して回避したわけではない。


今年はGIも勝ち、重賞も現時点でキャリア最多タイの5勝を上げ、トップジョッキーとしての立場を築きつつある旬のジョッキー、そんな彼が「この馬のために」とわざわざ遠征して騎乗するタングルウッド、今回ももちろん注目だが、先々も含めて注目したい一頭だ。




【競馬場から見た推奨馬券】

新潟は土曜の夕方から日曜にかけて、ずっと雨予報みたいですね。Aコースで5週目だけに、芝コースはかなり悪くなるはず。
芝の競馬に参戦するなら、穴狙いの方が賢明かも。ダートだって不良までいくと、どんな馬が有利か判断しかねる。給料日後で懐は暖かいでしょうが、今週は遊び程度に控えるのが賢明?ですかね…

まずは危険な芝のレースから穴狙いで。
新潟6Rは、前回のリベンジも含めて1番ロフティフレーズを買う。
その前走は不可解なレースぶり。好発を決め、始めは好位の外につけたが、何もしないままに後方に。内回りの競馬の平均ペースだけにその時点でアウトだが、直線もほとんど追わずに諦めてしまった感じ。故障か馬がバカついたのか?と思ったが、コメントは距離が短かったということだけ。
全く納得がいかなかった。
今回は、メンバーがキツくなっただけにどうかと思うが、新馬戦の強い勝ちっぷりや前走以外の500万の2戦から、すぐにこのクラスは勝てると思っていた馬。コメント通りに距離を伸ばしてきただけに、改めて狙ってみたい。

馬連 1-2 1-3 1-15
3連複 1-2-3 1-2-15 1-3-15 1-3-6
1-6-15

自信度 C


新潟8Rは、3番スピールアスールが中心。2着続きで、前走でスピールに先着している8番ハヤブサレディゴーが人気だろうが、今回は逆転の可能性が高い。
スピールの前走は5ヶ月ぶりの実戦で、ほぼ仕上がったという感じのパドック気配。鞍上も武藤の負傷で急遽の乗り替わり。行きっぷりもまだこの馬本来のものではなく、位置も思ったより後ろだった。それでハヤブサとはハナ差。叩いて鞍上も2度目となれば前進は必至。しかも、芝のレースで500万を勝っているだけに、脚抜きの良い馬場も歓迎だ。叩き2戦目なら、まだ夏バテの心配もないだろう。

単勝 3
馬連 1-3 3-6 3-8 3-9

自信度 B


【関西事情通のちょっとイイ?話】

●モレイラ!●

札幌記念も終わり、夏の北海道シリーズも残り2週となった。注目の夏の札幌リーディングジョッキー争いは、予想通りモレイラ・ルメール両騎手で勝ち鞍を量産し、先週までは4勝差でモレイラがリードしている。ただ、次週はモレイラは騎乗しないため、今週出来るだけ引き離しておきたいところだろう。

今週はWASJの4鞍を含め、土曜9鞍・日曜9鞍で計18鞍に騎乗する。

日曜の重賞キーンランドCでは杉浦厩舎のナックビーナスに騎乗。意外にもまだJRA重賞での勝利は無く、そのリーディング争いも然ることながら、初重賞制覇も意識している様だ。というのも、その騎乗するナックビーナスのレースビデオを見てかなりの手応えを掴んでいるからのようだ。

そもそも、本来であれば堀厩舎のキャンベルジュニアに騎乗しているのが普通と言えるところ。

堀厩舎は先週まで札幌で11頭使っているのだが、その内10鞍はモレイラが騎乗。唯一乗らなかった1鞍は51キロの斤量で乗れない馬であり、事実上は全鞍騎乗と言っていい。

そして今週も札幌で使う5頭中、このキャンベルジュニア以外の4頭は全てモレイラが騎乗している。そう、普通ならキャンベルジュニアに乗っているところだろう。

これには、先約を優先したところもあるのだが、ナックビーナスがチャンスの大きい馬であることも間違い無い。


初めて札幌にお目見えした頃とは違って、今や乗れば人気になるジョッキーではあるが、その人気に見合う活躍をしている事も確か。彼が札幌で乗る最終週の今週、そのリーディング争いに向け幾つ勝ち星を積み上げるか、そしてJRA重賞初制覇を成し遂げるか、秋の再来に向けてどんな結果を出してくるのか注目したい。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●ワールドオールスタージョッキーズ開幕●

ワールドオールスタージョッキーズが行われる今週の札幌競馬場。

海外からの招待ジョッキーが超のつく一流かと言われれば微妙だが、各国のトップジョッキーであることは間違いないので白熱した戦いが見れるはずだ。

取り上げたいのは日本代表の田辺騎手。

ご存知かもしれないが、先週の札幌記念ではサクラアンプルールに騎乗する予定だったが、落馬負傷の影響で先週の騎乗予定をすべて取りやめた。

落馬は8月15日の盛岡で行われたクラスターカップでの騎乗馬の故障によるもの。

馬は予後不良という残念な結果になったが、田辺騎手はろっ骨とろく軟骨の骨折だけですんだ。

もちろん、骨折も大変な怪我だが、多くの騎手はろっ骨や鎖骨の骨折は騎乗にそれほど大きな影響を及ぼさないので、痛みを我慢して早期に乗ることが多い。

田辺騎手の骨折はごく軽度のものだったこともあり、痛みさえ我慢すれば先週も騎乗することができる程度だったらしいが、無理はせず休養。

多くの関係者の予想では、次の中山開催からの騎乗、つまり3週間は休むのではないかという予想が大半で、ワールドオールスタージョッキーズも当然、辞退するだろうと思っていたのだ。

なぜか。

それは田辺騎手が基本的に「泣き」と呼ばれるタイプで、どちらかといえば大げさに痛がる方で、つまりあまり無理をして乗っても仕方がない、というのが田辺騎手本人も認めるスタイルだったから。

その「泣きの田辺」が無理をおして今週から乗るからには、それなりの理由があるはず。

それはやはりワールドオールスタージョッキーズの高い騎乗料と優勝賞金があるから、ではと推測。

理由が金かと思う方がいるかもしれないが、常に命の危険と隣り合わせのジョッキー。

日本でのリーディング争いは勝利数だが、世界では獲得賞金争いの方が上位とされているのだ。

やはりプロは稼いでなんぼ。

稼ぐために早期復帰、札幌まで行く手負いの田辺騎手がいつも以上のパフォーマンスを発揮する、かもしれない。


【美浦の『聞き屋』の囁き】

●新潟へ一時避難遠征●

今週は札幌競馬場でワールドオールスタージョッキーズが行われる。

JRAのリーディング上位陣に加えて、各国のトップジョッキーが集結するため、有力馬の分散はもちろんのこと、

人気薄になる馬も取り合いになるような状況なので、リーディング中堅から下位、そしてベテラン勢が騎乗馬を確保することがそもそも難しい状況になっている。

つまり、騎乗馬の質・量ともに低下するジョッキーが多数出てくるわけだ。

それを避けるために、新潟へ土日で遠征するのが関東からは松岡、蛯名騎手、関西からは池添騎手の3名。松岡騎手は土曜日2鞍、日曜日8鞍。蛯名騎手は土曜日2鞍、日曜日2鞍。池添騎手は土曜日6鞍、日曜日7鞍をそれぞれが確保。

日曜日のメインレース、新潟2歳Sで有力候補に騎乗している蛯名、池添騎手はもちろんだが、土日ともにメインレースで騎乗馬がない松岡騎手はメイン以外で稼がなくてはならない状況。

新潟へ出稼ぎにきた3名の人気馬はもちろん、人気薄でも侮ってはいけないかも。


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