うまスクエア

第1026回

採れたて！トレセン情報

夏競馬も終盤、新潟では夏の終わりを告げる重賞・新潟２歳ステークスが行われる。

その新潟２歳ステークスには、関西所属騎手もミルコ・福永・岩田康・岩田望騎手の４人が参戦する。ただこの日は、準メインの10Ｒにも３歳以上オープンのリステッド競走・朱鷺ステークスがあるため、この他にも秋山真・城戸・斎藤新・小崎騎手らも新潟へ遠征する。

その中で…

小崎騎手は、この朱鷺ステークス１鞍だけの騎乗となっている。その理由は…

この朱鷺ステークスは、除外馬９頭を数える登録ラッシュのレース。そんな中で小崎騎手が騎乗するレインボーフラッグは、水曜想定の段階では出走決定順で19番目、除外候補だった。

よって、特別登録にＷ登録していた小倉日経オープンに出走を予定していた。

そう、小崎騎手も実は小倉で騎乗する予定を組んでいて、ほかのレースの依頼も受けていた。

ところが、朱鷺ステークスに出走を予定していたクールティアラが急遽キーンランドカップに出走する事になり、朱鷺ステークスの出走枠がひとつ繰り上がった。

出走が可能となったレインボーフラッグの陣営は、前走が同じ左回りの芝1400ｍでの好走なだけに、当然朱鷺ステークスに予定を変更した。

小倉日経オープンで騎乗を予定していた小崎騎手、悩ましい予定変更ではあるが、最終的に小倉の他の騎乗依頼を全てキャンセルし、レインボーフラッグのために新潟遠征を決めた。

そんな経緯のあった小崎騎手、結果的に日曜日の騎乗はレインボーフラッグ一頭のみとなったが、急遽の予定変更だったので仕方のないところだろう。

その代わり、この一頭に賭ける思いは強くまさに一頭入魂、その思いに注目したくなる。