第1150回
採れたて!トレセン情報
関西事情通のちょっとイイ?話
フィリーズレビュー(G2)
ピンチの後にはチャンスあり!
鞍上の気迫にも注目
先週から開幕したクラシック・トライアル、今週は日曜日に東西で桜花賞トライアルが行われる。
阪神では3着までに優先出走権が与えられる
フィリーズレビュー。内回りの芝1400mという事もあり、本番に直結と言うよりは、本番よりもここ勝負の短距離志向の馬が多くみられるレースでもある。
今年もやはりスピードのある、マイルよりは短い距離で実績ある馬が多くみられる。
新馬・ききょうステークスともに逃げ切ったポールネイロンは、今回は実績ある芝1400mということもあってかハナに拘るという。
さらに昨夏の小倉の未勝利戦で2歳レコードで勝ち上がったフリードも、管理する西園師が「スピードを活かす競馬をする」という。
他にも、主張して前に行く馬が多く、このレースらしく先行争いが激化しそうだ。
そんな先行激化で差し馬に展開が向きそうな中だからこそ、まず注目は阪神ジュベナイルフィリーズでは掲示板に載れずも後方から鋭く追い込んできた
オパールムーンか。
今回と同舞台のファンタジーステークスでも、後方からメンバー中最速の上がりを計時する決め手を繰り出し、先週のチューリップ賞も勝利したメイケイエールに際どく迫った。
現時点での桜花賞の賞金ボーダーが、収得賞金1000万円が抽選と見られ、ちょうどボーダーラインにいるこの馬にとっては、ここで権利を獲得しておきたいところ。
但し、本番も意識できる馬なゆえか、ファンタジーステークスの時よりはやや余裕のある仕上げの様だ。
それでも、権利を獲得すれば本番でも惑星になり得る存在、注目の一頭だろう。
もう一頭、ここ勝負という意味では1200mで2勝の
ミニーアイルにも注目したい。
その実績通り、マイルよりは短距離志向のタイプ、桜花賞というよりはここが勝負だろう。
鞍上は藤岡康太騎手。先週日曜日、2Rで落馬事故に遭いその後のレースは全て乗り替わりとなった。骨折の疑いもあったからだ。
幸い、擦過傷と打撲で骨折は無く今週の騎乗が叶った。
一応、鞍数は絞っているが、もちろんこのミニーアイルは外せない存在。
そして、もし骨折していれば騎乗すらできなかったレース、落馬自体は不運だったが、ピンチの後にはチャンスあり、そこから一転大きなチャンスがめぐってきている。展開を味方にGⅡタイトルを掴むかも知れない。注目してみたい。
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