馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

福島10R 横手特別
手応えたっぷりの勝負の遠征

7月も最終週、夏競馬も早くも折り返し地点を迎える。

一足早く北海道シリーズは函館から舞台を札幌に移し開催される。

ただ数名のジョッキーは、そのまま函館に残り、俗に言う「裏函」に滞在し調教は函館で乗り競馬の時だけ札幌へ移動する。

例年通りこの夏も主戦場は北海道シリーズの荻野琢真騎手もそんな中の一人。

今週も函館で調教をこなし、日曜日は札幌で騎乗する。

しかしこの荻野琢真騎手、今週の土曜日は福島で騎乗している。しかもメインレースではないたった1鞍のために。

もともとそんなに騎乗数の多いジョッキーではないものの、一頭のためだけに福島まで遠征するというのは異例と言えるだろう。

しかも騎乗するジューンクエストはレースで初騎乗、普通に考えると解せない行動だ。

その理由は…

このジューンクエストを管理しているのは今野厩舎。この今野厩舎の調教を、荻野琢真騎手は所属ではないものの普段から手伝っており、夏は函館滞在馬の調教を手伝っていた。

そんな中で、開幕から函館に滞在していたハーツラプソディの調教に毎週跨り、滞在2戦目で騎乗チャンスを貰い見事勝利を挙げ、昇級戦の前走でも3着と好走。結果を出した事で、このジューンクエストの遠征に声が掛かったということだ。

このジューンクエスト、ちょうど1年ほど前に2勝目を上げた以降は物足りない競馬を続けているが、休み休み使われていて決して万全とは言える状態では無かった事に加え、このクラスの競馬だと1200mは忙しい様子。

今回は追走も楽になる1700mを選択。そして、やっと休養せず続戦出来るように、この中間はしっかり調整され、このクラスへ昇級後では一番のデキと言える状態。

そもそも昔と違い今の競馬では、フリーのジョッキーは出張する際の移動費は自費。一頭だけの騎乗料だけでは赤字になってしまうだけに、入着する手応えが無ければ遠征はしないのが普通。

初騎乗の不安はあるものの、荻野琢真騎手と同期の藤岡康太騎手がこの馬の主戦だったことで、クセなどはキッチリヒアリングしているそうだ。

メインレースではない一鞍のために遠征する荻野琢真騎手、騎乗するジューンクエスト、注目したくなる!


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