東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2025年02月08日]

【東京新聞杯&きさらぎ賞】寒さも和らぐ会心の的中を!

寒気はがまんできるが、風は吹かないでくれ、と思う今日このごろ。寒いときには、帽子をかぶって耳までかぶせれば、少しは心地よくいられる。ついでに聞きたくないことも聞こえなければいいが、意外な出来事がおこって、心身ともに疲れてしまう。

「ガザを米国のものにする」というトランプの発言などを聞くと、「前近代の独善的な為政者はあんなだったのだろう」と思ってしまうのは歴史家たる本村の思いこみだろうか。

トランプを優れた指導者として仰いでいる米国民がいることを、どう考えればいいのだろうか。馬券の当たり外れなら答えは出るが、「強制移住」がどんな結果をもたらすかには歴史の事例には多種多様としか言いようがない。概して言えば、あまり良い結果は少ないのだが。

東京新聞杯

口撃機関銃ヤマさんは、前走1600m未満組は見切りらしい。人気薄の先行馬に注目して⑱セオが本命らしい。大外がどうでるか、見もの。相手本線は、⑫ウォーターリヒト、④ボンドガール、⑦ブレイディヴェーグの3頭で、馬連・3連複・3連単でいくという。

ギャンブル狂師ミノ先生は、ここ3戦とも上り最高の⑫ウォーターリヒトを狙うという。穴党専科のマスタージュンは、キング姐さんと相性抜群の①サクラトゥジュールに注目して2連覇を狙うという。

きさらぎ賞

ヤマさんは、京都の芝1800mで2着1着、超良血馬⑥ショウヘイに気があるらしい。

ミノ先生も、1800m好走の⑥ショウヘイに注目。

マスタージュンさんは、人気薄の⑤エリカアンディーヴに注目。

さてさての吾輩だが、東京は末脚抜群の⑥オールナットに人気でも豊騎乗の④ボンドガールが合いそうだ。

京都は、マスターと同じく⑤エリカアンディーヴに大谷君を思わせる⑥ショウヘイが来てくれるなら、寒さも和らぎそうだ。


東京新聞杯
④-⑥ ワイド1点で勝負する

きさらぎ賞
⑤-⑥ ワイド1点で勝負する

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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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