東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2021年07月24日]

【アイビスSD】G1にしてもらいたい迫力!

東京オリンピックが始まった。賛否両論があろうが、動き出したからには応援するしかないだろう。オリンピックの花形のひとつは、なんといっても100m競走の決勝である。メインスタンドの競技場の直線100mをひたすら全力で疾走する。そのレースは来週の8月1日(日)の楽しみにして、競馬ファンは一足早く同じ感激を味わえるかもしれない。新潟直線1000mの頂上決戦である。アイビスサマーダッシュはこの条件のレースでは唯一の重賞であるから、今はG3だが、いずれG1にしてもらいたい迫力が感じられる。

もっぱらテレワーク通信で酒抜きの居酒屋「青夷」の競馬常連組だが、口撃機関銃ヤマのデータ分析によれば、短距離オープン連対実績、6歳馬以上不利、大外有利はほとんど絶対らしい。そこで、3歳牝馬の7枠⑭オールアットワンスが浮上し、しかも軽量51キロでもあり、勝ってくれといわんばかりの条件らしい。相手本線は⑫ライオンボス、⑧タマモメイトウで、馬連・3連複・3連単で勝負するという。ギャンブル狂師ミノ先生は、同じ3歳牝馬の軽量51キロでも隣の⑮セピアノーツが人気薄で狙い甲斐があるという。しかも、夏の芦毛、新潟1000m勝利実績あり、菜々子、同一厩舎の2頭出しとくれば、これも好走必須。ワイドと複勝で買うらしい。穴党専科のマスターは大外有利に気をとられすぎて内枠の馬を軽視するのは愚策というから、持ちタイムのいい人気薄2枠③ヒロイックアゲンが狙い時で、人気馬数頭にワイドで流すという。

吾輩もヤマ推薦の⑭オールアットワンスとミノ先生推薦の⑮セピアノーツで迷うところだが、休養明け2戦目が魅力の⑭オールアットワンスを狙う。相手は追い込み馬なら枠は不利ではないし、なにしろ上がり33秒台の切れ味のいい⑧タマモメイトウが良さ気である。突然(all at once)の名刀(メイトウ)の太刀さばきが見ものである。


アイビスサマーダッシュ

⑧-⑭ ワイド1点で勝負する

⑧-⑭ 2頭軸で3連複総流し14点で遊ぶ


オススメ!
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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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