東京大学名誉教授が射抜くワイド1点

[2021年12月04日]

【チャンピオンズC】実力馬の〇〇に注目!

わが家の自慢は、南のベランダから西南方向に富士山が見えること。空気の澄んだ冬空には鮮やかに華麗な富士山が浮かび上がる。それと同じように晴れ晴れとした気分にしてくれたのがJCのコントレイルの圧勝だった。レース後メディア関係者と酒宴をする約束があったので、入場制限でレースを観戦できない身だから、東京競馬場の西正門の脇に並ぶ居酒屋の一軒でテレビ観戦をした。酒を飲み皿をつまみながらの観戦だから、酒も会食もできない競馬場内よりもよっぽどいいと負け惜しみでなぐさめながらの居酒屋観戦。同じ思いの競馬ファンは大勢いて、居酒屋内は仲間連れの競馬ファンであふれていた。やがてコントレイルが抜け出してきたとき、居酒屋内の万来の拍手は圧巻であり、一生忘れがたい思い出になるにちがいない。

さて、混戦模様のチャンピオンズC。データ派の口撃機関銃ヤマは、クロフネ産駒の①ソダシは血統的にはダート適正でも、いきなりダートG1はどうかと懐疑的らしい。ダート重賞勝利実績は絶対条件だとか。⑥テーオーケインズか⑨オーヴェルニュか迷ったあげく、⑥にしたらしい。なにしろ公営競馬の最高峰・帝王賞の優勝馬だから、なおざりにはできない。相手は中京ダート3戦3勝の⑨と昨年のチャンオンズCの覇者⑬チュウワウィザードを厚めに、ほか2頭もからめて、馬連・3連複・3連単で狙うという。

ギャンブル狂師ミノ先生は、7歳馬でも④インティを狙い、複勝と①と⑬を拾って、馬連・ワイドでいくらしい。穴党専科のマスターは、前走・みやこSの勝ち馬⑮メイショウハリオを狙うらしい。じっくり構えて末脚にかけてほしいとか。ワイド総流しで勝負するという。

ところで、やはり重賞勝ちのある実力馬の休養明け2戦目に注目して、⑥テーオーケインズ⑨オーヴェルニュを狙ってみる。堅実な馬券かもしれないが、①ソダシを外すのは多少は冒険でもある。馬券が紙で買えるなら、彼女の単勝を100円買って記念馬券にしたいものだ。

チャンピオンズC

⑥-⑨ ワイド1点で勝負する

⑥-⑨ 2頭軸の3連複総流し14点で遊ぶ


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『ワイドの凌』よりひと言

昭和の「エースの錠」が拳銃を片手にのさばってから半世紀が流れた。平成を経て令和の世は馬券を片手に「ワイドの凌」でいきたい。狙い目はできるだけ少なく、基本はあくまでワイド1点勝負。ワイドは当たり馬券が3つもあるのだから、的は見えやすい。馬券は手を拡げると、あの馬も買っておけばよかったと悔やまれる。できるだけ狙い目を絞れば、そんな後悔もせずにすむ。人生は短いのだから、ストレスをかかえこまず、心ゆたかに競馬も馬券も楽しむこと。それがこの世界で長生きする秘訣である。

本村 凌二

1947年5月1日、熊本県八代市生まれ。
東京大学名誉教授。
専門は古代ローマの社会史。専門の近著に『ローマ帝国人物列伝』『一冊でまるごとわかるローマ帝国』

「もし馬がいなかったら、21世紀も古代だった」という想念におそわれ書き起こした『馬の世界史』が2001年JRA馬事文化賞を受賞。その他の競馬関連の近著に『競馬の世界史 - サラブレッド誕生から21世紀の凱旋門賞まで』(中公新書)。20世紀のペンネームは本村雅人。

ハイセイコーが出走した1973年の第40回東京優駿日本ダービーから、第57回を除き、毎年東京競馬場でライブ観戦するなど、日本の競馬にも造詣が深い。
夏から秋にかけてはヨーロッパで過ごす事が多く、ダンシングブレーヴが制した、あの伝説の凱旋門賞や、タイキシャトルが勝ったジャック・ル・マロワ賞。また、シーキングザパールが日本調教馬として初めて海外GI競走を制したモーリス・ド・ギース賞などをも現地でライブ観戦している。競馬と酒をこよなく愛する、知る人ぞ知る競馬の賢人。

伝説の凱旋門賞
勝ち馬ダンシングブレーヴの他、ベーリング、シャーラスタニ他、JCにも参戦した鉄女トリプティク、そして日本ダービー馬シリウスシンボリも含め出走馬15頭中11頭がGI馬という当時としては最強のメンバーが集結したレース。そんな好メンバーの中、直線入り口最後方から全馬をまとめて差し切り勝ち、しかも当時のコースレコードのおまけ付だった。

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