馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

エルムステークス
クセ馬はまかせろ!

カレンダーは今週から8月、夏競馬も佳境に突入する。

今週は新潟でレパードステークス、札幌でエルムステークスと、ダートの重賞が2鞍組まれている。

どちらもなかなかの混戦ムードだが、エルムステークスで注目なのは…

前走が13着大敗、前々走は昨年のこのエルムステークスで大きく遅れた最下位の大敗、まして今回は8カ月振りの休み明けとあっては、恐らく人気は無いアメリカンシード、しかしこれはちょっと注目してみたい1頭だ。

というのも、そもそも昨年の1番人気馬、この1年で2走しかしておらずこの評価の落ちっぷりは馬券的にまずは注目だろう。

3歳秋にダートに矛先を変えてから3連勝でオープン入りを果たし、その勝ちっぷりも圧勝続きで、一時は「ダート界の新星」と目されていたこの馬。

ゆえに昇級戦のマーチステークスでも単勝1.4倍の圧倒的指示を集めていた。しかも、続けて手綱を取っていたルメールが、マーチステークスの日は中京でG1高松宮記念があるにも関わらずこの馬に騎乗していた。それだけアメリカンシードの能力を高く買っていた証でもあった。

ところが、キャリアの浅さか気の悪さか、アッサリと大敗を喫してしまった。

しかしながら続く平安ステークスでは、2着に敗れてしまったものの自らハイぺースを作り出し逃げ粘るという、改めて能力の高さを感じさせる走りを見せた。

それもあって、昨年のエルムステークスでは1番人気に推されていた。

結果は前述通り最下位の大敗。しかしこれは鼻出血が影響したもので、決して能力で負けたわけではない。

続く師走ステークスは、1000m通過59秒5という暴走気味のハイペースを演出してしまい自滅してしまったが、これも決して力負けでは無い。

まだ気持ちのコントロールが効かない面や、鼻出血の影響の心配はあるものの、この中間は「敢えて馬体を絞る」調整を課し、直前の函館では470キロ台まで絞り込んでいるという。

そもそも、中間に天保山ステークス、プロキオンステークスと2回も除外され、それだけ仕上がりも進んでおり、8カ月振りのレースでもむしろ走れる状態にあると言っていい。

鞍上は柴山騎手。もともと武豊騎手が手綱を取る予定だったのだが、ウェルドーンが予定していたブリーダーズゴールドカップに入れず急遽ここへ回ってきた関係で、オーナーサイドの意向で柴山騎手が選ばれた。

柴山騎手にとっても、久しぶりに重賞で有力馬に騎乗。オーナーサイドの恩にも是が非でも応えたいところだろう。

癖馬の扱いには長けているベテラン騎手、もし勝てれば2017年の函館記念以来の5年ぶりの重賞制覇となるが、その可能性は十分あるだろう。

アメリカンシードと柴山騎手の走り、とにかく注目してみたい。


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