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馬券情報・最前線(栗東編)

関西の事情通が思惑の真相に迫る！

真夏の祭典、札幌記念が終わり夏競馬も終盤、今週はその札幌で、夏の終わりを知らせるWASJ(ワールドオールスタージョッキーズ)が開催される。

昨日もお伝えしている通り、海外ジョッキーのゲスト、そして川田騎手・ルメールを始め国内のトップジョッキーが今週の札幌競馬場に集中する。ゆえに、札幌競馬場での騎乗馬の確保が激戦になるため、他の開催場へ遠征するジョッキーも多い。

しかし、WASJには参戦しないにも関わらず、そんな激戦の札幌に逆に遠征してくるジョッキーがいる。

土曜は小倉で騎乗する和田竜二騎手だ。

その土曜の小倉では、1Rから障害戦の8Rを除き10Rまで連続騎乗するように、日曜も小倉で騎乗していれば依頼は間違いなく多くなっていたであろう人気ジョッキー。

こんな週末の札幌なだけに、如何に人気ジョッキーとあってもこの日は3鞍のみの騎乗。しかし、それでも遠征するだけものモノを感じている。

そう、メインのキーンランドカップのシゲルピンクルビーだ。

前走の函館スプリントステークスも、もちろん期待の遠征ではあったのだが、洋芝でのレースにも関わらず1000m通過55秒2という速い流れ、好位のポジショニングだったが追走に脚を使ってしまい10着に敗れてしまった。

今回は開催6週目の札幌、先週でも時計がある程度掛かっていた様に。前走からは時計2つくらいは遅い流れになるだろう。

シゲルピンクルビーにとっては、前走とは馬場適性に雲泥の差があり、今回は大きな前進が期待できる。

もちろん、和田騎手もそういう思いだろう。

ましてこの馬には思いが強く、結果に拘る騎乗を魅せてくれるはずだ。

前走の大敗で人気を落とすと思うが、この和田騎手とシゲルピンクルビーの走りには注目したい！


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