馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

紫苑ステークス
本番を睨む走りに注目!

長い夏のローカル競馬も終了し、今週より関東は中山、関西は中京と主要競馬場での開催になる。

土曜日の中山では、さっそく秋を感じさせる重賞、秋華賞トライアルの紫苑ステークスが行われる。

重賞に格上げされてから過去6年、フルゲートの年が4回、残る2回も16頭・15頭と、トライアルらしく多頭数で行われることが多いかったのだが、今年は12頭と落ち着いた頭数で争われることになった。

その要因には、オークス2着のスタニングローズと、2歳牝馬チャンピオンのサークルオブライフの存在があるからかも知れない。

3着までに優先出走権が与えられるが、その3議席中、先の2頭で2議席が埋まる可能性が高いという見立てだろう。

中でもスタニングローズは、前走の優駿牝馬オークスでは、展開の助けや漁夫の利と言った偶発的に恵まれた結果ではなく、自ら勝ちに行く強い競馬をした上での2着。世代トップクラスの牝馬に間違いなく、ここは注目の復帰戦になる。

フラワーカップを勝ち、オークスでも賞金加算しているため優先出走権を得なくても秋華賞への出走は叶う立場、ゆえにここは本番を見据えての叩き台ではあるものの、夏を越してひと回り大きく成長を見せ、恥ずかしい競馬は出来ないという仕上がり。まともな競馬ならまず勝ち負けしてくれるだろう。

鞍上には、こぶし賞で手綱を取り勝たせた坂井瑠星騎手が抜擢された。

最近、ノーザンF関連馬の若手の主戦とも言える存在になっている坂井瑠星騎手。

有力馬に起用されることも多くなり、注目のジョッキーの一人。

ただ2週前、札幌で開催されたWASJの裏でルメールや川田騎手ら有力騎手の空きを埋めるために、新潟へ遠征しノーザンF関連馬の有力馬に多く騎乗したが、ライティアとルージュラテールで勝利を挙げたものの、肝心のメインのスレイマンとアイスグリーンが、ともに1番人気で11着と5着と敗れてしまった。

そんな経緯があるだけに、今回のこの起用には期するところがあるようだ。

聞くところによると、一応本番の秋華賞とセットでの騎乗予定のようだが、結果が出なければすぐ乗り替わりというのも珍しくないのが今の競馬、ゆえに、キッチリ結果を出して本番に向かいたいと思うのは当然のこと。

本番を見据えたレースには違いないが、坂井瑠星騎手が乗るスタニングローズの、その本番を睨む走りには注目してみたい。


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