馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

菊花賞
春のデキが戻り反撃必至

日曜日はいよいよ牡馬三冠最終戦の菊花賞。ご存知の通り、今年はダービー馬ドウデュースが凱旋門賞へ、皐月賞馬ジオクリフと皐月賞・ダービー2着のイクイノックスは秋の天皇賞へ駒を進めクラシック連対馬の出走がなく、加えて菊花賞出走馬中でダービー最先着のアスクビクターモアがトライアルのセントライト記念でクラシック不出走のガイアフォースに敗れ、神戸新聞杯はクラシック大敗のジャスティンパレスが勝利し、新興勢力の台頭もあって非常に混戦ムードが漂っている。

そんな中で注目してみたいのは…

新興勢力ではなく、日本ダービーで5着だったプラダリアだ。

そのダ―ビ―は、5着とは言え、未勝利を勝って即青葉賞へ挑み快勝、その勢いで押せ押せで使って来ていたところもあった。それを考えれば、そもそもこの時点でアスクビクターモアと五分かそれ以上の評価もできるというもの。

ただ今回、評価が一気に下がっているのは、秋の始動戦となった前走の神戸新聞杯で見せ場無く8着と敗れてしまったところにある。

しかしその神戸新聞杯には、れっきとした敗因がある。

この馬には調教でも跨ることの多い主戦の池添騎手、前走ももちろんレース当週の調教でも跨っていたが、「まだ体が緩い、気持ちも出来ていない…」と、実は仕上がり状態に不満を持っていた。

では今回は…?

そう、今回は一度レースを使った事で一変し

「前回とは全然違う!春の状態に戻ってきている!」

とかなりトーンアップしている。

そもそも神戸新聞杯の時、鞍上の池添騎手にはオールカマーのヴェルトライゼンデの騎乗依頼もあった。

クラシック三冠全てで手綱を取り、ダービーでは3着だった昨年の相棒、その騎乗依頼を断ってプラダリアの神戸新聞杯に騎乗していた経緯がある。

そう、それだけプラダリアに可能性を感じているからだ。

トライアルはよもやの大敗を喫したが、上記の様に敗因ははっきりしており、叩いて一変している今回は青葉賞やダービー当時のようなパフォーマンスを魅せてくれるはず。このプラダリアには期待せずにはいられない!


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