うまスクエア

馬券情報・最前線(栗東編)

関西の事情通が思惑の真相に迫る！

日曜日東京のメインはG1ヴィクトリアマイル。

上半期の古馬牝馬NO1を決める一戦に、今年は相応しい好メンバーが揃った。

昨年の勝ち馬ソダシ、昨年の安田記念の勝ち馬ソングラインの5歳のG1馬2頭に、昨年の3歳世代2冠馬スターズオンア－ス、秋華賞を勝ったスタニングローズ、その2頭と3冠レースで凌ぎをけずったナミュールなど、対決が非常に楽しみなメンバーが揃った。

そんな中で特に注目したいのが…

まだG1勝ちの無いナミュールだ。

このナミュールが初めてのG1挑戦となったのが阪神ジュベナイルフィリーズ。当時、1番人気に推されたものの出遅れが響き4着までだった。

昨春の桜花賞では、ここでも出走していたスターズオンアースを差し置き1番人気に推されていた。

結果は桃色帽子の外枠が響き10着に敗れてしまった。

しかし続くオークスでは地力を見せ3着、さらに秋華賞2着、エリザベス女王杯でも5着と、いつG1を勝ってもおかしくない能力があることは示して来た。

これまでマイル戦を6戦し、3勝2着1回の4連対、その内3回が左回りでのもの。そう、今回の東京芝マイル戦は、この馬にとって絶好の舞台だ。

まして取りこぼした2戦は、前述の阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞ででれっきとした理由がある。

マイル適性は非常に高く、今回はいよいよリーチが掛かったと言えるだろう。

前走の東京新聞杯は2着だったものの、これは過去の東京新聞杯で、最も速い決着となったレース。2着の時計でも過去最速で駆け抜けており、評価を下げる内容ではない。

まだ体質が弱く、目一杯のケイコが出来ない弱味はあるものの、それでいてここまで結果を出しており、まだまだノビしろがある事に驚くというもの。

本当にここで勝つようならば、この先さらに化けていくのが楽しみでならない。

人気はソダシやスターズオンアースに譲ると思うが、最も注目なのはこのナミュールで間違いない！


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