馬券情報・最前線(栗東編)
関西の事情通が思惑の真相に迫る!
安田記念
乗り替わりの采配がここで実る
日曜日は上半期のマイル王を決める
安田記念。
フルゲート18頭中G1ウイナーが10頭、残る8頭中マイル重賞勝ち馬が6頭、そして残る2頭のガイアフォースとレッドモンレーヴはともにG2勝ち馬と、好メンバーが揃い上半期のマイル王を決めるに相応しい見応えある一戦となった。
話題の中心は、アイドルホース・
ソダシとその担当である今浪厩務員。
過去にはゴールドシップも担当した名物厩務員の今浪厩務員が、今月末で定年を迎える。
そのため、この春は何としても勝たせるためにヴィクトリアマイルではダミアン・レーンを起用したところもある。
しかし、残念ながら僅かに勝利には届かなかった。
そこでラストチャンスの今回は川田騎手を起用、有終の美を飾れるかどうか、このアイドルホース・ソダシに話題は集まっている。
一方で、勝たせるために乗り替えたものの勝てていないという馬と言えば…
ソウルラッシュもそんな1頭だ。
昨年の安田記念では、1勝クラスから4連勝で重賞制覇し勢いに乗って参戦。ただレースでは、直線行き場を失い脚を余してのゴールとなってしまった。
この1回で浜中騎手は乗り替わりとなってしまったのだが、勝たせることを使命に任されたのが松山騎手だった。
ただ、その後富士ステークスで2着惜敗、マイルチャンピオンシップでは4着、そして前走のマイラーズカップ3着とまだ勝てていない。
手綱を取って4戦目、G1挑戦も2回目となる今回は、是が非でも結果を出したいところだろう。
そもそもマイルチャンピオンシップでは、横綱競馬で力で勝ちに行ったのだが、結果的にはそれが仇となって4着に敗れてしまったが、内容的には勝ち馬と遜色なく、いつG1を勝っても不思議ない存在。
前走のマイラーズカップは、本番を見据えた叩き台で馬体重が示す通りプラス8キロでの出走。
今回は調教後の馬体重発表で既にマイナス2キロと、この後の輸送を考えれば絞れて丁度良くなる計算。
緩い馬場での好走実績もあり雨も歓迎のクチ。ここは本当にチャンスだろう。
ソダシ・今浪厩務員のラストG1も注目だが、このソウルラッシュと松山騎手にもぜひ注目してみたい。
コチラも注目
【平井雄二のBe The Winner】安田記念・混戦こそシンプルな発想で攻略!買い目に入れたい推奨馬2頭!