うまスクエア

馬券情報・最前線(栗東編)

関西の事情通が思惑の真相に迫る！

2週前には紫苑ステークス、そして先週はローズステークスとセントライト記念、3歳三冠最終戦のトライアル真っ只中、今週は菊花賞トライアルの神戸新聞杯が行われる。

ここまでの結果を鑑みると、菊花賞出走は収得賞金1500万円の3勝馬がボーダーになりそう。ゆえに、900万円の2勝馬ではまず出走は不可能となっている。

ゆえに、この神戸新聞杯に出走している収得賞金900万円組は、是が非でも3着以内の優先出走権が欲しいところ。

そんな中で注目してみたいのが…

先日の札幌の長距離戦で2勝目を上げたばかりのモンテデュオだ。

まだ2勝クラスの身ではあるものの、重賞は春の青葉賞で経験している。結果は8着だったが、18頭中18番枠という大外枠でポジションが取れず、かなり不利なレースとなりながらもコンマ4秒差、決して力負けという内容ではなかった。

鞍上の池添騎手も、この時点でかなりの可能性を感じていて秋を楽しみにしていた。

函館の復帰戦では、休み明けもあって5着と敗れたものの、一回使った前走はしっかり勝利を挙げここへ挑んできた。

池添騎手といえば、先週のセントライト記念では、春は皐月賞・日本ダービーとともに挑んできたヴィクティファルスに騎乗、結果は5着も本番に向けて考えれば上々の内容だった。

普通はそのまま本番でも騎乗するところだろう。しかし実際は「今週の結果を見てから」と騎乗馬を決めずに保留している。

それほど、モンテデュオに可能性を感じ、そして成長している手応えもあるのだろう。

ここはダービー馬シャフリヤールをはじめ、3着馬ステラヴェローチェ、青葉賞を勝ったワンダフルタウンや2着キングストンボーイなど世代上位馬が揃い、推し量るにも丁度いいレースだろう。

ここで優先出走権を獲るならば、本番でも惑星になり得るかも知れない。

とにかくモンテデュオと池添騎手の走りには注目してみたい。


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