馬券情報・最前線(栗東編)

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関西の事情通が思惑の真相に迫る!

菊花賞(G1)
勝ちに拘ったシビアな采配

いよいよ日曜日はクラシック3冠最終戦の菊花賞

ご存知の通り、皐月賞馬もダービー馬も出走しない今年、ゆえにその2冠でともに3着だったステラヴェローチェが、トライアルの神戸新聞杯も勝利した事で主役に躍り出て、どうやら1番人気に推されそうな雰囲気。

ただそのステラヴェローチェが人気になるのならば…

ダービーでは11着に敗れたものの、前走の神戸新聞杯ではあわやの2着と好走したレッドジェネシスの方に成長を感じ、食指が動くというもの。

もともと、トモが緩く本当に良くなってくるのは秋以降だろうと言われていたのだが、そんな中で京都新聞杯を勝った。

その勢いでダービー参戦も、そこは完成度の差もあり大敗も致し方ない。

それが、前走の神戸新聞杯では、春は歯が立たなかったステラヴェローチェに迫る2着。夏の間の成長を見てとれた。

管理する友道厩舎は、芝の中距離以上で断然の実績を挙げているが、この菊花賞は一昨年の2019年にワールドプレミアで勝利を上げ、その前年の2018年はエタリオウが2着、ユーキャンスマイルが3着、さらにその前年の2017年もポポカテペトルで3着と、菊花賞好走のノウハウも蓄積している。

このレッドジェネシスも、まさにソレのようだ。鞍上にも川田騎手を確保。神戸新聞杯はオールカマーでレイパパレに騎乗するため乗れず、替わって藤岡康太騎手が手綱を取ったが、非常に巧く乗っての2着なだけに続投も十分ある中で、それでも川田騎手を確保する辺りに、勝ちに拘ったシビアな采配が見て取れる。

人気はステラヴェローチェだとは思うが、走りはこのレッドジェネシスの方に注目してみたい。


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